ガーデンシクラメンの手入れは？花はいつからいつまで咲くの？

冬のお花の、定番になりつつある、ガーデンシクラメン。長い期間、花が咲いて、いつまでも楽しめるところも人気です。

 

 

花をいつまでも楽しむためには、どんな手入れをすれば、いいのでしょうか。手入れは面倒なのでしょうか。

 

 

花はよく見るけど、まだ育てたことのない方も、手入れの仕方を、覚えてしまえば、簡単に育てられます。

 

 

長い間、花を楽しめるけど、いつからいつまで花が咲いているのか、疑問に思う方も多いでしょう。

 

 

そんな方に、ガーデンシクラメンの手入れの仕方から、花の咲く時期について、紹介していきます。

 

ガーデンシクラメンの手入れとは

 

ガーデンシクラメンの手入れの仕方は、３つのポイントだけです。温度管理と、陽当りの良い場所と、水の与え方です。

 

 

最初に温度管理を、見ていきましょう。ガーデンシクラメンは、一般のシクラメンを、寒さに強いように品種改良したものです。

 

 

寒さに強いと言いましても、適正温度は10℃から20℃です。−5℃以下では、枯れてきます。鉢植えで育てることが、一般的です。

 

 

霜にも弱いので、鉢植えで室内栽培がいいです。一日の温度差も、あまりない環境が最適です。

 

 

次に、陽当りの良い場所に置くことが、大切です。ガーデンシクラメンは、日差しが大好きですので、一日中、太陽が当たるところが、置き場所として最適です。

 

 

南向きの窓際などが、最適な置き場所ですが、温度管理の観点からすると、夜は寒すぎることがあります。

 

 

寒冷地などでは、夜間は部屋の中心に置くこともいいです。窓際に置いたままでも、発泡スチロールなどで、保温すると大丈夫です。

 

 

最後が水の与え方です。乾燥が好きなガーデンシクラメンには、水の与え過ぎが、よくありません。

 

 

鉢の土が乾いたら、たっぷり水を与えます。土が乾いたかどうかの判断は、鉢の土を触って、確かめられます。

 

 

指で端の方を、掘ってみて、中まで乾いていれば、水を与えてください。鉢の底から、水が流れるくらい与えていいです。

 

 

流れ出た水は、捨ててしまい、鉢皿にも、水が残らないようにします。

 

ガーデンシクラメンはいつから咲く？

 

ガーデンシクラメンは、10月の中旬頃から花屋さんで、販売されています。その時には、すでに何輪かの花が咲いています。いつから、咲き始めるのでしょうか。

 

 

これは、販売用に少し早く花が咲くように、調整しているからです。販売用の花は、9月の下旬頃から咲き始めます。

 

 

ガーデンシクラメンを購入して、夏越しした場合、10月から咲き始めます。

 

 

ガーデンシクラメンの手入れの仕方を、紹介しましたが、上手く手入れできれば、購入した翌年も、花を咲かせることができます。

 

 

花が咲き終わった後に、枯れた葉や花を取り除きます。鉢を日陰の涼しい場所において、土が乾いたら、水を与えてください。

 

 

ガーデンシクラメンは、球根で育つ植物ですので、葉を全て切り落として、球根だけにして、夏を超すことも出来ます。

 

 

この状態を休眠と言いますが、葉を残して育てた方が、花が早く咲き始めます。

 

 

花屋さんで販売されているガーデンシクラメンも、葉を残して夏越ししているので、10月にはすでに、花が咲いた状態になっています。

 

ガーデンシクラメンはいつまで咲く？

 

ガーデンシクラメンの花が、いつまで咲くかは、つぼみの数にも影響されます。

 

 

多くのつぼみがあるガーデンシクラメンは、5月頃まで、次々と花を咲かせます。

 

 

つぼみの数が少ないガーデンシクラメンは、それよりも早く、花が終了してしまいます。

 

 

このため、ガーデンシクラメンを購入するときは、なるべくたくさんのつぼみを持ったものを選んでください。

 

 

つぼみがたくさんあり、葉が綺麗なハート型をしているガーデンシクラメンは、健康ですので、次々と花を咲かせていきます。

 

 

もう一つ、ガーデンシクラメンを購入する時、よく見てもらいたいところが、球根の状態です。

 

 

葉の根元に球根がありますが、球根が土から、3分の１くらい出ているものがいいです。球根自体も、乾燥が好きですので、全部埋まっているより、頭を出しているものを選んでください。

 

 

元気なガーデンシクラメンを選ぶと、花は最後まで元気に咲いてくれます。

 

 

状態の良くないガーデンシクラメンを、復活させるよりも、最初から状態のいいものを選ぶことが大切です。

 

まとめ

 

ガーデンシクラメンの手入れの仕方や、花がいつから、いつまで咲くかを見てきました。

 

 

ガーデンシクラメンの手入れの仕方は、日差しがよく当たり、暖かい所へ置いておくと、大丈夫です。

 

 

水やりは、多少忘れてしまっても、与える時、たっぷりにしてください。毎日、少しずつではなく、メリハリのある与え方がいいです。

 

 

肥料の与え方も、一か月に2回くらい、液体肥料を与えてください。肥料の与え過ぎも、よくありません。

 

 

咲き終わった花も、その都度、取り除いてください。しおれた花を指で引っ張ると、根元から取れます。

 

 

枯れた花をいつまでも付けていると、見た感じもよくありませんし、無駄な栄養を取られてしまいます。

 

 

栄養をこれから咲く花に、たっぷり与えることで、長く花を楽しむことができます。

 

 

このように意外に簡単に、ガーデンシクラメンを育てることができます。花が少ない冬に、お部屋の中を彩ってくれるガーデンシクラメンを、是非育ててみてください。