トマトのカメムシ予防、木酢液が効く?防除の方法とは?

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かめむしミニトマト&トマト

家庭菜園の悩みのひとつに「害虫対策をどうすればいいのか」があげられます。

トマトにつく代表的な害虫と言えばカメムシです。

トマトの実に口を差し込み、植物の細胞の中にある原形質などの液を吸収するのです。

カメムシがついてしまうと、せっかく楽しみにしているトマトの収穫が台無しになってしまいますよね。

トマトをカメムシから守る方法はあるのでしょうか?

代表的なものに「木酢液を使う方法」があります。

木酢液でどのように予防できるのか、詳しくみていきましょう。

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トマトのカメムシ予防とは?

トマトのカメムシ予防法には様々な方法があります。

身近なものではまず「防虫ネット」「殺虫剤」があげられます。

メリットは、カメムシがつく前に対策ができること、手に入りやすく使用方法もわかりやすいことです。

デメリットは、費用がかさむこと、殺虫剤に限って言えば

無農薬とならず、実際に食べる際に不安がないとは言えないことです。

次に「ペットボトル捕獲器」があります。

メリットは身近なもので自作できること、無農薬でカメムシ対策ができることです。

デメリットは作るのに多少手間がかかること、カメムシが実際についてからでないと使用できないことです。

最後に「コンパニオンプランツを利用する」「ミントを用いる」「ハッカ油を使用する」と言った方法もあります。

メリットは無農薬であること、カメムシがつく前の対策ができること、比較的低価格なことです。

デメリットは、使用上の注意をきちんと把握して行わないとトマトをダメにしてしまう可能性があることです。

家庭菜園でトマトを育てている方は、より低価格、簡単、かつ無農薬で行える方法が望ましいと考える方も多いのではないでしょうか?

そんな方にお伝えしたい方法として「木酢液を使用する方法」がありますので、使用法を詳しく見ていきましょう。

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トマトのカメムシに木酢液が効く?

「木酢液」という言葉を皆さんはご存じでしたでしょうか?

木酢液は、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄み分のことで、炭焼き時に副産物として木酢液が製造されます。外見は赤褐から暗褐色の液体で、ほとんどが水分ですが、木材由来の有機酸(酢酸など)が含まれ弱酸性を示します。

農薬的な使用として、動物の回避、害虫対策、土壌改良などの名目でホームセンターや通販で販売されています。

価格帯に幅はありますが、安いものでは550760円前後とお手頃な価格なのも魅力的ですよね。

使い方もとても簡単です。まず事前準備として、木酢液、水、スプレー容器を準備します。水で2001000倍程度まで薄め、スプレー容器に入れ完成です。後はトマトの葉や土壌に散布するだけです。

木酢液は強い酸性のため、はじめて散布する際にはより薄い濃度となるように作りましょう。また、保存も効きませんので、使いきれる量を作るように注意しましょう。

最後に大事な注意点があります。木酢液は過去に殺菌用の農薬として登録されていましたが、登録が失効してしまい、現在は失効農薬です。販売はされていますが、薬効は認められていないため、使用する際はご自身の判断の上で使用することになります。

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トマトのカメムシ防除(予防)とは

トマトのカメムシ防除法をメリット・デメリットの両方をふまえいくつかご紹介してきました。

大きく分けると「つく前の防除法」「ついてしまってからの防除法」になりますが、どちらも行えるように備えておくとより安心できますよね。

では「つく前の防除法」って言うけれど、具体的にはいつのタイミングでおこなえばいいのでしょうか?

カメムシの産卵・繁殖の時期は4月~7月といわれていて、あたたかい季節から秋にかけて活動が活発になります。

そのため、土壌へ対策ができる木酢液やハッカ油は4月以前の対策が可能となります。防虫ネットよりも早い段階で対策を行えるため、防除率を高められるのは嬉しいですよね。

また「ついてしまってからの防除法」って言うけれど、防除をおこなう頻度はどのくらいでしょうか?

ついてからの防除にも木酢液が活躍します。殺虫剤やペットボトル捕獲器も同様に使用できますね。

木酢液の場合は気になるときに葉や土にこまめにスプレーが可能です。ペットボトル捕獲機もカメムシを見つけた旅に使用できます。

殺虫剤の場合は殺虫が目的ですので、使用方法を十分確認の上で適正量を使用しましょう。

ご自身が納得のいく防除法でカメムシ対策をしていきましょう。

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まとめ

今回はトマトにつくカメムシの防除法、防除法のひとつである木酢液についてみていきましたがいかがでしたでしょうか?

木酢液はカメムシを予防するだけでなく、殺菌効果や消臭効果もあるため、お家にひとつあると何かと便利な商品ですよね。

更には土壌改良や生育促進といった嬉しい効果を兼ね備えた優れものなのです。

現在は失効農薬のため、使用する際はご自身の判断に委ねられる部分があることは事実ですが、インターネットで検索をすると様々な木酢液商品が表示され、効果についても詳しく書かれてあります。

いままでのカメムシ防除法では上手くいかなかった方、新しい防除法を探されている方、一度木酢液をお試ししてみてはいかがでしょうか?♪

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