バジル水耕栽培育て方で、バジルが一向に育たない、大きくならないという場合はどういう手を打ったらいいでしょうか。
ここでは、バジルの水耕栽培をしている際に見落としがちなポイントを炙りだして、バジルを確実に生長させていこう、そのために必要なことを紹介させていただきます。
私はバジル水耕栽培キットでバジルを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでください。
バジル水耕栽培育て方は家の中にあるもので気軽に始められる
バジル水耕栽培育て方としましては、飲み終わって空になったペットボトルや、食器洗い用のスポンジなど、身近にあるものを使って水耕栽培を始めることが出来ます。
ペットボトルなら、苗が生長して特に根っこが手狭になっても、ひとつ上のサイズのペットボトルを用意すればいいですし、引っ越しも簡単です。
もちろん、グリーンペットなどのように、水耕栽培セットになっているものを利用するのも全然OKです。
このペットボトルなどの廃材を利用した水耕栽培は、グリーンペットなどで育てた、間引きされた苗を育てることもできます。
タネはその性質上、100パーセントの発芽を望むのはむずかしいので多めに蒔くのですが、そうすると必ず間引きをする必要が出てきますが、その間引き苗を余裕があるなら育てたいと思う場合もあると思います。
そんなときにペットボトル栽培なら、鉢や培養土を間引き苗の分だけ用意するよりも、ハードルが低いです。
バジルの水耕栽培が育たない場合の一番効果的な対策方法とは?
バジルの水耕栽培が育たない場合に一番試してほしいのが、日照量が足りているかの確認です。日照量が足りているかどうかは、苗の状態から判断するしかないのですが、あまりバジルの生育が良くない場合は、もっともっと日が当たる場所を探して、バジルの置き場所を移してみるといいでしょう。
それと、水耕栽培の水は、液体肥料を溶かした水を使います。
土の栽培の場合は培養土に生長のための肥料が少し入っていますが、
水には肥料分はないので、そこを液肥で補ってあげます。
液体肥料はストレートであげても大丈夫というもの以外は、間違っても原液で与えてはいけません。
肥料やけという状態を起こして、枯れてしまいますのでご注意ください。
バジルの水耕栽培が大きくならない場合のスペシャル対策!
バジルの水耕栽培が思うように大きくならない…といった場合のスペシャル対策はふたつあります。
日光の量は思うように得られない場合もあります。それでその対策として、「植物栽培ライト」を使うといいです。
私も使っていて、Amazonで2,000円程度で売られています。赤い光がムーディーで、あやしい感じの照明ですが植物のためなら…です。
この植物ライトはクリップ式で、どこかに噛ませて使います。
ライトの首部分はグースネックと呼ばれていて、角度調整が容易なのがいいです。
これのおかげでバジルの水耕栽培は順調そのものです。
2020年の長梅雨で、植物が枯れかけたのでやむなくこの植物用のライトを購入したのがきっかけですが、大正解でした。
それとそれでも生長具合に納得いかないなら、培養液部分にエアーポンプを入れて、根っこの部分に酸素を送るようにしてみましょう。
エアーポンプは金魚やめだかなどを飼育する時に使う用のものでいいでしょう。
根っこも酸素を取り入れているので、それを供給することは株の活性化につながります。
エアーポンプを仕込むのが難しい場合は、「酸素を出す石」という商品が売られていますので、それでもいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
バジル水耕栽培育て方は、家の中に一般的にあるもので気軽に始められる、ということがわかりました。
飲み終わったペットボトル、食器洗い用のスポンジなどがあれば水耕栽培に利用が可能です。
もちろん最初から全てセットになっている水耕栽培キットを買うのも全然ありです。まさに手間なしですからね。
しかし、種はその性質上、100パーセント発芽するというのはかなり難しいです。
ですので多めにタネをまくことになるのですが、出来るかぎり出て来てくれた苗をそだてるとなると、そのぶんだけ鉢や土を用意するのって意外と大変です。
そこで間引くはずの苗も、ペットボトルなどの廃材を利用して育てればいいのです。
話がそれましたが、ペットボトルでの水耕栽培はとてもおすすめです。
もしもバジルを水耕栽培で育てていて、育たない、大きくならないと思っている場合は、一番の原因はやはり「日当り」だと思います。
日光量が足りているかは外から見てわかりにくいものです。
であれば、苗の生育状況から判断することになるのです。
水耕栽培は室内で行う事が多いので、もしかしたら日光が足りていないかもしれません。なるべく家の中で、極力日当たりがいい場所に置きます。
また、水耕栽培の水は、液体肥料を適正量溶かした、「培養液」をいれてあげてくださいね。
それともし、バジルの水耕栽培が大きくならない奥の手として、もしも日光が足りていないと思うなら、「植物育成ライト」の光を当ててみるといいです。これで日照量不足の問題は解決するはずです。
それでも生長具合に不満な場合は、根っこに対して酸素を送ってあげるといいでしょう。金魚やめだかを飼う際に使う、エアーポンプを培養液部分に入れて酸素を送ります。
ただそのポンプを仕込むのが難しい場合もあると思いますので、その場合は「酸素を出す石」というものを培養液の中に入れるといいです。
元気なバジルを育ててあげてくださいね。
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