アイスプラントを栽培するときに、種から発芽をさせるときはどんなことに気をつけるべきなのでしょうか。
アイスプラントは苗から育てる方が成功率も高く簡単なのですが、季節が合わないと苗も売っていませんし、種から頑張って育てるしかないので、
ここではアイスプラントをタネから育てる場合について説明させていただきます。
またアイスプラントの発芽率というのは一体どのくらいの数字なのでしょうか。もちろん発芽するか否かは環境などによって左右されるとは思いますが、もともとの数字が高ければ安心感が持てますし、発芽率があまり宜しくないならそれを前提にして栽培計画が練ることが出来ますね。
またアイスプラントの発芽日数はどれくらいなのでしょうか。
結構発芽まで時間がかかるのか、それともすぐなのか。こちらは私の体験に基づいて日数を紹介させていただきます。
私はアイスプラントをタネから水耕栽培で育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
アイスプラントの栽培、種を蒔いて発芽させるためのコツとは
アイスプラントの栽培で種を蒔いて発芽させるには、太陽の光があった方がいいです。アイスプラントは「好光性種子」なので、種まきのときに太陽の光を感じられるように、ごく浅く覆土をしましょう。
また水耕栽培の場合はあらかじめ3センチ四方にカットしたウレタンスポンジなどにタネを蒔いていきますが、スポンジの切れ込みは浅い方がいいでしょう。
それと発芽適温というものがあって15~20℃くらいで発芽するので、気温にも気を配ってみましょう。
(※あまりにも寒さが厳しい厳冬期は、家の中に入れて栽培した方がいいでしょう。)
また30℃を超えるとあきらかに元気がなくなってくるのでそこも気を付けた方がいいでしょう。
アイスプラントの発芽率はどれくらい?そんなに高くない…
アイスプラントの発芽率ですが一説には40パーセントほどです。
あまり発芽率が高いとは言えません。
ですので蒔いた種の数が少ないと、発芽してこないで終わってしまうケースも出てくるかと思います。
そのために、アイスプラントの種まきは出来るかぎりたくさん蒔いた方がいいでしょう。
しかもアイスプラントは、発芽した新芽はとってもとっても繊細な感じです。
茎も細くて、葉っぱもとっても小さいです。ある程度大きくなってくれても、
ちょっと扱うのがこわいくらいの繊細さです。
ですので、水耕栽培ならスポンジを切って、そのひとつひとつのスポンジにひとつずつ種を蒔いていった方が良いです。
土の栽培ならプラグトレイなどに、一区画に1粒で蒔いていった方がいいでしょう。
アイスプラントの発芽日数はどれくらい?何日で発芽する?
アイスプラントの発芽日数は、私が実際に種まきをしたところ、4日で芽が出ました。気温が20℃以上30℃未満で、太陽の光が届き、種まき時に水分が潤沢にある状態なら、一応発芽条件としては整っています。
しかし実際、発芽したからといって安心はできません。
葉っぱが大きくならないままに元気をなくして枯れてしまったり、双葉がでてくるはずが、片方の葉っぱしかなかったり。
そういった苗は、私のみるかぎりですがあまり育ちも良くなく、
どこかでリタイアしている印象です。
また水耕栽培でスポンジに種まきをする際に、種が完全に水に浸かってしまうと宜しくないです。タネだって呼吸をしているので、酸欠で発芽できない可能性だって出てくるのです。
そういった状況が出てくるのがアイスプラントなので、上手く行かないのを織り込み済みで種蒔きをした方が精神的にラクでしょう。
太陽光代わりの植物栽培ライトを当てるなどして栽培に失敗しにくい環境づくりをしているつもりですが、やはり植物相手って奥が深いなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
アイスプラントの栽培で種から発芽をさせる場合、土の栽培でも水耕栽培の場合でも、決して深植えはしない方がいいことがわかりました。
まずアイスプラントのタネは、発芽する際に太陽の光があった方がいい、
「好光性種子」というものに該当します。
ですので太陽の光が感じ取れるように、ごく浅めに覆土した方がいいです。
水耕栽培の場合はスポンジにタネを蒔きますが、切れ込みはごく浅くにした方がいいでしょう。
アイスプラントの発芽率ですが、40パーセント程度という説があることがわかりました。数字上の話しで言えば、結構発芽させるのが難しい部類に入ります。しかし、環境を整えてさえあげれば、数は少ないかもしれませんが、まともにそだってくれると思います。
またアイスプラントの発芽日数ですが、私が種を蒔いてから発芽まで、4日かかりました。気温などの条件が揃っていたら、4~5日で発芽はしてくれるのです。
苗が手に入らない場合は、頑張って種からアイスプラントを育ててみましょう。
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