人参の間引きのやり方とは?間隔はどれくらいあける?移植は出来る?

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にんじんミニにんじん

人参の間引きのやり方ですが、一体どういうふうにやるのが正解なのでしょうか。これはにんじんに関しましては、間引きは一回ですむものでなく、3回に分けて行う必要があります。

人参栽培は、苗が小さいときは密植して、競い合わせた方が生育が良くなると言われているため回数をわける必要があります。
そこのところを詳しく説明していきます。

また、にんじんの苗を間引いて空ける間隔は、それぞれどのくらいになるのでしょうか。全3回の間引きの中で、徐々に株間をあけていきます。
その空ける目安を詳しく説明させていただきます。

また、にんじんの苗を間引きした後に、移植は可能なものなのでしょうか。
この点についても解説していきます。

私はベジコンテナというキットを使って、ミニ人参をタネから育ててみたことがあります。

そのミニ人参を育てた経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでみてください。

ミニキャロットを室内栽培でキットで育ててみた!2020レポ
私は聖新陶芸さんの 「ベジコンテナ ミニキャロット」 という栽培キットを使用して、 2020年8月23日(日)から11月10日(火)まで ミニにんじんを育ててみました。 栽培環境としては、完全室内栽培です。 (ベランダに面した光の入る窓際&
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人参の間引きのやり方、回数を分けて3回に分けて間引く!

人参の間引きのやり方ですが、3回にわける必要があります。
にんじんの苗は小さいときは生育がゆっくりなのと、苗が小さいときは葉っぱがふれあうくらいの込み具合で育てた方が、競合して生育が良くなります。

まず1度目の間引きは、本葉が2枚の時に間引きます。
生育が良くない苗や、葉っぱのカタチが悪いもの、病気や虫に食われたものは指でつまんで苗を上に引き抜きます。
そのあとは土を寄せるか土を足すかして、残った苗がしっかり立つように支えてあげます。

2回目の間引きは、本葉が4枚の時に間引きます。
1回目の間引き同様、良い苗を残し、生育の悪い苗を引き抜きます。
そして今度は、追肥もします。
固形肥料を説明書通りの量を土に混ぜ込むか、規定量に薄めた液肥を施します。
そしてしっかり土寄せして残った株をしっかりと立たせます。

最後3回目の間引きは、本葉が6枚の時に行います。
これが最終的な苗の選別となります。収穫候補です。
良い苗を選り抜き、2回目と同様追肥と土寄せもしっかり行います。

ミニ人参栽培のベジコンテナでは、間引きは一回でOKでした。
本葉2~3枚のときに、苗を6~8本にすることを推奨されています。
土寄せもします。
またベジコンテナに肥料はついていません。

しかしそれでも収穫にまでこぎつけることが出来たのは、ミニ人参なら収穫までが早いので、培養土に含まれている養分だけで収穫までまかなえる、という事なのだと思います。
しかし普通サイズのにんじんは追肥が必要となります。

 

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人参の間引き、間隔は回数を追うごとにどんどん広くしていく!

人参の間引き間隔ですが、普通サイズのにんじんは一回目の本葉2枚の時点での間引きでは苗の間隔は2センチ空けます。

2回目の本葉4枚の時点での間引きは苗の間隔は4センチ空けます。

最後の3回目の本葉6枚の時点での間引きは、苗の間隔は12センチ空けます。

ベジコンテナのミニ人参栽培では、株間が3センチ間隔を推奨されていました。
これだけ空いていれば、収穫にも影響のない間隔という事ですね。

 

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人参の間引き苗は移植してもまともに育てるのは非常に困難!

人参の苗を間引きしたものは、移植って出来るかというと答えは残念ながら出来ない、です。
直根性の野菜はにんじんやだいこんやラディッシュなどがそれに当たるのですが、植え替えしてしまうとまともに育つことが出来ません。
勿論それを知りながら、植え替えに挑戦する猛者様はいらっしゃいました。

しかしそのほとんどがまともにそだつことができなかったと報告されています。
直根性の野菜、想像以上に移植が大っ嫌いです!

私が思い当たるのはだいこんやラディッシュは出来心で植え替えたら1週間もしないうちに葉の先から元気をなくして枯れてしまいました。
ああ、ごめんなさいって感じでした:(;゙゚”ω゚”):

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

人参の間引きのやり方ですが、ニンジンの苗は小さいときは生長がゆっくりです。そして苗が小さいときは葉がふれあう程度の密度で育てた方が生育がいいのです。
そのため間引きは一回で間引いてしまうのではなく、3回にわけて間引くことだとわかりました。
まず1度目の間引きは本葉が2枚出た時です。
間引く苗を指でつまんで上に引き抜きます。
間引きの後は土寄せもしくは土を足して、株を固定します。

2回目の間引きは本葉が3~4枚のときです。
間引きしたあとは一回目同様土を寄せるか、培養土を少し足して
残った株がしっかり立つようにします。
この2回目の間引きのときには追肥もします。
固形肥料を混ぜ込むか、液肥を水で薄めてあげます。

3回目の間引き、これが最後です。
本葉が5~6枚になったときに間引きします。
このときも土寄せはしっかり行っていきます。
そして追肥も忘れないようにします。

ベジコンテナのミニにんじん栽培では間引きは一回で良く、
本葉2~3枚のときに間引きをし、
苗を8本ほどに残すことが推奨されていました。
ベジコンテナには肥料はついていませんでした。
しかしそれでも収穫に至ったのは、
ミニ人参であることと、栽培期間が短くて済むので
培養土の養分で賄いきれるからだと思います。

また、にんじんの間引きの間隔は一回目の間引きなら
本葉1~2枚で、2センチ間隔に間引くことが推奨されています。
2回目の間引きは本葉3~4枚で、4センチ間隔に間引く事が推奨されています。
最後の3回目の間引きは、本葉5~6枚で、10~12センチ間隔に間引く事が推奨されています。

また間引きしたにんじんの苗は、移植は出来ないことがわかりました。
間引き苗を移植した方々もいらっしゃいますが、まともには育てられなかったと報告がありました。
直根性の野菜はにんじん、だいこん、ラディッシュなどがありますが予想以上に移植が大嫌いです。
ホームセンターで苗をみかけることがないのはそこに理由があります。
(ただしサントリーの本気野菜シリーズで、すぐ楽ミニにんじん、このままで収穫可能です!というタイプのポット苗のみ売られています)

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