カメムシ駆除、無農薬での方法はペットボトルやガムテープ?

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カメムシ病害虫

家庭菜園での野菜作りで一番悩みの種は、カメムシなどの害虫対策ですね。

農薬を使って駆除する事は簡単ですが、出来れば無農薬でカメムシなどの害虫駆除をし、野菜を育てたいですね。

カメムシ駆除対策を無農薬で行う方法について、何点か紹介します。

またカメムシ駆除をするのに、ペットボトルやガムテープを使う方法について説明したいと思います。

嫌なカメムシを試行錯誤して駆除してみて下さい。

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カメムシ駆除を無農薬でやるには?

家庭菜園をしている人にとって、カメムシは悪臭だけでなく、収穫にも被害がでます。

カメムシを見つけたら、すぐに葉っぱの部分を切り取って処分をしましょう。

カメムシの数が多くて手に負えない場合は、農薬を使わずに人体に無害な自然農薬でカメムシを駆除できます。

①コーヒー、牛乳、タバスコ、酢をスプレーボトルに入れて吹きかける。

コーヒー、牛乳、タバスコは原液で、酢は50100倍に薄めたものを使い、作物に付いているカメムシにスプレーすると、かなり効果があります。

②「木酢液」「竹酢液」「ハッカ油」を使用してカメムシにスプレーする。

「木酢液」「竹酢液」とは木炭や竹を焼く時に発生した煙の成分を冷やして液体にしたもので、ホームセンターなどで販売しています。

原液の「木酢液」や「竹酢液」は3001000倍に薄めてスプレーボトルに入れ、作物の葉っぱの裏・表側や茎の部分にスプレーがけします。

ハッカ油でハッカ油スプレー100ml分を作るには、無水エタノール10mlにハッカ油原液を10~20滴前後たらしてよく撹拌し、それに精製水90mlを加えてよく混ぜ、ガラス製のスプレーボトルに入れて使用します。

③「コンパニオンプランツ栽培」をおこない、複数の作物を栽培し病害虫の被害を防ぐ。

「コンパニオンプランツ栽培」とは、異なる種類の作物を混植してカメムシなどの病害虫を避けます。

それぞれの作物の特性を生かして、お互いに助けあえるように配置します。

「コンパニオンプランツ」として比較的相性のいいものとして、マリーゴールドやバジルとトマト、ニラとトマト、キュウリとネギなどがあります。

②雑草はすべて除草しない事。

家庭菜園などの周りの雑草には、カメムシなどの害虫が草むらを住処にしているので、カメムシなどの害虫の天敵の益虫も多くやってきてきます。

その天敵の益虫がカメムシなどの害虫を捕食してくれるのです。

③肥料のやり過ぎ(主に窒素肥料)に気を付ける事。

カメムシなどの害虫は、体作りのために「窒素」を必要としていますので、「窒素」の豊富な作物に集まる性質があります。

野菜の肥料には、「窒素」分が多く含まれていますので肥料を施し過ぎると、かえってカメムシなどの害虫が繁殖しやすくなります。

④マルチングをする事。

ビニールマルチを畑のうねに被せると病原菌が土粒と共に跳ね上がって作物に付着する事を防止出来ます。

また保温効果もあり、雑草が生えることも防止出来ます。

⑤寒冷紗、トンネル用フイルム、防虫ネットをかける事。

 寒冷紗は作物の上に敷くことにより、日差しを遮り温度の上昇を抑え、湿度を保ちます。

またカメムシなどの害虫除けの効果もあります。

トンネル用フイルムは内部の熱が逃げていくのを防ぎ保温性を高めます。

また紫外線をカットして、カメムシなどの害虫を押さえます。

防虫ネットもカメムシなどの害虫の侵入を防ぎますが、害虫の大きさより小さな目のネットを被せる事です。

防虫ネットの中にクモやテントウムシなどの益虫をいれると、カメムシなどの害虫を食べてくれる効果が期待出来ます。

以上、無農薬でおこなうカメムシ駆除の方法を紹介しました。いろいろ試してみてください。

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カメムシ駆除の方法、ペットボトルが活躍!?

野菜を無農薬で育てていると、カメムシなどの害虫が野菜に近寄ってきます。

特にカメムシを手で直接つぶして捕殺すると、臭い匂いなどがして嫌なものです。

そのような時にペットボトルを使用したカメムシ捕獲器で捕まえてやるといいです。

カメムシは突かれると下に落ちる習性があるので、それを利用してカメムシ捕獲器でキャッチします。いったん中に入ってしまうと、出にくくなる構造です。

作り方は簡単で、500mlのペットボトルの上部3分の1をハサミ又はカッターナイフで切り取り、切り取った上部を反転させて、下部のペットボトルに差し込み完成です。

このカメムシ捕獲器を麻ひもなどで撒いて畑にぶら下げて置くと、カメムシを見つけたらすぐに捕獲できます。

ペットボトルの中に台所用中性洗剤を入れて置けば、カメムシが落ちてきてその中で死滅します。

またペットボトルの中に石けん水や灯油を入れて置いても、落ちたカメムシは比重の関係で沈み死滅します。

カメムシの入ったペットボトルで捕獲するまではいいのですが、処分方法に困ります。

中身をきれいに洗って捨てないと引き取ってくれない地域もあるので、数日放置してカメムシが死滅したのを確認してから、中の死骸をゴミとして捨てるか、ペットボトルのまま焼却炉で燃やしてしまえばいいです。

カメムシ駆除にペットボトルを使うのは、駆除の際カメムシの嫌な臭い匂いを出さずに、カメムシを密閉できることです。

また空きのペットボトルを使用するので、経済的なのがいいです。

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カメムシ駆除はガムテープが効く?

畑でカメムシを見つけた時、手っ取り早く駆除するには、ガムテープで捕獲する事です。

カメムシをガムテープでくっつけて、潰さないに周りを包み込んで密封して捕獲するのです。

粘着力の弱い紙ではなく、粘着力の強い「布ガムテープ」を使用する方が望ましいです。

カメムシをガムテープで包み込んだら、ナイロン袋などに入れてすぐ捨てる事ができます。

しかし、カメムシがガムテープにつかず、カメムシを刺激すると、臭い匂いを発するので注意してください。

カメムシをガムテープにくっつけ捕獲する時には、強すぎず弱すぎずに適度な加減で、迅速・確実に捕獲する事が大事です。

カメムシ駆除にガムテープテープを使うメリットは、カメムシに直接触らなくてよく、臭い匂いも封じ込むことができることです。

また気持ち悪く動くカメムシを見なくて、そのままゴミとして捨てられます。

ガムテープでの駆除方法としては、カメムシを見つけたらカメムシの背後から、10cm位に切ったガムテープの真ん中に押し付けて捕獲します。

その後ガムテープを折りたたみカメムシを封じ込み、ゴミとして袋に入れて捨てます。

ガムテープは短いと折りたためないので、余裕をもった長さで使うといいです。

カメムシは危険を感じると、羽をひろげ飛び立とうとします。

この為背後から近づき、ガムテープを使って羽がひろがるのを防ぎ、飛び立つのを防ぐのです。

またカメムシには噛みつきの習性があるので、ガムテープを使えば安心です。

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まとめ

無農薬で作物を育てるには、作物が元気に成長できるような環境を整えてあげることが大切です。

カメムシなどの害虫が少ない畑にするには、基本的な対策を一つ一つ丁寧に行って、美味しい野菜を育てていくことです。

家庭菜園でのカメムシ駆除には、やはり自然由来のものを使った方法が一番安心です。

特に木酢液やハッカ油で作る「木酢液スプレー」「竹酢液スプレー」「ハッカ油スプレー」はこまめに散布する事で効果的です。

カメムシ駆除の方法にペットボトルを使ったり、ガムテープを使ったりと、手っ取り早くカメムシ駆除をするには、家庭菜園などで有効な方法だと思いますので、是非試みてください。

カメムシに刺激を与えて、臭い匂いを放たれないように優しく、慎重に駆除していきましょう。

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