これからの時期、カメムシが多く発生する季節になってきましたね。
せっかく丹精込めて栽培した作物が、カメムシの被害に会うとガッカリしますね。
カメムシ対策として、今回はカメムシ捕獲テープ(ガムテープ)の使用方法や手作りの吊り下げグッズを利用する方法について説明しようと思います。
市販のカメムシの嫌がる虫忌避テープは、薬剤の含まれたテープを貼るだけで効果があり、カメムシなどの害虫が近寄ってきません。
また市販の化学物質を使用した吊り下げグッズもあります。
しかし、家庭菜園などでは費用も少なくて済む手作りのグッズが一番です。経済的にも良いし、何よりも自分でいろいろ試行錯誤する楽しみもあります。
是非、下記に説明するようなカメムシ対策を実行してみてください。
カメムシ対策でおすすめなのは
カメムシ対策に手っ取り早く駆除するには、ガムテープを使うのがおすすめです。
その理由は直接カメムシに触らなくても良い事や、カメムシの出す臭い匂いを封じ込むことが出来、そのままゴミとして捨てられる事です。
また手作り駆除剤や手作りペットボトルの捕獲器などを使用して、悪臭を発生させにくい駆除方法をする事をおすすめします。
カメムシは「ハッカ」や「唐辛子」などのきつい匂いを苦手とする為、これらの成分を含んだ手作り忌避剤を使うといいです。
ハッカ油を使った忌避剤、唐辛子を使った忌避剤、木酢液を使った忌避剤などを家庭菜園などの周りに吊しておくだけで、カメムシなどの害虫に対して忌避効果があります。
カメムシに対策としては、忌避剤を使う事でカメムシを寄せ付けにくくする事が出来ますが、忌避剤は自分で作る事も出来ます。
市販の化学物質を使ったものより、自然由来の成分を使った忌避剤を手作りしてみては如何でしょうか。
カメムシ対策のテープが効く?
カメムシを捕獲するのに手っ取り早い方法は、ガムテープでの対策が最もおすすめです。とくに粘着力の弱い紙ではなく、粘着力の強い「布ガムテープ」を使用する方が望ましいです。
家庭菜園などでカメムシを見つけたら、10センチ位に切ったガムテープで後ろから、出来るだけガムテープの真ん中にカメムシを押しつけ捕獲します。
そしてガムテープを折りたたみカメムシを閉じ込めて、ナイロン袋などに入れて捨てましょう。
カメムシは危険を感じると、羽をひろげ飛び立とうとします。これを防ぐ為に背後から近づき、ガムテープを使って羽がひろがるのを防ぐのです。
カメムシには噛みつきの習性があるので、ガムテープを使えば安心です。カメムシは人間を噛む事は少ないけど、噛まれたらすごく痛いので注意しましょう。
カメムシに近づきたくない場合は、ガムテープを長い棒などに取り付け、畑のうねのまわりなどに設置しておくのもひとつの方法だと思います。その際、作物や人間にガムテープがくっつかない様に注意しましょう。
ガムテープを使ったこれらの方法だと、カメムシの匂いはでないし、直接触ることもないのでおすすめの対策方法です。
カメムシのガムテープでの捕獲での注意点は、捕獲する時の力加減です。ガムテープでくっつけるのが弱いとカメムシが逃げてしまうし、強いと臭い匂いを発することがあります。適度な加減で、迅速・確実に捕獲する事が大事です。
カメムシ対策に吊り下げグッズが効く?
カメムシをできるだけ刺激せずに駆除したい場合、その対策として、「吊り下げグッズ」を下げるといいです。それとペットボトル利用の手作り「カメムシ獲りボトル」、その作り方・使用方法について説明します。
<カメムシちゃんアウト>
これは吊り下げるだけでカメムシよけをしてくれるグッズです。
ミントの香りがカメムシを遠ざけてくれます。
<カメムシ獲りボトルの作り方>
①350mlサイズの小さいペットボトルを用意します。目隠しの為表面のフィルムは取り外さずに使用します。
②ペットボトルの上3分の1程をハサミ又はカッターナイフで切り取ります。
③口のついた部分をひっくり返してじょうごのようにして、下のボトルと重ねます。この際縁に隙間があるとカメムシが出てきてしまうので、ガムテープなどでとめて置くと良いでしょう。
④このボトルに針金などのワイヤーで持ち手付きカバーを作り、ボトルをはめ込みます。
⑤このボトルの中に水で薄めた中性洗剤を底から2~3cm位まで入れて、作物の支柱などに吊り下げて置きます。カメムシが寄ってきて中に落ちたら溺死してしまいます。
天然ハッカ油を使用した吊り下げタイプの製品や、カメムシ忌避剤を使用した吊り下げグッズは、ホームセンターなどで市販されています。
市販されているものをそのまま家庭菜園などに吊して設置して置くのもいいですが、やはり手作りの「カメムシ獲りボトル」や手作りのハッカ油を使った忌避剤、手作りの唐辛子を使った忌避剤、手作りの木酢液を使った忌避剤などを畑に吊して使用するのもいいと思います。
まとめ
家庭菜園でのカメムシなどの害虫は、ほっておくとすぐに増えてしまいますね。やはり見つけたらすぐに駆除するのが肝心です。
ガムテープでのカメムシ駆除方法、如何だったでしょうか。この方法だと誰でも手っ取り早くカメムシを捕獲出来ますよね。
また、手作りの「カメムシ獲りボトル」の吊り下げグッズは如何だったでしょうか。
カメムシ駆除の効果的なやり方は、対策場所やカメムシの種類によって異なる場合があるので、いくつか方法を試して、自分にあった駆除対策を見つけてみては如何でしょうか。
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