ミニトマトに
つく虫で、
超小さくて
葉っぱのウラに
良く居る
赤い虫って
何?
そいつの
正体は
「葉ダニ」です。
同じく
ミニトマトに
つく虫で
小さくて
葉の裏にいて
色はオレンジ
なのだけど
そいつは何?
そいつの正体も
「葉ダニ」です。
ミニトマトに
クモが巣を張った様に
白い糸のようなものが
張り巡らされて
いるんだけど…?
そいつも
「葉ダニ」の
仕業です。
葉ダニと言いますが
クモの仲間です。
ただ通常のクモとは
違い、
糸を出すのは
雨風や天敵から
身を守るためだと
考えられています。
私はハート型の
実がなるハートマト
(品種名:ハートブレーカー)を
育てた経験があり、
今も育てています。
その経験からお話しできる
事もあると思いますので、
是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミニトマトについた虫で赤いヤツはズバリ、葉ダニです!!
ミニトマトの葉に
なんだか小さくて
赤い虫が右往左往している…
それは葉ダニと呼ばれる
虫の可能性があります。
色が赤いなら
アカダニと言われる
種類の可能性があります。
葉ダニはあらゆる植物に
とりついて、植物の汁を吸います。
そして汁を吸われた植物は
だんだんと白っぽくなっていき、
衰弱していきます。
このハダニの恐ろしいところは、
交尾をしなくても
メスだけで子孫を増やすことが
出来る生物なので、
放っておくと爆発的に
増えていきます。
しかしそんな
葉ダニは
乾燥を好み、
湿度に弱いと言われています。
つまり、いつもやっている
水やりは、
葉ダニよけに役立っているのです。
葉ダニがついてしまったら
水で流す事も出来ます。
(ただし強すぎる水圧で
ミニトマトを傷めることの
ないように気をつけましょう!)
またミニトマトの水やりは
基本は株元に
そっと水やりをするのが
基本ですが、
葉水といって
植物は葉っぱからも
水を吸収すると
考えられています。
その考えをもとに
敢えて水をやる時に
葉っぱなどにも
水をかけるという
事をすると、
葉ダニは水が嫌いなので
葉ダニ対策になります。
ミニトマトについた虫でオレンジ色の虫も実は葉ダニです!
葉ダニは
ミニトマトやナスなどの
葉っぱのフチや、
枝葉の頭頂部に
集団で固まっていたりします。
オレンジ色は、
「ナミハダニ」か
「カンザワハダニ」の
可能性があります。
前日は何ともなかったのに
様子を見に来てみたら
何億もの葉ダニがびっしり…
といった驚異・驚愕の集団力。
近くで見るとわらわらと
うごめいている感じです。
雨だけに水やりを頼っていると
発生しやすいとのこと。
びっしりと集団発生した場合は、
まず水である程度落とすことは
可能だと思います。
しかし葉ダニもある程度
ふんばるので、
水で全部駆除は難しいでしょう。
では次は、殺虫剤を
使ってみましょう。
「カダンセーフ」です!
殺虫剤といっても、
このカダンセーフの
スゴイところは
全て「食品原料生まれ」であることです!
化学原料で殺虫するのでは
なく、
ヤシ油とでんぷんから
出来た有効成分で
殺虫します。
どういう効果を
発揮するのかと
いうと、
ハダニの気門を
塞いで、呼吸を出来なくして
窒息死させます。
しっかりと薬剤をかける
必要がありますが、
薬剤がかかれば
ハダニを退治ができます。
ミニトマトについた虫で糸を出すやつ、ソイツも葉ダニです
ハダニはクモの巣のような
白い糸を吐き出します。
ただし通常の
クモの巣のように、
エサをとらえるために
それを作っているのでは
ありません。
ハダニのクモの巣のような
白い糸は、
ハダニが自らの
身を守るために
吐き出していると
考えられています。
まずクモの巣状の
白い糸があることで、
薬剤が届きにくく
なります。
また、ハダニの
苦手な強い雨風にも、
耐えやすくなります。
またその糸があることで
植物間の
移動もしやすくなります。
これではますます
増えてしまいますね。
しかしそのハダニを
食べてくれる、
ハダニの天敵も
勿論存在します。
その名は、
「ケシハネカクシ」という
虫です。
ケシハネカクシは
体長約1ミリと、
とても小さな
甲虫です。
しかしその体格に
似合わず、
大変な大食漢で
生存期間中に
7,500個もの
ハダニを食べると
言われています。
ハダニを捕食したあとは
どこかに飛んで行って
しまうとのこと。
ハダニが
大発生している
時に、この
ケシハネカクシを
見ることが出来るかも
しれません。
その際には
ケシハネカクシは
益虫なので、
捕殺したりしないように
気をつけられると
いいですね。
まとめ
いかがだった
でしょうか?
ミニトマトに
つく虫で
主に葉の裏にいて
小さくて
赤い色のヤツは
「葉ダニ」だと
いうことが
わかりました。
またミニトマトに
つく虫で
主に葉の裏にいて
小さくて
オレンジ色のヤツは
やはり
「葉ダニ」だと
いうことがわかりました。
ミニトマトの株が
まるでクモの巣のような
白い糸のようなもので
覆われている場合も、
やっぱり「葉ダニ」でした。
葉ダニはダニと
呼ばれていますが、
実はクモの仲間であることも
わかりました。
であれば、
クモの巣のようなものも
納得です。
葉ダニは多湿を嫌うので、
水やりが実は葉ダニよけに
なるなんて意外でした。
早めに正しく
対処すれば、
被害も少なく
食い止めることが
出来ると思います。
参考になれば幸いです。
コメント