人参の追肥のやり方とタイミングってどうするの?間引きしたら追肥しよう

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にんじんミニにんじん

人参の追肥のやり方は、にんじんの苗の間引きと一緒にするものなのでわかりやすいと言えます。言ってしまえばタイミングも一緒です。しかしながら、にんじんの追肥は一回だけではありません。

また間引きと共に追肥する際に、間引きの際に必ず毎回追肥をするわけではありません。
そのあたり、詳しく紹介させていただきます。

また、ミニ人参でも事情は変わってきます。この記事では、ふつうのにんじんとミニにんじん、それぞれの場合の追肥などについて書いていきます。

私はベジコンテナというミニ人参栽培キットを使って、ミニ人参をタネから育ててみたことがあります。

そのミニ人参を育てた経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでみてください。

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人参の追肥のやり方は固形肥料を土に混ぜ込むか液肥を与える!

人参の追肥のやり方ですが、間引きの2回目と3回目に追肥を行います。
方法は固形肥料を株からやや離したところに規定量を撒き、水をあげます。

もしくは規定量の水で薄めた液体肥料を土寄せしたところに水やりの要領で施肥していきます。

ふつうサイズのにんじんは、間引きは3回に分けて行われます。まず一回目の間引き、本葉2枚のときに株間を2センチほどにあける間引きですが、このときは追肥はしません。

2回目の間引き、これは本葉が4枚の時に株間を4センチほどにあける間引きですが、この時に一回目の追肥をします。

3回目の間引き、これは本葉が6枚の時に、株間を12センチほどにあける間引きで、これが最終的な間引きでこの苗たちで収穫を目指す事となりまして、ここでも最後の追肥を行います。
追肥の仕方は最初の追肥のやり方でOKです。

一方、ミニ人参は追肥をしません。しなくても収穫まで十分にこぎつけることができます。良かれと思ってもヘタに追肥はしない方がいいでしょう。

 

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人参の追肥のタイミングは間引きとともに行うことがポイント

人参の追肥のタイミングは前章でも書いたとおりに、追肥の2回目と3回目に2回行うだけでOKです。
1回目の間引きの時は追肥しないので、そこは注意が必要です。

間引きとセットの作業工程は、土寄せと言われるものです。間引きした際に引き抜かれた苗によって土が多少盛り上がって、そのせいで残した苗が倒れたりしないように、しっかりと残した苗の根元を固めてあげる作業です。
根がしっかり張るために、あんまりにもふわふわした土だと良くないとも言われています。
ギュギューッと押し固める必要はないですが、軽く土を押さえてあげるといいですね。

 

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人参の間引きに追肥するが肥料はやりすぎNGなので注意が必要!

人参の間引きで間引きが2回目と3回目だけ追肥をしますが、肥料はやり過ぎない方がいいです。
なぜならにんじんはアフガニスタンという地域出身の野菜で、どちらかというとそこは痩せた土地です。
やせた土地で育った植物は、多過ぎる肥料を嫌う傾向にあります。
肥料をあげ過ぎると、肥料やけというものを起こして、最悪の場合枯れてしまう事だってあります。

サイズの小さいミニ人参はもろにその影響を喰らう可能性があります。追肥はしなくても大丈夫でしょう。
普通サイズのにんじんも追肥は2回まででいいでしょう。

植物を育てる時は、出身地がどんな土地だったのか、栄養が豊富な土地だったのか、やせた土地か、気候は冷涼か温暖か、そんなバックボーンを知ると育てやすくなると思います。
(一応気候で言えばにんじんは、冷涼な気候を好むと言われていますが夏蒔き出来てしかも春蒔きよりも失敗しにくいといった、謎な部分もあります。)

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

人参の追肥のやり方は、普通サイズのにんじん栽培の場合に間引きを3回行ううちの、2回目と3回目の間引きの際に追肥を行う、ということがわかりました。

一回目の間引きの時は本葉が2枚のときで2センチ程度に株間をあける間引きを行いますが、この時は追肥は行いません。

2回目の間引きから追肥を行います。
2回目の間引きはにんじんの苗が本葉が4枚ほど出てきた時で、株間を4センチ間隔に空けるように間引きを行います。

この時に追肥を行います。固形肥料を規定量、株から少し離したところの土に混ぜて水をあげます。もしくは規定量の水で薄めた液肥をあげます。

3回目の最後の間引きは本葉が6枚ほど出てきたときに、株間を12センチ間隔にあけるように間引きします。
そしてこの時にも2回目の間引き同様に固形肥料を土に混ぜ込んで水やりをします。もしくは規定量の水で薄めた液肥をあげるでも大丈夫です。

ただ、ミニ人参の場合は追肥はしません。追肥をしなくても十分収穫にまで至ります。栽培期間も短くて済むので、培養土のなかの養分で十分に育つという事でしょう。ミニ野菜の利点でしょうか。

追肥のタイミングは前に書いたように間引きと共に行いますが、一回目の間引きのときは追肥せずに、2回目と3回目の間引きのときに追肥をします。
間引きのたびにと覚えていると、1回目も追肥してしまうと思うので注意が必要です。間引きのたびにやることは、残した株が倒れないように固定させる、土寄せという作業です。

にんじんは間引きの2回目と3回目に追肥をしますが、もともとにんじんという植物は、アフガニスタン出身の植物で、痩せた土地で育つ植物です。ですので肥料をあまりにも与え過ぎると間違いなくよろしくないです。
最悪枯れてしまいます。
にんじんの追肥は2回までにして、ミニ人参の場合は追肥は必要ないです。
植物を育てる時は出身とその土地がどんな土地だったのか、肥沃な土地かそうでないか、気候はどうだったかなどバックボーンを知ると育てやすくなるでしょう。

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