バジルを水耕栽培で種から育てる場合に、気を付けるべきことは何があるでしょうか。
タネから育てる場合ですと苗から育てる場合よりも難易度はあがるものですが、水耕栽培をするならやっぱりタネから育てた方がいいと私は思います。
(苗を買うという手もありますが、通常水耕栽培の苗って売られてはいないと思うので…)
まず、バジルは丈夫なハーブなので安心して種まきしてください。
バジルを水栽培で種から育てる時に重要なポイントをおさえれば必ずやバジルの水耕栽培は成功するでしょう。それを今から説明させていただきます。
私はバジル水耕栽培キットでバジルを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
バジルを水耕栽培で種から育てる場合、発芽適温は20~25℃が必要
バジルを水耕栽培で種から育てる場合、一番重要なポイントなのが発芽適温の条件を整える事です。
バジルの発芽適温は章タイトルにも書いた通り、20~25℃が必要です。
自然の環境を活かすなら、4~5月頃が種まきに最適な時期となります。
しかし水耕栽培というモノは、家の中で育てる場合も多いです。
要は20~25度の室温を保てればいいわけです。
ですので極端な話、暖房などを使えば真冬でもバジルは芽吹く、ということにはなります。
なかにはこたつの熱を利用して芽吹かせたという事例も聞きました。
この発芽適温の管理ですが、やはり室温計などを置くのが手っ取り早いです。
私はデジタルの時計で、時刻とともに室温と湿度が表示される機器を家庭菜園のスペース近くに置いています。
電波時計で、時刻が狂っても自動で補正できるタイプです。
(時刻自体は家庭菜園に関係は無いんですけどね…汗)
それがあると極端に温度が低すぎるとか高すぎる場合も簡単に把握が出来るので、全然安心感が違います。
バジルを水栽培で種から育てる場合、好光性種子なので太陽に当てよう
バジルを水栽培で種から育てる場合、章タイトルにも書いた通りですが
バジルは「好光性種子」というものに分類されます。
発芽をする際に、太陽の光があった方が発芽しやすいわけですね。
なので、バジルの水耕栽培はタネを蒔いたら、
窓辺などの日当たりのいいところに置いてあげるといいでしょう。
太陽の光に反応して、結構すぐに発芽してくれます。
もしも太陽の光が足りないように感じるけど、家の中で日当たりのいいところに置けない、という事もあるかと思います。
そんなときは、植物栽培ライトがあるといいです。
赤い光と青い光を出す植物ライトですが、私も使っています。
24時間照射すると、とても生長が早いです。
ただ、寝室に置いているので、寝る時に眩しいですがね…汗
バジルを種から水耕栽培で育てるときはタネを5粒蒔いてみよう
バジルの種を水耕栽培で育てるとき、栽培キットのグリーンペットという水耕栽培のキットがあります。
私が使っているのはそれなのですが、もしもこのキットを使用するなら、種を蒔くのは5粒までにしておいた方がいいです。
何故ならバジルは条件面を整えてあげれば、発芽率は100パーセントでした。
5粒蒔いて、全部発芽しました。
タネは多めに蒔くのがセオリーでそれは正しいです。
しかしこのバジルは種も大きく、フィルターにタネを蒔くのですがそのフィルターもあまり大きくありません。(ペットボトルの飲み口くらいの大きさなので当たり前ですが)
つまり、たくさん蒔いてしまったら間引きがすごく大変になる恐れがあるのです。
なので、他の植物よりかは控えめな粒数で蒔いた方がいいと思われます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
バジルの水耕栽培で種から育てる場合、
まずは発芽気温というものが存在するので、
20~25℃を確保できる季節にタネを蒔いた方がいい、
ということがわかりました。
ただ、水耕栽培は室内で行う事が多いので、何らかの方法で温度を確保さえ出来れば発芽はしてくれるでしょう。
真冬にコタツの熱を使って発芽させる方もいらっしゃいました。
(温度調節はどうやったのでしょうか…?)
なので、温度!大事です。
また、バジルを水栽培で育てる場合、種は好光性種子なために種まきの直後から太陽の光に当てた方がいいということもわかりました。
日当たりのいい窓辺などに置いて発芽を促してあげましょう。
また、バジルは今回グリーンペットという水耕栽培キットを使用して種から育てていますが、このキットを使って育てるなら、種を蒔くのは5粒にしておいた方がいいです。
なんだそりゃと思うかもですが、このグリーンペットはコットン地の筒状の
フィルターにタネを蒔きます。バジルは水が好きなので水耕栽培はピッタリです。今回挙げたポイントを守っていただければ、発芽率は100%も夢ではありません。
要は条件が揃っていれば発芽率が良く、間引きが大変になるので5粒蒔くことをお薦めします。
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