クリスマスが近づくと、プレゼントとして、ポインセチアをもらう人は、多いです。毎年、新しい品種が生まれ、クリスマスが近づくと、お花屋さんも賑わっています。
折角もらったポインセチアですので、長い間、花を楽しみたいです。しかし、ポインセチアの上手な育て方を、知っている人は、少ないかもしれません。
もらったばかりのポインセチアを、枯らしてしまった経験のある方も、多いかもしれません。
いつまでも、ポインセチアを見て楽しむためにも、上手な育て方を、覚えていきましょう。
ポインセチアをもらったらすべきことは
ポインセチアを贈り物として、もらったら、すべきことは、最初に、セロファンなどの飾りを、外してください。
クリスマスらしい飾りが、付けられていますが、これらは、ポインセチアの生育の邪魔になります。
ポインセチアは、乾燥した環境を好みます。セロファンなどの飾りが、「蒸れ」の原因となります。
風通しの良さが、「蒸れ」を防ぎます。セロファンなどの飾りが、その邪魔をするのです。
次にすべきことは、害虫が、ついていないか、確認してください。葉の裏などに白い小さな虫が、ついている場合があります。
1~2mmくらいの虫が、良くポインセチアについています。オンシツコナジラミや、アブラムシです。
これらの虫は、樹液を吸って、ポインセチアを弱らせていきます。
見つけ次第、柔らかいブラシで取り除くか、粘着テープで捕まえてください。
これらの虫も、乾燥が嫌いです。この為にも、飾りを外してしまうことが、大切になります。
もう一つは、急激に温度を、上げ下げしないことです。ポインセチアは、温かい環境が好きですが、いきなり、温かい所で保管するのは、やめてください。
急激な温度差で、ポインセチアが、弱ってしまいます。寒さにも弱いのですが、急に温かくするのも、良くないです。
ポインセチアの冬の育て方は
クリスマスを代表する花、ポインセチアの、冬の育て方を、見ていきます。
ポインセチアの原産地は、メキシコです。熱さと、乾燥には、とても強い植物です。その為、気温10℃以下になりますと、枯れてきます。
冬は室内で、育てる必要があります。ただし太陽の光が大好きですので、窓辺の太陽が良く当たる場所に、置いてください。
窓辺は、夜冷えますので、夕方には、段ボール被せたり、場所を移動するなど、してください。
乾燥も大好きですので、水を与えるタイミングも、重要です。基本は、鉢の土が乾いてから、たっぷり水を与えてください。
土の表面が、乾いてからではなく、内部まで乾いてから、水を与えるのが、ポイントです。
鉢を持ち上げて、軽くなっていれば、内部まで、乾燥しています。いつまでも、土が湿っていると、根腐れを起こして、枯れてしまいます。
水を与える時の方法として、ポインセチアに直接、水がかからないようにします。直接、水がかかると、ポインセチアが冷えてしまいます。
水を勢いよく、与えると、土が掘られていき、これも根を傷める原因になります。
ポインセチアに直接、かからないように、ゆっくりと、水を与えてください。
ポインセチアが急にしおれたら
上記で、紹介したような管理をしていても、急にポインセチアがしおれた時、どうすればいいでしょう。
しおれた原因としては、暖房機器の温風が直接、当たっているときがあります。
直接、温風を当てると、熱すぎて、しおれていきます。すぐに場所を、変えてください。
陽当りの問題も、あります。場所によっては、朝は、太陽が良く当たっていても、昼から、午後は、太陽が当たっていない場合があります。
レースのカーテン越しで、日差しが弱いところも、良くありません。直接、日光が当たる場所に、移してください。
水の与え方に注意も必要です。土は乾燥していても、鉢皿に水が残っており、鉢の下の方が、湿っていることもあります。
鉢皿の水は、必ず、捨ててください。また、水を与える時間も大切です。夕方にあたえると、気化熱と、夜の寒さで、根が弱っていき、しおれてしまいます。
水を与えるのは、朝か、午前中に行ってください。それも、冷たい水より、常温くらいの水がいいです。
虫がついていないかも、もう一度、確認してください。虫は、葉の裏側にいて、見つけにくいです。こまめに、探してみてください。
そして、速めの駆除が、大切です。
まとめ
もらったポインセチアを、長く楽しむための、管理の仕方を紹介してきました。
温度管理と、乾燥させることが、特に大切です。冬は、ポインセチアの休眠期ですので、肥料なども、与えなくて、大丈夫です。
上手く育てていくと、春まで元気で、育てることができます。春を迎えたら、屋外で育てることも、可能です。
熱い気候が好きな、植物ですので、夏の暑さで、ドンドン成長していきます。
日本も熱いので、ポインセチアは、驚くほど、成長していきます。夏に、大きくなっていく、ポインセチアを見る為にも、冬の管理を、しっかりしていきましょう。
毎日、ポインセチアの様子を、見てあげる事が、管理において、一番大切です。
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