この記事ではミントの苗について掘り下げていきます。ミントの苗と一口に言ってもたくさんの種類があります。
ミントの苗は非常に強く増えやすいので、交配して様々な種類が生まれていったようです。今回は食用としてよく育てられるミントについてご紹介します。
ミントの苗にも種類があるって本当?どんなものがあるの?活用法は?
スペアミント
よくハーブティーに用いられる種類です。ハーブティーは乾燥させたものでも美味しいですが、フレッシュのまま淹れると、マイルドで飲みやすいです。 ハチミツを入れても美味しいです。
また、サラダやミントジュレ、フルーツと一緒にフルーツハーブティーにすることもオススメです。また、エグ味も少ないので、ジュースに濃く煮出したハーブティーを少し入れて冷やし、清涼感を加えても美味しいですよ。
また、スペアミントの精油成分はニキビの改善にも期待が出来るそうです。ただ、容量、用途をきちんと守って使用しましょう。精油には注意事項もたくさんあるので、お店の人に相談しながら買うと良いでしょう。
ペパーミント
スペアミントとウォーターミントがかけ合わされた種類です。スペアミントに比べてスーッとする成分が異なるものが含まれているので、清涼感はこちらの方があります。
ペパーミントから抽出される精油成分はオーラルケアグッズや、湿布薬にも使われており、日常に浸透しています。
私の個人的なオススメは、花粉症の時期に濃く煮出したペパーミントのお茶でうがいしたり飲んだりするとスッキリした気持ちになれました。ただ、薬の飲み合わせを調べたりや、薬効を示す実験をした訳ではないので悪しからず。
ペパーミントの精油は量にもよりますが、600円前後から買えるものもありますので、興味がある方はぜひ買ってみて下さい。
ただ、精油は用途や容量を守って使わないと体に負担がかかりますので、説明書をよく読みましょう。注意事項も合わせて読んでくださいね。リフレッシュしたい時、虫除けをしたい時、クールダウンしたい時にオススメです。
パイナップルミント
アップルミントというミントを親に持つミントで、柔らかい毛の生えた白い模様の入った葉が特徴です。
よく魚料理やハーブティーに使われます。ほのかにパイナップルのような香りがするので、育ててみてぜひ香りを嗅いでみてくださいね。
また、パイナップルミントは葉の美しい斑入りの模様が特徴ですが、成長過程で消えてしまうこともありますので、斑入りの葉を持たせたい場合は剪定してあげてください。
ハッカとミントに違いはあるの?
実は日本にも在来種のミントが存在し、古くから親しまれてきました。一説によれば神武天皇の時代にはもう薄荷は存在したとの説もあり、日本人には親しみ深い植物でもあります。
平安時代には貴族の食卓にも登ることがあったり、室町時代には薬としても使われたようです。
薄荷と言う呼び方の意味は、入り交じって群がったように生える、地下茎の草という意味です。また、由来はハッカ油をとる時に蒸留しますが、採取できる量がごく少ない量なので荷が少なくて済むということで薄荷というそうです。
ミントの苗は植える以外の方法でも実は育てられる!水耕栽培のコツ!
ミントの苗は強いので鉢植えだけではなく、水耕栽培という方法も取れます!やってみたい方はぜひお試しください。
培養液を使えばミントの水耕栽培は可能です。水耕栽培用の容器、水、培養液、ミントの種、スポンジを用意してください。
まず、容器に培養液を入れた水を入れます。だいたいスポンジが浸るくらいまでいれます。
こまめに水を足すつもりで、発芽するまでは浅めの容器にした方がいいです。その方が水が腐らずに比較的近道で育てられますよ。
夏場は特に水が腐るのが早く、少し油断していると一気にダメになってしまったりすることと、水に浸りっぱなしになるので根腐れしないかきちんと見てあげてください。
スポンジの上に種を撒くときは、種は重ならないようにしてください。また、スポンジの面積いっぱいにまいてしまいますと、育った時に葉を広げられないのである程度はなしてくださいね。
発芽したら間引きをして、容器にあった分量にします。
ここでかなり多くの発芽があれば、容器を移し替えるか、根をたくさん張っているようなら思い切って土での栽培に切り替えも可です。
ただし、どちらにせよ根を傷つけないように優しく移しましょう。
水耕栽培を続けるなら、水を入れ替えながら育つのを待ちましょう。
また、本格的なキットが無くても簡単にコップにただお水を入れてさしておくだけでもある程度は育ちますが、成長は遅いです。
インテリアの一環としてどうぞ!
ミントの苗、水耕栽培を始めるメリットはあるの?
水耕栽培の良いところはスペースを取らず、土を使わないので手が汚れないところです。
また、キッチンの一角でも育てられますので、ちょっとした彩りがほしい時に摘み取って手早く料理に入れられます。
たまに日に当ててあげると良いでしょう。発育が早くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ミントのちょっとした歴史から種類、精油、水耕栽培の話とミントにまつわる話をたくさんさせて頂きました。
ミントを身近に感じながら、栽培を楽しんでくださいね!
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