冬の時期にキレイな花を咲かせるガーデンシクラメン。
今年の冬にガーデンシクラメンの栽培にチャレンジしている方も多いのではないでしょうか。
ガーデンシクラメンだけでももちろんキレイですが、他の植物と一緒に植えて楽しむ「寄せ植え」をすると、もっと
楽しむことができて、皆さんのお部屋を素敵に彩ってくれます。
今回はガーデンシクラメンの寄せ植えにチャレンジしたい皆さんへ寄せ植えのポイントやおすすめしたい「ビオラ」や「葉牡丹」との寄せ植え方法についてご紹介をしてまいります。
是非最後まで読んでくださいね。
冬にガーデンシクラメンを寄せ植えしよう
冬は咲く花が少なくなり、お庭も何だか寂しくなってしまうイメージがありますよね。そんな冬にでも花を咲かせてくれる植物でおすすめしたいのが「ガーデンシクラメン」です。
ガーデンシクラメンはシクラメンを品種改良して、寒さに強い特徴があります。関東以南では冬でも屋外で育てることが可能です。
そんなガーデンシクラメンですが、お花が長く楽しめるため、初心者の方にもおすすめです。ここではガーデンシクラメンの寄せ植えに必要な基本的な知識を皆さんにお伝えしたいと思います。
寄せ植えとはひとつの「鉢」や「プランター」にいくつかのお花や植物を一緒に植えて、楽しむものです。限られたスペースで一緒に複数の植物を育てるわけですから、育つ環境が似ている植物や共存できる植物にするのがポイントです。
用意するものは
・お気に入りの「鉢・プランター」、水はけの良い土（市販されている草花用培養土）、肥料、土入れ、じょうろ、鉢底用ネット、園芸用グローブ、園芸用ハサミ
です。
手順は
①鉢に鉢底用ネットを引いて、園芸用の土を入れ、肥料を入れる。
②ガーデンシクラメンを根鉢を崩さないように、ポットから取り出し、黄色くなって枯れている葉を摘み取る。
③植える際は「浅植え」にする。苗の根鉢の肩が地面から少しはみ出すくらいに植えてください。
④植えた後は鉢底から水が流れ出てくるくらいにたっぷりの水を上げる。
⑤根がしっかりと張るまで、明るい日陰で1～2週間置いて育てる。
以上がガーデンシクラメンの寄せ植えの基本的なポイントです。次にガーデンシクラメンと相性の良いお花の「ビオラ」との寄せ植えの方法についてご紹介いたします。
ガーデンシクラメンとビオラを寄せ植え
それでは、ガーデンシクラメンと相性ピッタリな「ビオラ」との寄せ植えについてご紹介をいたします。寄せ植えをするうえで、大切なのは先ほどもお伝えしたとおり、「育つ環境が似ている」ということです。はじめにビオラの基本情報や栽培環境をお伝えいたします。
ビオラの基本情報
・開花時期・・・・10月下旬から5月中旬
開花時期がとても長く、耐寒性が強い初心者でも育てやすいお花です。
・花の色・・・・紫、白、ピンク、青、オレンジ、黄等
沢山の品種があり、毎年のように新品種が出ます。
ビオラの栽培環境
・用土・・・・水はけがよく、保水性のある土を好みます。
・場所・・・・日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
・水やり・・・・乾いたらたっぷりと水をあげます。
栽培環境がガーデンシクラメンとほとんど一緒で、ここから寄せ植えの相性がピッタリなことがわかりますね。では、ここから、ビオラの植え方のポイントをお知らせいたします。
ビオラを植えるときのポイントは３つです。
・根鉢の肩を崩して植える。
・根は崩して植える。
・下葉や黄色くなった葉は摘み取る。
ガーデンシクラメンは根鉢のまま植えるのがポイントとお伝えいたしましたが、ビオラは根鉢の肩と根を崩してから植えるようにしましょう。
用意するものは先ほど、ガーデンシクラメンの時にお伝えしたとおりです。
沢山の花色があるガーデンシクラメン・ビオラですから、自分のお気に入りの色で寄せ植えするのが一番のおすすめです。
寄せ植えをした時には土に隙間が出来ないようにしっかりと植えてください。隙間があると根付きが悪くなってしまいます。
ガーデンシクラメンと葉牡丹を寄せ植え
では、最後にガーデンシクラメンと葉牡丹の寄せ植えについてご紹介をいたします。先ほどと同様に葉牡丹の基本情報と栽培環境についてお伝えいたします。
葉牡丹の基本情報
・葉の観賞期・・・・11月～3月
葉牡丹は寒さに強いのが特徴のカラーリーフです。冬の寒さに当たることで鮮やかな色を出してくれます。初心者でも育てやすい植物です。
・葉の色・・・・赤、ピンク、黄、紫、白、緑等
また、葉の形がフリンジ型や切葉型、ちりめん型、丸葉型など様々は種類があります。
葉牡丹の栽培環境
・用土・・・・水はけがよく、保水性のあり、有機質飛んでいる土を好みます。
・場所・・・・日当たりが良い場所を好みます。
・水やり・・・・用土の表面が乾いたら、たっぷりのお水をあげましょう。
こちらもビオラと同じように、ガーデンシクラメンと育つ環境がほとんど一緒ですね。ですので、寄せ植えの相性がピッタリです。では、葉牡丹の植え方のポイントについてご紹介致します。
葉牡丹を植えるときのポイントは３つです。
・変色した葉を摘み取る。
・根は軽く崩して植える。
・葉と葉の間に土が入らないようにする。
また、葉牡丹はアブラナ科の植物ですので、アブラムシやアオムシに注意が必要です。害虫は早期発見早期対策が効果的ですので、見つけ次第駆除しましょう。
葉牡丹は背丈が低い品種が多いですので、ガーデンシクラメンと寄せ植えする時に高低差が出しやすいです。うまく配置して、素敵な寄せ植えを作ってくださいね。
まとめ
今回は冬の時期に楽しみたいガーデンシクラメンの寄せ植えについてご紹介をいたしました。ここでお伝えしたことが、皆さんの寄せ植え作りにお役に立てることが出来ていたら、本当に嬉しいです。
ここで紹介した「ビオラ」や「葉牡丹」はどちらもガーデンシクラメンと育つ環境が似ており、相性ピッタリの植物ですので、是非チャレンジをしていただきたいです。
最後に寄せ植えを管理する時の大切なポイント「花がら摘み」についてお伝えいたします。
枯れた花や萎れた花を「花がら」といいます。それをそのままにしておくと、成長が止まり、次の花が咲いてきません。
ですので、花がらを見つけたら摘み取ってください。そうすることで、長くお花を楽しめることが出来ます。見た目もキレイなりますよ。
ガーデンシクラメンの花がら摘みは手で花茎をねじりながら引き抜いてください。
ビオラの花がら摘みは出来るだけ花茎の付け根からガーデニング用のハサミで切り取ってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの寄せ植えがより一層素敵なものとなりますように。
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