かぼちゃの植え方でプランターに種まきする時の時期や種の植え方は？

夏野菜の一つにかぼちゃがあります。

かぼちゃは家庭菜園でも作りやすく、家庭で食べるためなら、ほうっておいても一定の収量も得られます。

家庭菜園などでかぼちゃ栽培をする際にはある程度広い場所が必要と思われがちですが、かぼちゃはツルが伸びていく植物で株の部分は比較的小さく、プランター栽培も可能です。

かぼちゃの植え方でプランターに種まきする時の時期や種の植え方について解説していきます。

参考にしていただき、おいしいかぼちゃの栽培に挑戦してみてください。

かぼちゃの植え方でプランターの場合

かぼちゃの植え方でプランターの場合にはどのようにすればよいかについて解説していきます。

かぼちゃをプランターで栽培する際には、比較的大きめのプランターを準備しましょう。

株が一つの場合には、大きめの丸形でも大丈夫ですが、横長のプランターを使用してもよいでしょう。

丸形でも横長でもよいのですが、深さは５０ｃｍ以上で一株あたり

３０ｃｍ四方程度以上のものを準備しておくとよいでしょう。

ベランダなどで育てる場合には、枝をベランダに広げてもよいのですが、支柱をうまく使うと、スペースを使わなくてよいでしょう。

プランターには専用の支柱のあるものや、支柱を立てる穴が開いているものもあるのでうまく活用しましょう。

プランターに入れる土は、ホームセンターや園芸店などで販売されている、野菜用の土や培養土などを使うことをおすすめします。

ｐＨ調整などもされており使いやすいのが特徴です。

販売されている土には、元肥が入っているもの、いないものがあるので、袋の説明書をよく読み、必要に応じて肥料も準備しましょう。

肥料の入っているものを購入するほうが、肥料の混合比率などを考える必要もないのでおすすめです。

鉢底石が必要なプランターもあるので、購入し準備しておきましょう。

かぼちゃの種まきの時期は

かぼちゃの種まきの時期について解説していきます。

かぼちゃが発芽するのに向いた温度は２５度から３０度、生長するのに適した気温は、２０度から２８度くらいとなっています。

１０度以下の気温になると生長が止まってしまい枯れてしまうこともあるので、種まきの時期は十分考えるようにしましょう。

特に遅霜などには注意が必要となります。

気温から考慮すると、暖かい地域なら３月の初めから４月の終わりころ、一般地と言われる地域であれば、３月なかばから５月のなかばまで、寒い地域なら４月のなかばから６月初めになります。

ただし品種によって少しずつ時期は異なるので、種の袋の裏の情報もよく確認しましょう。

３月初めに種を植えると６月くらいに、４月に種を植えると７月くらいには収穫できるようになります。

種まきに適した期間は比較的長いので、種まき期間に入ってから、種やプランターを準備しても十分間に合います。

一般地であれば、ゴールデンウィークの休みを利用して種まきを行ってみるのもよいでしょう。

ゴールデンウィークは、ほかの野菜の定植の時期でもあるので、収穫できる野菜のバランスなども考えて植えてみるようにしましょう。

種まきの期間を逸してしまうと、かぼちゃはそれなりに生長しますが、株の生長が十分ではなく、小さなかぼちゃしか収穫できなかったり、収量が減ってしまうことがあります。

かぼちゃの種の植え方は

かぼちゃの種の植え方について解説していきます。

まず種を植える場所を準備しましょう。

プランターを準備し、必要に応じて鉢底石をプランターの底にまんべんなく敷き詰めます。

その上に野菜用の土や培養土などを入れますが、プランターの上端面から３ｃｍ下まで土を入れ、表面を平らにならしましょう。

プランターに種をまきますが、横幅６０ｃｍ程度のプランターの場合には二株分植えることが可能です。

おおむね３５ｃｍ程度の間隔をあけ、一か所に４粒程度かぼちゃの種をまきましょう。種をまく場所は１cm程度へこませてもよいですが、へこませずそのまままいても大丈夫です。

種をまいたら土をかけますが、土をへこませた場合には、へこみ部分がなくなる程度、へこませずにまいた場合には１ｃｍ程度盛り上がるように土をかけます。

種をまいたらプランターの底から水が流れるまでたっぷりと水やりを行います。

かぼちゃは寒さに弱く発芽温度も高いので防寒対策をしておくと、発芽の促進と遅霜対策に有効です。

種をまいたら寒冷紗やホットキャップ、ポリフィルムなどで覆っておくとよいでしょう。

プランター用の専用の防寒対策セットなども販売されているので、購入したプランターサイズにあうものを準備すると良いでしょう。

まとめ

１．かぼちゃの植え方でプランターに種まきする時の時期や種の植え方は？

かぼちゃの植え方でプランターに種まきする時の時期や種の植え方について解説していきます。

２．かぼちゃの植え方でプランターの場合

大きめのプランターを準備し、支柱を使用するとスペースを広くとる必要がないのでよいでしょう。

ホームセンターなどで販売されている野菜用の土や培養土を用い、必要に応じて肥料も準備するとよいでしょう。

３．かぼちゃの種まきの時期は

かぼちゃの発芽温度に適した温度は２５度から３０度、生長の適温は２０度から２８度くらいで、１０度以下になると生長がとまります。

気温から考慮すると、暖かい地域なら３月の初めから４月の終わりころ、一般地と言われる地域であれば、３月なかばから５月のなかばまで、寒い地域なら４月のなかばから６月初めになります。

ただし種類によって少しずつ異なるので、袋の裏などをよく確認しましょう。

４．かぼちゃの種の植え方は

プランターの上端から３ｃｍくらいまで土を入れ、一か所に４粒程度の種をまき、土をかぶせた後たっぷりと水を与えます。

かぼちゃは寒さに弱く、発芽温度も高いので防寒対策をしておくと発芽の促進と遅霜対策に有効です。