オクラの灰色かび病に効く農薬や対策と予防法は?

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オクラ

オクラ栽培を毎年楽しみにしている方も多いかと思います。

オクラは作りやすく、栄養も豊富なので、家庭菜園では人気のある野菜の一つとなっています。

 

 

オクラはアフリカを原産とする植物ですが、暑い環境を好み、気温が高くなると盛んに生長します。

 

 

オクラが盛んに生長する時期は、害虫や病気も多く栽培にあたっては注意が必要です。

 

 

オクラ栽培で気をつける必要のある病気の一つに灰色かび病があります。

 

 

オクラの灰色かび病に効果の高い農薬や、灰色かび病の対策方法に加え予防方法について解説していきます。

 

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オクラの灰色かび病に効く農薬は

オクラの灰色かび病に効果の高い農薬としてカリグリーンをご紹介します。

 

 

【カリグリーン】

カリグリーンは、炭酸水素カリウムを有効成分とする農薬で、灰色かび病の治療に使用することができます。

 

 

使用方法としては水で希釈して散布するだけでよいので、使い勝手も良く家庭菜園初心者におすすめの農薬です。

 

 

有効成分である炭酸水素カリウムは、薬や食べ物などにも使われているものなので、動物を含めた環境にもやさしく安心して使うことができます。

 

 

灰色かび病はカビ菌が原因の病気ですが、散布した炭酸水素カリウムはカビ菌の中に入っていき、灰色かび病の病気の部分を治療していくことができます。

 

 

このような特徴から、カリグリーンは病害防除剤とも呼称されているのです。

 

 

カリグリーンはカビ菌を原因とするうどんこ病やさび病、白さび病などにも効果があります。

 

 

カリグリーンはオクラ以外の多くの野菜類に使うことができるほか、果樹や花卉類にも使用可能です。

 

 

カリグリーンのもう一つのおすすめポイントとしては、灰色かび病の原因となるカビ菌の退治のほかに、肥料としての効果も持っていることです。

 

 

カリグリーンは自然にやさしく有機JAS規格に適合しており、収穫の前日まで使用することが可能となっています。

 

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灰色かび病に効く対策は?

オクラが灰色かび病にかかってしまった時の対策について解説していきます。

 

 

灰色かび病とはボトリチス・シネレア菌という菌に感染しておこる病気ですが、ボトリチス・シネレア菌とはかび菌の一種です。

 

 

症状としては、オクラの葉の表面に灰色の斑点ができ、次第に広がっていくもので、光合成を阻害することから、最悪の場合にはオクラが枯れてしまうこともあります。

 

 

灰色かび病を確認したら、適切な農薬などを用いて、広がるのを抑えることが大切ですが、農薬が手元にない場合や、使いたくない場合には早めの処置が必要となってきます。

 

 

灰色かび病は、かび菌の一種が原因となっているので、病変部をそのままにしておくと、次第に広がり、別の葉や、別の野菜に広がっていきます。

 

 

灰色かび病の葉を確認したら、できるだけ早く、病変部のある葉を取り除くことをおすすめします。

 

 

取り除いた葉は、ビニール袋などに入れ廃棄してしまいましょう。

畑の端などにおいておくと、葉からかび菌が飛散し、灰色かび病が広がっていくことがあります。

 

 

できるだけ、灰色かび病になった葉の周囲の葉も取り除いておいた方が安全です。

 

 

周りの葉にもかび菌がついており、そこから灰色かび病が広がっていく可能性が否定できないからです。

 

 

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オクラの灰色かび病の予防法は?

オクラの灰色かび病の予防方法について解説していくので参考にしてみてください。

 

 

オクラの灰色かび病はかび菌を原因とする病気なのですが、オクラの葉に弱っている部分があると、その部分から発症することがあります。

 

 

オクラの葉で、しぼんでいたり、少し黄色みがかっているものを見つけたら、早めに取り除くようにしましょう。

 

 

灰色かび病はかび菌が原因の病気なので、湿気が好きで、湿気が多い場合に発症することが多くなります。

 

 

オクラを育てる場所は水はけが良好な場所を選ぶようにしたほうが良いでしょう。

 

 

水はけのよい場所がない場合には、土壌改良を行うか、オクラを育てる場所を高畝などにし、水がオクラの周囲にとどまることがないようにしましょう。

 

 

オクラの周囲を風が通り抜けるような場所を選び、オクラ同士の間隔を十分とって、湿気がたまらないように心がけましょう。

 

 

特に灰色かび病などの病気は、地面に近い方から発症することが多いので、オクラの根元付近の風通しに気をつけましょう。

 

 

灰色かび病のかび菌は土の中に潜んでおり、降雨時の泥はねなどで、オクラの葉に付着することがあります。

マルチングなどを施すことで、泥はねを抑えるようにしましょう。

 

 

灰色かび病などの病気は周囲の雑草などからうつってくることもあるので、周囲の雑草はきちんと刈り取るように、管理しましょう。

 

 

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まとめ

1. オクラの灰色かび病に効く農薬や対策と予防法は?

オクラの灰色かび病に効果の高い農薬や、灰色かび病の対策方法に加え予防方法について解説していきます。

 

 

2. オクラの灰色かび病に効く農薬は

カリグリーンは炭酸水素カリウムを有効成分とし、灰色かび病の治療に効果を発揮します。

 

 

水で希釈して散布するだけなので使い方も簡単で、環境にもやさしいのが特徴となっています。

 

 

灰色かび病以外のかび菌が原因の病気にも効果があるほか、多くの野菜に使うことができます。

 

 

3. 灰色かび病に効く対策は?

灰色かび病は、オクラの葉の表面に灰色の斑点ができ、広がる病気で、光合成を阻害することからオクラが枯れてしまうこともあります。

 

 

灰色かび病の葉を見つけたら、早めに取り除き、ビニール袋などに入れて廃棄しましょう。

 

 

4.オクラの灰色かび病の予防法は?

オクラの灰色かび病の予防法としては、弱っている葉の取り除き、水はけを良くする、高畝、風通しを良くする、マルチング、雑草の管理などがあります。

 

 

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