家庭菜園やプランター栽培を楽しんでいる方の中には、近所のスーパーなどではなかなか見かけない野菜を好んで育てている方もいます。
定番の野菜を栽培することも、趣味と実益から楽しいものですが、珍しい野菜を育てるのも、新しい発見があり、楽しいものです。
そのような野菜の中からアーティーチョークの育て方について解説していきます。
アーティーチョークの育て方や、種まきの方法、そして施肥の方法などをご紹介します。
参考にしていただいて、美味しいアーティーチョーク栽培に挑戦してみてください。
アーティーチョークの育て方は
アーティーチョークの育て方についてご紹介していきます。
アーティーチョークは、和名ではチョウセンアザミと呼ばれていますが、原産地は地中海で沿岸の多年草です。
食用として扱われるのは、つぼみの部分となっており、まつぼっくりに似た外観をしています。
アーティーチョークの育て方は、種から育てる方法のほかに、株分けによっても増やすことができます。
種から育てる方法としては、種を地植えして大きくする方法、種から育てた苗を植えかえる方法があります。
苗を購入することもできます。
ホームセンターで苗が販売されることもあり、通販などでも手に入れることができます。
種から育てる場合の時期としては、春と秋で、春まきは３月から４月、秋まきは９月から１０月です。
秋まきの場合は、小さな苗の状態で越冬させる必要があり、育てにくいので、初心者には春まきの方がおすすめです。
アーティーチョークは、多年草なので１年目には収穫することはできません。
春に種を植えた場合には、翌年の５月から６月が収穫時期となり、１０ｃｍ位のつぼみを収穫することができます。
アーティーチョークは地植えのほかにプランターでも育てることができますが、とても大きくなる野菜なので、直径３０ｃｍ以上、深さ８０ｃｍ以上がおすすめです。
アーティーチョークの種まき方法は
アーティーチョークの種まき方法について解説していきます。
どのような野菜にも言えることですが、野菜の栽培はまず土作りから始まります。
アーティーチョークの土作りは望ましくは３週間前から始めましょう。
苦土石灰に加え必要な肥料を畑にまき、よくすきこんでおきます。
アーティーチョークは多湿を好まないので、水はけの良い土を選びましょう。
水はけが悪い場合には、赤玉土や、腐葉土、川砂などを用いて土壌改良をすることをおすすめします。
プランターに種を植える場合にはホームセンターなどで販売されている野菜用の土を購入して使用することもできます。
アーティーチョークは、日当たりを好むので、地植えの場合には日当たりを考慮し、プランターの場合には日当たりの良い場所で育てましょう。
アーティーチョークは移植を極端に嫌い、生長しなくなる場合もあるので、場所は慎重に選ぶと良いでしょう。
アーティーチョークはとても大きくなる野菜です。
地植えの場合には、十分に株間が確保できるように余裕をもって、株間や畝幅は１ｍ以上確保することをおすすめします。
アーティーチョークの種は畝幅を十分にとって条まきにします。
芽がでるまでは、土の表面が乾かないように気をつけましょう。
芽が出て苗が生長してきたら、間引きを行い、元気な苗だけを大きくするようにします。
施肥の方法とは
アーティーチョークを育てていく上で大切な施肥の方法について解説していきます。
アーティーチョークは、肥料を多く必要とする野菜の一つです。
適切な施肥を行うことで、大きくかつおいしいアーティーチョークを育てることができます。
施肥は元肥と追肥がありますが、おすすめの肥料をご紹介していきます。
おすすめの施肥の方法は、粒状の肥料を元肥として土にしっかり混ぜ込んでおき、肥料分が少なくなるタイミングで素早く効く液体肥料を用いることです。
【マイガーデン粒状肥料】
マイガーデン粒状肥料は、元肥にも追肥にも使うことができる肥料で、植物の生育にあわせて肥料の溶けだす量が変わるのが特徴です。
溶けだす速さが異なる肥料の粒がブレンドされているので、１年を通じて効き目が持続します。
【マイガーデン花・野菜用】
マイガーデン花・野菜用は、肥料の効果が持続するように配合されており、元肥にも追肥にも使うことができる粒状の肥料です。
土に活力を与える腐植酸が配合されており、土の保水性、通気性を高めることができます。
【マイガーデン植物全般用】
追肥にも元肥にも使うことができる粒状肥料で、土に活力を与える腐植物酸を含み、肥料の効果が長く続くことが特徴です。
肥料が樹脂コーティングされており、土の温度や植物の生育にあわせ肥料の溶ける量が変わるのが特徴です。
【マイガーデン液体肥料】
マイガーデン液体肥料は、特に追肥に適した肥料です。
液体肥料の特徴は、粒状肥料に比べて即効性があることです。
規定量希釈し、２週間に一回程度与えましょう。
追肥と同時に水やりもすることができます。
【花工場原液】
追肥に適した、液体肥料で即効性があります。
１０００倍程度に希釈し一か月に２回程度散布しましょう。
まとめ
１．アーティーチョークの育て方や種まきと施肥の方法とは！？
アーティーチョークの育て方や、種まきの方法、そして施肥の方法などをご紹介します。
２．アーティーチョークの育て方は
アーティーチョークは種から育てる方法の他に株分けによっても増やすことができます、
種から育てる場合の種まきの時期は、春まきは３月から４月、秋まきは９月から１０月で、春まきの方が育てやすく、翌年の５月から６月に収穫することができます。
３．アーティーチョークの種まき方法は
アーティーチョークの種まきは、土作りから始まります。
苦土石灰や肥料を種まきの３週間まえまでに準備しましょう。
日当たりの良い場所に十分な畝幅が得られるように、間隔をあけ種を条まきします。
プランターで育てる場合には、野菜用の土を購入して使うこともできます。
４．施肥の方法とは
アーティーチョークの施肥は、粒状の肥料を元肥として用い、液体肥料を追肥として使うことをお勧めします。
粒状の肥料としては、マイガーデン粒状肥料、マイガーデン花・野菜用、マイガーデン植物全般用が、液体肥料としては、マイガーデン液体肥料や花工場原液がおすすめできます。
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