いちごとは切っても切れない?うどんこ病という病気。
こちら、対策としてはどんなものがあるのでしょうか。
うどんこ病になりにくくなる方法、
なってしまったらの対処方法も併せて確認してみましょう。
またなってしまったらの対処法で、
農薬を使うと確実にうどん粉病に対処が可能となります。
農薬と言ってもいろいろありますが、
どんなものを使うといいのでしょうか。
またうどんこ病にかかったいちごは食べれるものなのでしょうか。
そこのところはどうなのか、
そちらも併せて確認していきましょう。
私はいちごをタネからと、苗から両方を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
いちごのうどんこ病対策は耐性がある品種を選ぶのも手!!
いちごのうどんこ病対策で一番手っ取り早いのは、
うどん粉病に耐性のある品種を選ぶことです。
サントリーの本気野菜シリーズ、
「らくなりいちご」は、うどん粉病に対する耐性を
獲得しています。
確かに実際育てていますが、
らくなりいちごはうどん粉病は発症していません。
それとうどん粉病は人間で言えば
風邪みたいなものなので、
なったらなったで冷静に対処するのがキモです。
たとえば、うどん粉病は同じ植物同士で感染が
広がるので、同じ種類の植物を密植させない、
肥料の与え過ぎで葉っぱが、もじゃもじゃ繁りまくる
情況を作らない、
日当りの悪いところ、
風通しの悪いところには置かない、
それと雨や水やりの時に泥がはねて
葉っぱのウラにつくことも
うどん粉病を発症する原因となるので
しきわらなどを敷いてマルチングすると
いいです。
ここまですれば大分防げるとは思います。
しかしそれでもうどん粉病に
掛かってしまった時は、
「お酢」か「重曹」で退治します。
やり方はお酢1ミリリットルを
500倍の水で薄めます。
それを100均などで売られている
スプレーボトルに詰め替えて、
患部にスプレーするだけです。
重曹の場合は重曹1gに対し
500ミリの水で薄めればOKです。
極めて少量をはかりとるのは
こどもの風邪シロップですとか、
もしくは黒酢とかについてくる
小さな計量カップがあると便利です。
ホームハイポニカ液肥や、
HBフローラ101といった植物活性剤は、
希釈することを前提としているので
小さな計量カップがついてきます。
小さな計量カップ、
家庭菜園をしていると一個あると便利です。
いちごのうどんこ病に農薬が効く!虫&病気対策が出来るものも!
いちごのうどんこ病に対しては、
農薬を使うと効果てきめんです。
農薬もいろいろ出ていますが、
私はアース製薬の下記商品を使用しています。
アースガーデン 食べる野菜と果樹 虫&病気対策
こちらの商品は
公式ホームページによりますと、
本当に幅広い用途で使えるんです。
幅広い野菜と果樹に使える殺虫殺菌スプレー。アブラムシ、アザミウマ、ウリハムシ、ケムシ、うどんこ病、さび病などに効きます。
しかも農薬でありながら収穫前日まで使用可能なのが
素晴らしいです。
しかも葉の表にかけるだけで、
効力は裏まで貫通します。
(葉の裏にいたカメムシが死んでいました…
どういう仕組み!?)
使用感は白い乳白色の液体といった感じです。
通常、病気にかかった葉は元に戻ることはありません。
ですのでほとんどの場合病葉は
切り取ってしまう事が多いです。
しかしこのうどん粉病は早めに対処すれば
葉っぱ自体も元に戻れます。
いちごはうどんこ病にかかっても食べれる?害はないがおすすめしない
いちごがうどんこ病にかかって白くなってしまった場合、
食べれるのでしょうか。
うどん粉病は糸状の菌糸が引き起こす
病気ですが、
あくまでも植物の病気なのでうどん粉病にかかった
いちごを食べても害はないです。
しかし、論理上はOKでも、
人間の心理というものがあります。
うどん粉病にかかったということは、
生育は邪魔されています。
つまり、どう考えても味がいいとは
到底考えにくいです。
また見た目も良くないでしょう。
なので、
(チャレンジ系ユーチューバーでも
ないかぎり、)
うどん粉病にかかった
いちごを食べることはおすすめできません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
いちごのうどんこ病対策としては、
まずはうどん粉病に耐性のある品種を選んでしまうと
手っ取り早いです。
うどん粉病に耐性があるのは
サントリーの本気野菜シリーズの
「らくなりいちご」です。
この子ならうどん粉病を発症しません。
または、同じ種類の品種を並べないことでも
うどん粉病の対策になります。
何故ならうどん粉病は植物の種類が違えば
感染しにくくなるからです。
それと肥料を与え過ぎて葉っぱが茂り過ぎる状態や、
日当りと風通しの悪い状態、
葉っぱに土や泥が付着することも
うどん粉病にかかりやすくなります。
なので肥料分は適正量を与え、
日当りや風通しの良いところで育てて、
しきわらなどをして雨や水やりによる
泥はねを防ぐのが効果的でしょう。
しかしどうしてもうどん粉病に
かかってしまうときは
かかってしまいます。
その場合は初期であれば、
重曹か、お酢をスプレーすると
うどん粉病対策になります。
やり方はお酢を1ミリに対し、
500倍に水で希釈して
100均などで売られている
スプレーボトルを買ってきて、
お酢水を入れてスプレーすれば大丈夫です。
重曹は1gに対し水500ミリで希釈します。
こどもの風邪シロップを計量する用の
小さな計量カップがあると便利です。
またうどん粉病に農薬を使えば、
完膚なきまでに対策が可能です。
私はアース製薬の、
アースガーデン 食べる野菜と果樹 虫&病気対策
という商品を使っています。
本当にいろいろな用途で使えます。
一本持っておくと安心です。
強い薬なので抵抗があるかもしれませんが、
収穫前日まで使えます。
うどんこ病を対策しようと
いちごの葉っぱにスプレーをしたところ、
葉の裏にいたカメムシまで対策できてしまいました。
またうどん粉病に侵されたいちごは食べれるかと
いうことですが、
あくまでもうどん粉病は植物の病気なため、
人間が食べても特に害はない、とされています。
しかし、心理面ではうどん粉病に侵された
いちごは、生育が阻害されているので
美味しいということはまずありません。
また、見た目も決して美味しそうとは言えないものだと
思います。
よって、メリットはないのでわざわざ食べることを
推奨したりはしません。
うどん粉病は早期に発見し、ぜひ感染拡大を防ぎましょう!
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