枝豆の花が咲かないのはどうしてなのでしょうか。
せっかくつぼみがついて、
枝豆の収穫を期待したい時に、
花が咲かないなんてこれでは本当にがっかりですよね。
ここでは枝豆の花が咲かない原因や、
対策方法を紹介していきたいと思います。
また枝豆の花が落ちることの原因や対策も、
是非ここで知っておきましょう。
また、枝豆の花が枯れるということもあり得ます。
しっかり花を咲かせて、しっかりと莢をつけさせるために、
花を枯れさせるのは避けたいですね。
対策法を一緒に見ていきましょう。
私は枝豆栽培キットで枝豆を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
枝豆の花が咲かないのはどうして?対策方法ってあるの!?
枝豆の花が咲かない原因で結構ありがちなのが、
「肥料と水のあげ過ぎ」であることです。(良かれと思ってついついあげ過ぎていることが多いです)
肥料の中に含まれるチッソ成分は、植物の成長には欠かせないものです。
しかしそれが多すぎると、俗にいう「ツルぼけ」を起こします。
葉っぱや草丈だけが生長しまくってしまい、肝心の花や莢がつかないといった状況になってしまうのです。
枝豆はそんなに肥料を必要としません。
何故なら枝豆は「根粒菌」といって、根っこの部分に微生物を飼っていて
そこからチッソを供給してもらっているというシステムを備えているのです。
培養土を使って栽培しているなら、肥料をあげるならつぼみがついたタイミングとかで全然大丈夫なのです。
水をあげ過ぎていると思ったなら、水をあげることを単純に控えればOKです。
もともと枝豆は種まきのときから多湿が嫌いです。水は乾いていたらあげるくらいでOKです。
ただし肥料の方は、あげ過ぎてしまった場合は最早回収は困難です。
固形肥料であれば、まだ残っているならまず肥料を取り除いて、肥料が乗っていた土のあたりを少し取り除き、土を足します。
しかしこれでも完全に回収したわけではなく、肥料のやりすぎを少しでも薄めるという意味しかありません。
液肥の場合は効きが早いですが、長続きしないという面もあります。
そこに期待するしかないです。
枝豆の花が落ちるのはどうして?対策方法は何かあるの?
枝豆の花が落ちるのは、つぼみがついてから乾燥した状態が続いていると、花が落ちやすくなってしまいます。
特に7月から9月の間は、プランター栽培の場合で、ベランダなど外に出している場合では気を付けた方がいいでしょう。
基本枝豆は乾燥気味に育てるのがセオリーですが、つぼみがついてからは絶対に乾燥はさせない方がいいでしょう。
花が落ちたら当然莢や豆は実りません。
いつもびっしょびしょにさせる必要はありませんが、
乾燥していないか定期的に確認してあげましょう。
また、早生種に多いのですが、気温が30℃を上回ると高温障害といって、花が落ちてしまう事があるのです。
それを避けるには、4月に種まきをすると、上手く避けることが出来るでしょう。
中生種や晩生種は、栽培期間がもともと高温期に差し掛かるのは想定済みなのか、高温期でも耐えられる性能があります。
ですので高温障害を気にすべきは早生種だけ気にしてあげた方がいいですね。
枝豆の花が枯れるのはどうして?対策方法は何かあるの?
また枝豆の花が枯れる原因としては、
「日照不足」「水分不足」「病害虫の被害」の可能性があります。
日照不足の場合は、日をキチンと当てているつもりでも、実は日光があたっていなかったりするケースがあります。
室内栽培ですとやはり外で育てるのに比べて、どうしても日光は弱くなりがちです。
枝豆は強い植物なのでまだいいですが、室内栽培+2020年のように梅雨が長かったり冷夏のような状況ですと、ものによっては本当に枯れます。
ベランダなどでも、しっかりと日光が本当に当たっているのか目視で確認した方がいいでしょう。
また水分不足は、土がカラカラで枝豆がしおれているのに水をあげないで放っておくとさすがに花も枯れます。
また病害虫にもかかっていないかチェックしてみましょう。何かおかしい所はないでしょうか。花のところに虫がいたり、他の花と比べて正常でしょうか。
必ず何かしら原因があるはずです。他の花を守るためにも必ず原因を突き止めた方がいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
枝豆の花が咲かない原因は、肥料分(とくにチッソ成分)が多すぎてツルぼけを起こし、
葉っぱや草丈だけが生長しまくってしまい、
肝心の花が咲かない、というのが良くある原因だとわかりました。
あげすぎた肥料を回収するのは困難です。
固形肥料なら取り除くことが出来ますが、
液肥なら最早回収は不可能でしょう。
枝豆は特に多くの肥料と多くの水(多湿)が好きではないので、
用意注意です。
また枝豆の花が落ちるのは、つぼみがついてから乾燥した状態が続いていることで枝豆の花が落ちてしまうのです。
つぼみがつくまでは乾燥気味をこころがけるのですが、つぼみがついてからは土が乾いてはいないか、枝豆を収穫するならそこは注意しながら世話をした方がいいでしょう。
また枝豆の花が枯れてしまうのは、気温が30度以上にあがると、高温障害といって花が落ちやすくなります。
早生種なら4月に蒔くと、高温障害を回避しやすくなります。
また中生種や晩生種は、もともと高温でも耐えられるような品種ですのでそこは安心です。
また枝豆の花が枯れるといった生育不良の原因は、「日照不足」「水分不足」「肥料不足」「病害虫の被害」の可能性があります。
思い当たるものから対策をしていきましょう。
コメント