さつまいもの植え付けでプランターの植え付け時期と失敗しない方法は

スポンサーリンク
さつまいも さつまいも

みなさんは家庭菜園をどのように楽しまれていますか?お家の庭でちょっとした畑を作ったり、貸農園を借りて本格的に栽培を楽しんだり、バルコニーやベランダでプランター栽培をしたり、色々な楽しみ方がありますよね。

プランター栽培を楽しまれている方は、「この野菜はプランターで出来るのかな?」って思い、迷ってしまうことってありませんか?根菜類を作りたい時は特に迷ってしまいますよね。

今回は料理にもお菓子作りにも使えて大人気の根菜「さつまいも」についてご紹介をいたします。

さつまいもをプランターで栽培するときの植え付けの方法やサツマイモの苗の植え付け時期、そして失敗しないためのコツをご紹介いたしますので、最後まで読んでくださいね。

スポンサーリンク

さつまいもの植え付けをプランターにする方法

まず、「さつまいもの植え付けがプランターで可能か」ということですが、それは可能です。それでは手順をご紹介いたします。

まずはさつまいもを栽培するプランターを用意します。さつまいもを栽培するわけですから、深さのあるプランターが必要です。幅60~70㎝、奥行き、深さが30~40㎝くらいのプランターを用意してください。このサイズだと苗を2~4株植えるのが適当だと思います。

次は土です。さつまいもの栽培に適した土は、あまり肥沃ではなく、水はけのよいものです。ホームセンターなどに売っている培養土を使用するといいでしょう。プランター底には鉢底石を入れてから培養土を入れるようにしてください。

苗はツルが太くて葉の多いものを選びましょう。さつまいもには植え方が3つあります。「垂直植え」「斜め植え」「水平植え」です。プランターには「垂直植え」と「斜め植え」がおススメですので、そちらをご紹介いたします。

 

まずは「垂直植え」です。一番簡単な植え方です。土にまっすぐに穴を掘り、根元を植える方法です。出来る芋の数は少ないですが、大きくなり甘みも凝縮しやすいです。

次に「斜め植え」です。斜めに穴を掘り、その穴に3~4節まで土に植える方法です。苗の定着がしやすく、栄養がまんべんなくいきわたります。

植え付けた後は、葉がしっかりするまで水やりは毎日するようにしてください。葉がしっかりした後は土が乾いてから水やりをするようにしてください。

 

 

スポンサーリンク

さつまいもの植え付け時期はいつが最適か

さつまいもの最適な植え付け時期は5月中旬から6月中旬が最適です。平均気温が18度以上、地温が15度以上になった時に植え付けを行います。ですので、地域によって温度差がありますので、時期は目安としてとらえてください。

その後、10月~11月頃に収穫時期を迎えます。植え付けから、収穫まで120日くらいかかりますので、植え付け時期を逃さないように用意をする必要があります。また梅雨前に植え付けを行うことで、雨の水分を利用し根張りを良くすることが出来ます。

先ほどはプランターでの植え付け方法をお伝えしたので、ここでは庭植えでの植え付けについてご紹介をいたします。植え付けの約2週間前に土づくりを開始いたします。石灰を1㎡当たり100g散布し、良く耕します。

植え付けの1週間前には堆肥を1㎡当たり2㎏、化成肥料を1㎡当たり20g入れて良く耕し、幅60~80cm、高さ30cmの畝をつくります。肥料はさつまいも用の肥料もありますので、そちらを活用するのもいいでしょう。

植え方は「水平植え」が適しています。水平植えとは苗を水平に寝かせて植え付ける方法です。深さ10cmくらいの穴をあけ、そこに苗を寝かせなるべく葉を埋めないように土をかぶせます。水平植えは芋の数が多くなりやすいです。

植え付けの際は水はけの良い場所を選ぶようにしてくださいね。

 

スポンサーリンク

さつまいもの植え付けに失敗しないためには

では、最後にさつまいもの植え付けに失敗しためのポイントをご紹介をさせて頂きます。ポイントは「植え付け時期」「肥料」「水はけ」です。

まずは「植え付け時期」です。先ほど植え付け時期は5月中旬~6月中旬とお伝えいたしました。さつまいもは低温に弱く、低い気温や地温だとうまく生長しません。

反対に遅すぎても、収穫が出来なくなります。さつまいもは植え付けから収穫までに約120日かかります。あまり遅すぎる植え付けだと、収穫する前に霜が降りると芋が腐敗しやすくなります。

次に「肥料」です。さつまいもは肥沃な土は適さないと、お伝えいたしました。とくに「窒素肥料」に注意が必要です。

窒素が多くて起こるのが「つるぼけ」と言われるものです。つるぼけは肥料が多すぎて葉や茎ばかりが育ってしまうことを言います。つるぼけになると芋が生長しなくなってしまいます。大きく育ってほしいと思い、肥料を沢山上げたい気持ちはとてもよくわかりますが、あげすぎは注意です。

最後に「水はけ」です。さつまいもは乾燥・高温に強く、肥料もあまり必要なく育てられますが、水はけを良くしなくてはいけません。

水はけが悪い土では病気の原因となったり、生育不良となったり、大きなさつまいもは育てられません。ふかふかな土を作り、水はけがよく、通気性のいい土にするのがポイントです。畝を高さ30cmの高畝にして、水はけをよくしましょう。

ポイントを押さえて大きなさつまいもに育てましょう。

スポンサーリンク

まとめ

今回はさつまいもの植え付けをプランターでする方法や、苗の植え付けの最適な時期、植え付けに失敗しないためのポイントをお伝えいたしました。

今回の内容が皆さんのさつまいも栽培にお役に立てることが出来たらとてもうれしいです。

最後に良い苗の選び方を皆さんにご紹介させていただきます。これも植え付けに失敗しないためのポイントの一つです。

良い苗は「茎が太い」「節間が間延びしていない」「葉色が濃い」「葉の数が5~6枚」「長さが15~25㎝」です。ホームセンターなどで購入するときは、このポイントを覚えておいてくださいね。皆さんのさつまいもが大きく甘く育ちますように。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました