ラディッシュの苗を間引きした際に、
間引きした苗は「間引き菜」と呼びます。
本来ラディッシュとして蒔いた種は、
全部ラディッシュとして収穫出来るのが理想なのですが、
なかなかそうもいかないのが現実です。
良いラディッシュを育てるためには、
間引きは必須な作業なのです。
そしてその間引かれたラディッシュの苗は、食べることが出来るのです。
では間引き菜を食べる時は、
どのようにして食べるのがいいのでしょうか。
ここではその間引き菜の食べ方や、
フレッシュな状態なのでサラダにして食べてもいいです。
私はベジコンテナの栽培キットでラディッシュを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ラディッシュの間引き菜、食べるのが一番の理由は植替出来ないから
ラディッシュの間引き菜を食べるのが一番の理由、
それは「植替えが出来ない」というラディッシュの性質によります。
ラディッシュは直根性の野菜なので、植替えをすごく嫌います。
嫌いというよりか、一旦引き抜かれてしまうと根っこが傷つきます。
それがたとえ主たる根っこではなく、細い根っこだったとしても、
ラディッシュには相当なダメージとなってしまうのです。
その植え替えによるダメージで、一週間もしないうちに枯れてしまうことは良くあります。
植替え出来ずに枯らしてしまうのなら、間引菜を食べてあげる方がよっぽど建設的です。
そんなわけで是非、間引き菜はいただいてしまいましょう。
一応ひとつ注意事項をあげるとするなら、「タネは食用にしないでください。食べたり、動物に与えないでください」と袋に書いてあることが結構多いです。
ですので、タネの殻を持ち上げて発芽してくることが結構あるのですが、種の殻は一応取り除いて食べた方がいいと思います。
ラディッシュの間引き菜の食べ方はみそ汁の具にちょうどいい
ラディッシュの間引き菜の食べ方の一例として、みそ汁や豚汁、鍋物の薬味などに大活躍してくれます。
要はカイワレ大根と一緒と考えて差し支えないです。(ついでに味もそっくりです。)
みそ汁や鍋物に入れる場合は生のまま洗った間引き菜を乗せてもいいですし、一緒に煮込むパターンもアリです。お好みでどうぞ。
もしくはお浸しや、お肉の付け合わせとしても使えます。
私はラディッシュの間引き菜を実際に食してみましたが、
みそ汁に入れるなら、みそ汁の具材として煮込むのが全体的に違和感もなく馴染み、
美味しくいただけるかと思います。
敢えて間引き菜の味を確かめたい場合は、生のまま上に載せると味がよくわかります。
大根の辛味が好きな方は生でいただくのがおススメです。
ラディッシュの間引き菜、サラダに入れても美味しく頂ける!
ラディッシュの間引き菜はサラダにしても美味しく食べられます。
ベビーリーフのようなものですので、合わないはずがありません。
マヨネーズで和えても美味しいですし、自分で栽培したものなら、買ってきたものよりもダンゼン、思い入れもひとしおですね。
間引くときは茎をはさみでカットする事を推奨しています。そのまま茎のところをつまんで引き抜く方法もあるにはあるのですが、そうすると土がついてきます。洗ってもなかなかきれいに取れません。結局切り離した方が早いです。そのため茎をはさみでカットする方法を推奨しています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ラディッシュの間引き菜は、食べる事が一番の理由としましては
ラディッシュの苗は「植替えが出来ない」という大きな理由があることがわかりました。
たとえ植え替えをしたとしても、最後収穫までこぎつける可能性はかなり低く、最後まで育ったとしても、まともな姿をしていない可能性は高いのです。
それならば、ラディッシュの間引き苗はいっそのこと食べてしまった方が、よっぽどいい、という考え方です。
育った根をいただくか、今の若い葉っぱをいただくかなので、そんなに深く考える必要もないでしょう。
また食べ方ですが、要はラディッシュの若葉は、「かいわれだいこん」のようなものです。ついでに味もそっくり…いえ、一緒です。
お鍋の薬味として、またはみそ汁の具に入れてもいいです。
温かい汁ものに入れる場合、フレッシュな状態で生のままのせてもいいですし、具材と一緒に煮てもいいです。
それはお好みで選んでいいと思います。
また、ある意味ベビーリーフのようなものなので、サラダにしてもいいです。
小さくてもしっかり味が感じられて、大根独特の軽い辛味もしっかりと感じられます。
そんな感じで、間引いた間引き菜は、しっかり実食してあげるのが一番です。
間引きする時は、間引き苗を引っこ抜くと土がついてきて面倒なので、ハサミで茎をカットして間引いてあげる方が食べるのに手間がかかりませんのでおすすめです。
ラディッシュの間引き菜は是非ぜひ、食べてみてくださいね。
コメント