アーティーチョークの育て方でハダニに効く農薬とおすすめの対策は?

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アーティーチョーク

近所のスーパーなどにはあまり販売されていない野菜も、種や苗を購入すると比較的気軽に家庭菜園でも栽培することができます。

 

 

毎日のように食べている野菜の栽培も実益があり、楽しいものですが、手に入りにくい野菜の栽培に挑戦してみるのも、楽しいものです。

 

 

そういった野菜の一つに、アーティーチョークがあります。

アーティーチョークの育て方や、気をつけなければならない害虫のハダニについて解説します。

 

 

またハダニに効く農薬や対策について解説しますので、参考にしてみてください。

 

 

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アーティーチョークの育て方は

アーティーチョークの育て方について解説していきます。

アーティーチョークは、和名をチョウセンアザミといいますが、原産は地中海沿岸となります。

 

 

多年草で、食べることができるのはつぼみの部分です。

形はまつぼっくりに似ています。

 

 

アーティーチョークの育て方としては、種をまいて育てる方法、苗を購入する方法、株分けする方法などがあります。

 

 

種をまいて育てる場合には、春まきは3月から5月、秋まきは9月から10月ですが、秋まきは発芽してしばらくすると冬になるので、春まきがおすすめです。

 

 

発芽したら、間引きなどを行ってそのまま育てても良いですし、定植しても良いですが、アーティーチョークは、移植を嫌うので、あまり大きくなってしまわないうちに植え替えましょう。

 

 

日当たりが良く、水はけの良い場所を選ぶことや、株間を大きくとることがうまく育てるコツです。

 

 

アーティーチョークを育てる上で気をつけなければならない害虫にハダニがあります。

 

 

ハダニは、正確には昆虫ではなく、クモに近い害虫で、8本の脚をもっています。

 

 

大きさは、0.3mmから0.5mm程度と小さく、肉眼で見えにくいので被害が拡大することがあります。

 

 

ハダニは針のような口をもっており、アーティーチョークの葉などに突き刺して汁を吸います。

 

 

ハダニの被害にあうと、アーティーチョークの葉などに白や褐色の点々ができ、生長が阻害されます。

 

 

ハダニは、乾燥と高温を好むので、春から秋にかけての高温期に多くの被害が発生します。

 

 

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ハダニの農薬でおすすめは

ハダニに効果のある農薬でおすすめのものをご紹介します。

アーティーチョークに効くものについて解説しますので、参考にしてみてください。

 

 

【アーリーセーフ】

アーリーセーフの主成分は脂肪酸グリセリドと言われる成分でヤシ油を由来にしています。

 

 

自然のものから作られており、安全性が高く、有機JAS規格(オーガニック栽培)にも合致し、家庭菜園におすすめの農薬です。

 

 

殺虫殺菌剤としての効果もあり、殺虫作用のほかに、病気にも有効性を発揮します。

 

 

ハダニのほかに、アブラムシやコナジラミのほかうどんこ病にも対応しています。

 

 

収穫先日まで使うことができる上に、水で希釈するだけで使える使い勝手の良さもおすすめのポイントです。

 

 

【ベニカマイルドスプレー】

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ベニカマイルドスプレーの主成分は、還元澱粉糖化物をいう自然由来のもので、安全性の高さが特徴です。

 

 

害虫を薬剤が包み込んで駆除する物理防除という方法で退治し、化学耐性を持った害虫にも有効です。

 

 

アブラムシやハダニなどの害虫の他、うどんこ病にも効果がある殺虫殺菌剤です。

 

 

スプレーに入って販売されているので、購入してすぐ使えるほか、収穫前日まで使用できる安全性の高さもベニカマイルドスプレーの特徴となっています。

 

 

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ハダニの対策方法は

ハダニの対策方法について解説していきます。

ハダニの数がすくない場合には、テープなどにくっつけて駆除すると良いでしょう。

 

 

牛乳と水を同じ割合で希釈して、ハダニにかけると窒息して死んでしまうので、牛乳が乾いたら水で洗い流しましょう。

 

 

ハダニは乾燥に加え、高温を好む害虫ですが、水があまり好きではないという特性があります。

 

 

アーティーチョークが濡れていると、ハダニが寄ってこないので、葉などを水に濡らしておくとハダニよけになります。

 

 

アーティーチョークに水やりをする際には、根元に水を与えるのではなく、ジョーロなどを使って葉が濡れるようにして水やりをすると良いでしょう。

 

 

特に葉の裏なども濡らすようにしておくと、葉の裏に近寄らなくなります。

 

 

ハダニは木酢液を嫌うといわれています。

木酢液は、ホームセンターなどで販売されているので、規定量に希釈してアーティーチョークにかけておくと良いでしょう。

 

 

ハダニは野菜のほかに、雑草などにもついている場合があります。

アーティーチョークの周りの、雑草なども丁寧に刈り取っておくと良いでしょう。

 

 

雑草対策の一つとして、黒いマルチシートなどを使うと、ハダニの予防となることがあります。

 

 

ペパーミント、ハッカ、ラベンダー、ゼラニュームなどは、ハダニが嫌うのでコンパニオンプランツとして植えておくと良いでしょう。

 

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まとめ

1.アーティーチョークの育て方でハダニに効く農薬とおすすめの対策は?

アーティーチョークの育て方や、気をつけなければならない害虫のハダニについて、ハダニに効く農薬や対策について解説します。

 

 

2.アーティーチョークの育て方は

アーティーチョークの育て方は、種から育てる方法、株分け、苗を購入する方法があり、種をまく場合は、春まきと秋まきがありますが、春まきがおすすめです。

 

日当たりが良い場所に種をまき、間引きや植え替えによって育てます。

 

 

ハダニは、高温と乾燥を好み、春から秋まで被害が発生します。

被害にあうとアーティーチョークの生長が阻害されます。

 

 

3.ハダニの農薬でおすすめは

ハダニの農薬でおすすめは、アーリーセーフとベニカマイルドスプレーです。

 

 

いずれも自然由来の成分で安全性が高く、収穫前日まで使用することができます。

 

 

4.ハダニの対策方法は

ハダニの対策としては、テープに張り付けて取ること、希釈した牛乳をかける事、水をかける事、木酢液の使用があげられます。

 

 

また、雑草を刈り取ること、マルチシートの使用、コンパニオンプランツなども効果があります。

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