じゃがいもの育て方、プランターでの植え方は？時期や注意点は？

家庭菜園で人気な野菜といえば、じゃがいもがあります。育てやすく、いろいろな料理にも使えて重宝されるじゃがいも。

畑や庭がなくても、プランターで栽培することができます。マンションなどのベランダでも、育てることができて手軽です。

手軽にプランター栽培できると、子供たちも喜びます。取れたてのじゃがいもは、味も格別です。

揃えるものも、プランターと用土と、種イモだけです。ホームセンターなどで、春の早い時期から販売されています。

じゃがいもは成長が速く、収穫も思った以上にすぐに収穫できます。土の中で成長するため、虫などの被害も少ないのもいい点です。

じゃがいもの育て方、プランターでの場合

じゃがいもを育てるとき、必要なもので大切なのはプランターです。

じゃがいもは土の中で育ちますので、大きさが重要です。

小さな種イモにも、予想以上にたくさんのじゃがいもができます。

プランターに余裕がないと、じゃがいもが窮屈になってしまいます。

プランターは、深さ40㎝以上あるものがいいです。形はどのような物でもいいです。

野菜用の培養土は、一袋15Lのものが多いので、二袋分30L以上のプランターが育てやすいです。

プランターでのじゃがいもの育て方で大切なのは、プランターに土を入れるときに、プランターの縁ギリギリまで土を入れないことです。

これはじゃがいもが成長してきたときに、芋に太陽光が当たらないように、土を被せる必要があるからです。

そのため、はじめから土をいっぱいに入れないで、縁から4，5㎝余裕を持たせることが大切です。

じゃがいもは、太陽光が当たると緑色に変少くして、ソラニンという毒ができます。

じゃがいもの芽に含まれる成分と同じで、食べると吐き気などを起こすことがありますので、注意が必要です。

プランターの底には、ネットに入れた鉢底石を敷くと水はけがよくなります。

使う土は、野菜栽培用の土で十分です。じゃがいも専用でなく、一般的な土で大丈夫です。

じゃがいもの植え方、時期はいつ頃？

じゃがいもを植えつける時期は、地域によって違いはありますが、2月後半から3月くらいに植えることができます。

また、8月後半から9月くらいにも植えることができます。春に植えたものは6月ころから収穫でき、夏に植えたものは11月ころに収穫できます。

品種によっては、春植えだけというものもありますので、種イモを購入するときに注意して下さい。

じゃがいもの植え方は、最初に種イモを用意します。ホームセンターなどで、様々な種類のじゃがいものがあります。

それぞれ特徴がありますので、自分にあった種イモを用意してください。育て方は、基本的にどれも同じです。

スーパーマーケットなどで売られている食用のじゃがいものでも、栽培は出来ますが、種イモは病気にならないように消毒されています。

種イモを植えるときに、イモを半分に切って植える方法を紹介する場合もあります。半分でもじゃがいもは十分に育ちます。

しかし、切り口から腐ったり、細菌が入る可能性があります。そのため、切り口に灰を付けて殺菌します。

でも、「灰なんてわざわざ用意するの？」と思われたかと思います。

実は、こんな商品も売られています。

畑にたくさんじゃがいもを植える場合は、数を植えるために半分にしますが、プランターで少しだけ栽培するときは、わざわざ半分にしなくていいです。

じゃがいもの育て方で注意点は？

プランター栽培でのじゃがいもの育て方で、注意点は上でも話したように、イモが太陽光に当たらないように、土をかけることです。

じゃがいもが緑に変色しないように、成長に合わせて土を根元にかけていって下さい。

このように、意外と成長の途中でも土は必要になってきます。

土は多めに持っていた方がいいと思います。

じゃがいもは茎の部分が変化したものなので、光が当たると本来の茎の色の戻ってしまいます。

もう一つの注意点は、種イモ一つから芽を2，3本くらいにして、残りは取り除いてください。

そのままにしていると、たくさんの芽が出てきます。丈夫な大きな芽だけを残して、他は取り除いていくと、じゃがいもも大きくなります。

プランター栽培の場合、土の量が少ないので必要な栄養を上手くじゃがいもに与えていきましょう。

プランター栽培の場合、じゃがいもを太陽光から隠すために土をかけていきますので、肥料は追加しなくて大丈夫です。

野菜栽培用の土には、最初から肥料が入っていますので、追加した土の肥料で十分です。

あまり肥料が多すぎると、茎や葉ばかりが大きくなって、じゃがいもが育たないこともあります。

プランターは移動しやすので、太陽がよく当たる場所で育てて下さい。土の中でじゃがいもが見えないので不安ですが、たくさん育っているはずです。

まとめ

プランターでの、じゃがいもの栽培を見てきました。プランターではなく、野菜栽培用の土の袋で、そのまま育てる方法もあります。

袋の上だけを切って、種イモを植えつけます。袋に何か所か穴をあけて、水はけをよくします。

野菜栽培用の土の袋を、立てて置くことがポイントです。後はプランター栽培と同じですが、袋だとじゃがいもの付き具合が触ってみると分かります。

プランター栽培で成功した後に、試してみるのも面白いかもしれません。