アブラムシの大量発生、農薬は何がいい?駆除にお湯が効く?

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アブラムシ病害虫

「自分で新鮮で安全な野菜を作ってみたい!」,「子どもに本格的な農業体験をさせて食育を行いたい!」などといった理由で市民農園や貸農場を利用されている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。

でも、実際に市民農園に行けるのって1週間に1回がいいところですよね。毎日見ることができるわけではないので、重要になるのが「害虫対策」です。

今回はその中でも多くの野菜によってくる「アブラムシ」についてお伝えいたします。アブラムシは繁殖力が強く、放っておくと大量発生する害虫です。

もし、大量発生してしまった場合の対策方法やおすすめの農薬、そして、駆除の方法として「お湯」を使用した方法を最後に書いていますので、是非最後まで読んでください。

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アブラムシが大量発生した時の対策とは

「よし、やるぞ!!」とせっかく始めた市民農園も、いざ楽しみに行ってみたら、葉っぱや茎にびっしり、アブラムシが大量発生してたら、げんなりしちゃいますよね。

そのままにしてたら、収穫量も減っちゃうし、味も落ちちゃうし・・・そうならないためにも、アブラムシの対策方法をしっかりと覚えて実践しましょう。

たかっているアブラムシを駆除するためには…!!

・アブラムシを窒息させて退治する

野菜についているアブラムシに粘着性のあるものをスプレーして窒息させちゃいましょう。

スプレーの中でおすすめしたいものは「粘着くん液剤(住友化学株式会社)」です。成分に食品であるでんぷんを使用していますので、安心して使用できます。

また、効果が短時間で感じることができます。粘着くんは「虫の補足」と「窒息」でアブラムシを退治をします。スプレー後、10~20分で乾き、乾ききる前にアブラムシは死んでしまいます。

・勢いよく水でアブラムシを吹き飛ばす

野菜についているアブラムシをみつけたら、強めの水で吹き飛ばしましょう。しっかりと残さず吹き飛ばしてくださいね。

新たにアブラムシを寄ってこさせないために!!

反射テープを利用する

アブラムシは光を嫌います。反射テープを張ることで、アブラムシを寄せ付けるのを防ぎます。

反射テープがなくても、おうちにあるアルミホイルを株元に敷くのでもOKです。

・黄色の虫取りシートを利用する

アブラムシは黄色が大好きです。その性質を使用して、黄色の虫取りシートを設置して野菜にたからないようにしましょう。

【確実にアブラムシを駆除するために!!】

農薬を散布する

1週間に1回しか訪れることができないのであれば確実にアブラムシを駆除したいところです。その為には農薬が効果的です。

この後に、市民農園でおすすめのアブラムシに効く農薬を書きました。参考にしていただき、毎週訪れるのが楽しみになるように対策をしましょう。

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アブラムシ対策に効く農薬とは

毎日来ることのできない市民農園ですから、アブラムシ対策は確実にしたいですよね。しっかりと駆除するためには農薬が効果的です。市民農園におすすめの農薬は以下の通りです。

【アースガーデン 土にまくだけ害虫退治オールスター】

〈商品の特徴〉

・植え付けの時にも育てている途中にも使える。

・収穫の前日まで使える。

・浸透移行性により薬剤が直接かからなくても効く。

・効果は約1か月間持続する。

・いやな匂いがしない。

〈おすすめポイント〉

効果が約1か月間持続するので、週1回しか畑にこれ無くても安心。土にまくタイプなので、周りの畑に薬品が飛散することを気にしなくても大丈夫。

【住友化学園芸 オルトランDX粒剤】

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殺虫剤 害虫 オルトラン オルトランDX粒剤 1kg 住友化学園芸
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〈商品の特徴〉

・土にばらまいたり、植込みの時にまぜるだけでOK

・効果は1か月間持続

・浸透移行性殺虫剤の効果で見えにくい場所のアブラムシにも効く

〈おすすめポイント〉

先ほどと同様で、約1か月間の効果の持続性があるので、頻繁に通うことができなくても安心。そして土にまくタイプなので、周りの畑に薬が飛ぶことがありません。手軽なボトルタイプなので持ち運びも便利です。

以上、2つの農薬をおすすめ致しました。市民農園という環境を考え、土に混ぜ込むタイプをお伝えしました。使用する際は必ず商品の説明をしっかりと読んで、使用上の注意点を守ってください。

また市民農園には農薬の使用についてルールがあります。必ず、そのルールに沿って使用をしてください。皆さんがシェアをして使う畑ですので、決まりを守って気持ちよく使いましょう。

 

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アブラムシ駆除はお湯も効く?

では、最後にアブラムシ駆除でお湯を使った方法をお知らせしたいと思います。私、はじめてこの方法を知った時、「本当に効くの?」って疑ってました。

物理的に勢いで飛ばすわけでもなく、膜を張って窒息させるわけでもなく、アブラムシの性質を使用して退治するわけでもないこの方法・・・

でも薬を使うわけでもないし、特別物を用意するわけもの無いので「安心」で「手軽」ですよね。

では、お湯を使ったアブラムシ駆除の方法をお知らせいたします・・・・・・・

「お湯をアブラムシにスプレーする!!」

以上!!とっても簡単ですよね。

お湯は沸騰したお湯ではなくて、50℃くらいのお湯を吹きかけます。そうするとアブラムシがポロポロと落ちてきます。

ご自宅でお湯を沸かして、水筒に入れて持っていき、畑で温度を調節してスプレーをしてください。スプレーするときに温度が下がるので、きっちり50℃に合わせないで、少し熱くてもいいですよ。

人間も50℃のお湯は飲めても、アブラムシには50℃のお湯は致死レベルなんですね。

牛乳は匂いが気になるし、水を勢いよくかけられる環境でもないし、テープも持ってないし、薬は使いたくないし、そんな方にピッタリな方法では無いでしょうか。是非お試しください。

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まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

今回はアブラムシが大量発生した場合の対策として駆除の方法やおすすめの農薬、お湯をつかったアブラムシ駆除の方法もお伝えしました。

市民農園って、周りの人の畑を見てるだけで、あの人みたいにキレイに作りたい。おいしそうに作りたい。って耕作意欲が湧いてきませんか?本当に楽しいですよね。

今回のお話が、あなたの畑が周りの人から一目置かれる畑となる第一歩になれれば嬉しいです。是非これからも楽しい野菜作りをしてくださいね。

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