家庭菜園で育てているいちご。
実が赤く色づいてきたら、いちごの収穫のベストのタイミングやコツが気になりますね。
いちごを収穫するのに、一番甘くて美味しいタイミングっていつなのでしょう?
朝採りいちごという言葉があるけど、いちごの収穫のコツは朝がベストタイミング?
などなど。
せっかく育てたいちご。
収穫するなら、一番美味しいタイミングで収穫したい!という方のために…
ここでは、いちごの収穫のタイミングやコツをお伝えします。
いちご収穫のタイミング、どうなったら採るべきか
いちごの収穫のタイミング、どういう状態で採るのが良いのでしょうか?
いちごは、花びらが散った後おおよそ35日〜50日くらいで収穫できるようになります。
育っている環境や天候により違いが出るので、日数はあくまで目安ですが。
いちごの収穫のタイミングは、実の下の方から赤く色づいてきて、ヘタのすぐ下まで赤くなった時です。
ヘタのすぐ下まで赤くなったタイミングで収穫すると、甘くて美味しいいちごが収穫できます!
いちごは、熟しすぎると実が痛んでくるので気をつけて。
ヘタの下まで赤くなったいちごは、日持ちは良くないので、いちごを収穫したら早めに食べましょう。
食べたいと思ったら、すぐに収穫して食べられるのが家庭菜園の良いところ。
数日で食べ切るくらいを収穫したら良いですね。
私たちが好きな赤くて甘いいちごは、鳥や虫も大好き!
大切に育てて赤くなるのを待っていたのに!とならないように、鳥や虫に食べられるのを防ぎたいときは、実がついてきたら、ネットなどを株全体に被せてあげると良いです。
収穫時期を迎えたいちごは、株元からランナーと呼ばれる枝が出始め、子株ができます。
このランナーは、園芸用のハサミで元から切ってしまいましょう。子株が育ってくると、栄養が子株に使われるので、切ったほうが、いちごの実の味が良くなります。
いちごの収穫のベストタイミングで、より美味しいいちごを収穫しましょう。
イチゴ収穫のコツは
いちご農家さんのアドバイスによるイチゴの収穫のコツは
⭐︎いちごは傷みやすいので、手で触るのは2回まで
いちごは傷みやすい果物。
育てている時も、赤く色づいてきたらなるべく触らないように優しく扱ってあげてください。
⭐︎いちごの実を引っ張らずに、ヘタの付け根から枝を90度折るようにするのがコツ(スナップを効かせるように)で、こうすると簡単に収穫できる、と言っていました
いちごを収穫するときに、いちごの実を強く引っ張ってしまうと、株も一緒に引っ張られて、株が弱ってしまいます。
そうすると、残ったいちごの実も元気に育たなくなってしまい、美味しさもダウン。
赤くて美味しいいちごの実を収穫するために、ヘタの付け根から、折るように収穫しましょう。
⭐︎イチゴの収穫は、早朝に!
いちごの実は、夜に実の中に栄養を蓄えるのですが、日の光を浴びると、光合成して成長する事にその栄養を使ってしまい、
いちごの実の味が、その分薄くなってしまいます。
なので、いちごの一番美味しい時は、太陽が出る直前!
最近では、深夜に収穫するという農家さんもいるくらいです。
太陽が出る直前、は無理でもなるべく朝早い時間にいちご収穫をするのが、
一番美味しく食べられるイチゴ収穫のコツです。
いちごの収穫はいつまで採れる?
いちごの収穫は、いつまで採れるのでしょうか?
いちごには、一季なり と 四季なり があり、収穫時期の終わりはそれぞれ違います。
⭐︎一季なりいちごの収穫時期は、4月〜6月
10月ごろ苗を植えて、冬の寒さを越えたいちごは、花を咲かせて、実がなります。一季なりいちごは、冬の寒さで甘くなるのです。
花が散ってから35日〜50日ほどで収穫できる、その時期が4月〜6月です。
いちごが『春の果物』と言われるのは、春が一季なりいちごの収穫時期だからです。6月まで収穫できる一季なりいちごですが、春先の方が甘いという説もあります。
⭐︎四季なりいちごの収穫時期は、年に数回
四季なりいちごは、4月〜7月と9月〜10月です。
8月にも実はなりますが、夏の暑さで収穫できる数は減ってしまいます。
四季なりいちごは、温度や日の長さにあまり影響されずに実をつけますが、収穫時期が長くなるので、枯れ葉の除去や追肥、病気や虫の予防・除去などに気をつけてください。
少し前までは、一季なりいちごの方が味が良い、と言われていましたが、最近では、品種改良で四季なりいちごも美味しいものが沢山あるので、最初のいちご栽培は一季なりで、その後色々なものを試してみてはいかがでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いちごの収穫で、タイミングやコツ、収穫の時期が分かれば、安心してますます赤い実のいちごを収穫することを楽しみに、いちご栽培ができますね。
太陽が出る直前のいちごが一番甘いという事で、最近では夜のいちご狩りができるところも出てきているようです。
ぜひ育てたいちごの収穫をタイミングよくして、美味しく収穫してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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