オクラのコナガに効く農薬や駆除方法と対策方法とは?

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オクラ

オクラの原産地はアフリカですが、江戸時代の末期には日本に伝わったと言われ、長い間親しまれている野菜の一つです。

 

 

オクラは高温で湿度の高い気候を好むので、暑い日本の夏に適しています。

 

 

暑い夏に生長するオクラですが、病気や害虫に注意する必要があります。

 

 

コナガもその中の一つです。

コナガは、アブラナ科の野菜を良く食害する害虫として知られています。

 

 

ただし、高温で多湿の時期には、オクラを食害することもあり、注意する必要があります。

 

 

オクラのコナガに効く農薬や駆除方法と対策方法について解説していきます。

 

 

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オクラのコナガに効く農薬とは

オクラのコナガに効果の高い農薬としてSTゼンターリ顆粒水和剤をご紹介します。

 

 

【STゼンターリ顆粒水和剤】

STゼンターリ顆粒水和剤は天然の微生物(B.t.菌)が作り出すバチリス チューリンゲンシス菌の生芽胞及び産生結晶毒素を有効成分とする農薬です。

 

 

コナガの他、アオムシ、ヨトウムシなどのチョウ目の害虫(幼虫)に効果があり、害虫がこの農薬のついた葉などを食すると、食欲を低下させ駆除することができます。

 

 

自然由来の成分なので、環境に対しても極めて優しく、有機農法や減農薬の栽培に適していると言われています。

害虫が抵抗性を持ちにくくなるのも特徴となっています。

 

 

使用方法は水で希釈して、害虫に直接かけるほか、害虫が隠れやすい葉の裏などに重点的に散布します。

 

 

散布した後、コナガなどの害虫が退治されるまでに一定の時間はかかるのですが、食害自体はすぐにとまるので、被害を低くおさえることが可能となっています。

 

 

持続効果があり、ハスモンヨトウの例では、散布した後1から2週間効果が持続することが確認されています。

 

 

自然由来の成分であるため、安全性も高くなっており、収穫前日まで散布することが可能となっています。

 

 

オクラの他に、多くの野菜に使うことができ、アブラナ科、ウリ科、イモ類、豆類などにも使うことができます。

 

 

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オクラのコナガを駆除するには

オクラにコナガがついていた場合に駆除する方法について、農薬などを使わない方法について解説していきます。

 

 

オクラの葉にコナガがいた場合には、まず最初に行わなければならない方法としては、コナガを捕まえて、駆除する捕殺です。

 

 

コナガの成虫は、食害をしないので、この場合はコナガの幼虫であるイモムシを駆除することになります。

 

 

捕殺は、コナガに限らず、野菜を食害する害虫の駆除方法としては基本的なものですので、見つけたら捕まえるようにしましょう。

 

 

そのままにしておくと、オクラの葉はコナガの幼虫による食害被害で、たくさんの穴があいてしまい、オクラの生長が阻害されてしまいます。

 

 

特にオクラが小さい苗の段階で食害されると、場合によっては枯れてしまうこともあります。

 

 

コナガが発生する時期は、5月から7月、あるいは9月から10月にかけてですが、この時期はオクラの生長時期と一致しているので、オクラの葉をよく観察してみましょう。

 

 

コナガ(幼虫)はオクラの葉の表面だけではなく、裏面にも潜んでいる場合があるので、裏面もめくって確認すると良いでしょう。

 

 

素手ではなく、手袋をしたり、ピンセットや、使い終わったワリバシなども活用しましょう。

 

 

コナガの幼虫が小さい場合には、ガムテープなどにくっつけることもできます。

 

 

またコナガの幼虫は、水に弱いので、水やりをする際に、幼虫にかけるようにすると、簡単におちることがあります。

 

 

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コナガの対策方法とは

オクラのコナガの対策方法として、オクラにコナガがつかない方法について解説していきます。

 

 

オクラを食害するのは、コナガの成虫ではなく幼虫です。

幼虫が、這ってオクラにつくことはないので、コナガの対策としては、成虫がオクラに近づかないようにすることとなります。

 

 

コナガの成虫が、オクラの葉に卵を産むことで、ふ化した幼虫がオクラを食害するからです。

 

 

成虫がオクラに近づかないようにする方法としては、防虫ネットの活用があげられます。

 

 

オクラの周りを防虫ネットで囲うことで、成虫が飛んでくることをさけることができます。

 

 

オクラは一般的には1.5mくらいまで生長し、種類によっては2m近くになるものもありますので、オクラが小さいときだけでも防虫ネットをして、被害をおさえるようにしましょう。

 

 

コナガは、野菜だけを狙って集まってくるわけではなく、雑草にもつくことがあります。

 

 

オクラの周りに雑草が生い茂っていると、雑草からコナガがうつってくることもあるので、オクラの周りの雑草は丁寧に刈り取っておくと良いでしょう。

 

 

コナガ対策としては、コンパニオンプランツの活用があげられます。

 

 

コナガは匂いの強いものを忌避する傾向があるので、オクラの周りにキク科のレタス、春菊、セリ科のセロリ、人参などを植えておくと良いでしょう。

 

 

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まとめ

1. オクラのコナガに効く農薬や駆除方法と対策方法とは?

オクラのコナガに効く農薬や駆除方法と対策方法について解説していきます。

 

 

2.オクラのコナガに効く農薬とは

STゼンターリ顆粒水和剤は天然の微生物が作り出す成分を有効成分としており、コナガの他チョウ目の幼虫に効果を発揮します。

 

 

環境に対して優しく、収穫前日まで使用できるほか、持続効果もあるのが特徴となっています。

 

 

3. オクラのコナガを駆除するには

オクラのコナガを駆除する方法としては、捕殺ですが、手袋やピンセット、ワリバシを使うと良いでしょう。

ガムテープも使用できます。

 

 

コナガの幼虫は水に弱いので、水やりの際に、水をかけると、簡単に落ちることがあります。

 

 

4.コナガの対策方法とは

コナガの対策方法としては、防虫ネット、雑草の刈り取り、コンパニオンプランツなどがあげられます。

 

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