枝豆の苗をプランターや地植えで育てるとき、
株間(株と株の間隔をどれくらい空けるかということ)は
どれくらい間隔をあけるのがいいのでしょうか。
今回のこの記事では、適切な間をもって枝豆栽培をするため、
枝豆の株間についてとことん紹介していきたいと思っています。
枝豆の株を植え付けする際には、野菜ごとに性質や性格が違うように、
株間隔が離れていることを好む野菜もありますし、葉っぱ同士が触れるのが
その野菜にとってストレスを感じてしまうという野菜もあります。
枝豆の場合はどんな性格と性質をもっているのか、株間と合わせて覚えると
覚えやすいと思うので、それについても紹介していきます。
ネットでの検索キーワード候補に、
「枝豆 株間 15 センチ」といった
キーワードを見かけることができます。
これの真偽や、なぜその距離なのか、ということも併せて紹介します。
私は枝豆栽培キットで枝豆を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
枝豆をプランター栽培する時に株間の間隔はどれ位とればいい?
枝豆をプランターで栽培するとき、株間は15センチ程度空ければOKです。
プランターであればプランターの端っこから10センチほど離した場所に
2コイチで植えて、株間を15センチ空けてまたその場所に2個イチで苗を植えて、
また15センチ空けて…と繰り返して植えていきます。
最後はプランターの端から10センチ空けておきましょう。
地植えのときも株間は15センチというのは変わらないでしょう。
枝豆栽培キットの取扱説明書にも、家庭菜園の指南書にも、枝豆の間引きは一本ではなく、
2本残すことを推奨されています。
そしてその2個イチの苗をセットで定植せよと説明がありました。
この時点で枝豆は、苗同士をそこまで離す必要はないということがわかります。
この間引き時に2本残す理由は、その方が枝豆の苗同士に競争意識が芽生えて、根の張りが良くなり、ひいては枝豆がたくさんとれるようになるからなのです。
これは私が枝豆の苗を徒長させてしまったときに、植えなおしのためにポットの土を掘ったら結局ポットの底まで掘らないと苗がはずせなかったことから、その2本の方が根の張りがいいことは実感しています。
つまり枝豆は集団行動が好きなのだと覚えておけばいいでしょう。
枝豆を植え付け時の株間の間隔は枝豆のどんな性質が関係する?
枝豆の苗を植え付けするときに株間の間隔は15センチと、
特別間隔を広くとらなくても大丈夫です。
これは、野菜の品種によっては他の苗と葉っぱ同士が触れ合うのを嫌ったり(満員電車を考えると、まあストレスを感じるのも納得ではあります…)
根っこが横に張る野菜もあるので、そうなると根っこ同士が絡まってしまうので適宜苗同士を離す必要がある品種もあるのですが、
枝豆の苗に限って言えば、そのどちらも平気なようです。
葉っぱ同士、ばさばさしても大丈夫なんですね…汗
ただ、お互いの葉っぱ同士がバサバサ触れても大丈夫でも、
苗に肥料を与え過ぎて葉っぱばかりが育つ、過繁茂(かはんも)
という状態にしてはいけません。
葉っぱだけが茂って、肝心の花や、莢がつかないといった状況になってしまうからです。
枝豆の根っこも、横に広がるのではなくどちらかというと
下向きに伸びるから大丈夫なのだと思います。
枝豆は仲間が近くにいることでかえって伸びる(収穫量が増す)タイプなので、人間に置き換えるともしかしたら体育会系タイプの植物なのかもしれません。
枝豆の株間は本当に15センチ程度間隔を空ければ十分なの?
検索キーワードでもあがっているのですが、
枝豆の株間は15 センチ程度空ければ十分、というのは正解です。
これまで紹介したとおりに、枝豆は密植に向いている植物です。
そして密植した方が、かえって収穫量がよくなるのです。
ただし、枝豆の性質がそれを好んでも、密植すると今度は病害虫におかされやすくなってしまいます。
葉っぱのかげになってしまって、虫が来ても気づきにくかったり、葉っぱに病気などの異変が起こった場合にも気づきにくくはなるので、水やりなどしたときに、気をつけて観察をしてあげた方がいいでしょう。
私は枝豆栽培キットを使用して室内で育てています。
もしもたとえ密植したとしても、あまり虫が来る心配はしていないのですが、
やはり日当たりという点では全然足りません。家の中では限界があるようです。
やはり何事にも一長一短というものは存在するのですね。
少し話は逸れますが、枝豆は強い植物です。
例えば枝豆の他にも野菜を室内栽培していて、休日で晴れ間が見えたので、室内家庭菜園の子たちを外に出してみました。
そしたら普段日に当ててない子をいきなり日に当てたら、
葉が溶けて死にかけた野菜がありました。
ですが枝豆はどこ吹く風でした。
つまり枝豆は水も肥料もそれほど必要とせず、例え子葉から上を切られようと根をちょんぎられようと再生する強い植物です。
密植しても平気なのでストレス耐性も最強です。
安心して育てられますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
枝豆の苗をプランターなどに植えるとき、株間はどれくらいが適切かと
いうことに関しましては、苗同士の間隔は15~20cm程度と、比較的狭くても良い、ということがわかりました。
そもそも間引きのときに、苗を1本ではなく2本残して、枝豆の苗は2コイチで一緒に定植をさせる方法が枝豆栽培キットや家庭菜園指南書にも記載があったことから、そもそもが苗同士が近くても問題はない、ということであります。
枝豆の苗を植え付けするときは、やはり株間は15cm程度で空けていれば問題はなく、枝豆の苗は群れている状況が苦ではなく、むしろポツンポツンと植えるよりは2個一を15センチ間隔で植える方が枝豆がたくさんとれて良いのです。
野菜のなかには苗が近くて葉っぱ同士が触れることがストレスになったり、根の張り方が横にはる野菜ですと絡まって良くないのですが、
どうやら枝豆にとって葉が触れ合う事は特に問題ではなく、
また根っこは横ではなく下に伸びるので絡まる問題もないとわかりました。
枝豆の苗同士の株間は、15 センチとネットでの検索キーワードに挙がっている件について、何度も話したとおりそれは適切な回答となります。
枝豆は密植に向いている植物で、密植した方が黄の高さが高くなって
収穫量が増えるとの事がわかりました。
枝豆はどうやら集団行動がお好きなようです。
可能であれば、集団で育ててみてもいいかもしれませんね。
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