ミニトマトの
挿し木を育てる方法は
脇芽をある程度の
大きさになるまで
放置します。
そして大きくなった脇芽
(大きくなったらもう
脇芽とは呼び難いです)
いや元脇芽は、
消毒したはさみで
良く晴れた午前中に
カットします。
一旦苗からカットしたら、
吸水面を大きくするために、
茎を斜めにカットします。
こうすると
水を吸い上げる面積が
広くなるので
元脇芽は元気になります。
挿し木の育て方は3パターンあります。
- ①水につけて根っこを生やしてから
土に植える - ②水に一日つけてから土に植える
- ③すぐに土に植える
私はハート型の実のなる
「ハートマト」を
過去に栽培、
今も育てています。
その経験をもとに
詳しく理由も紹介させて
いただきます。
是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミニトマトは挿し木でも増えるので長い脇芽は土に植えると育ちます
ミニトマトは
挿し木でも増えます。
ミニトマトの株は
木一本の中で
栄養を実や葉に振り分けて
いるので、
実の数が少ないほど
味が良いと言われています。
では、挿し木なら
最早それは純粋に
実を生産するだけに
特化した姿なため、
主枝で無理くり小さい
味が落ちるミニトマトを
育てるより良策です。
土に植えると切った切り口から
根っこが出て来て、
土に定着して
成長します。
スゴイ生命力!
(だって人間じゃ
切られたらオシマイですもん)
中には挿し木を
水耕栽培される
方もいらっしゃいます。
ただ、
あくまで個人的意見なのですが
水耕栽培よりも、
土で育てた方が良く育つ、
というのが私の意見です。
専用施設で、
ガッチガチのガチに
水耕栽培しているならともかく…
こんなミント(←私)みたいな
弱小極小家庭菜園では…
ちょっと厳しいのかなと
思っています。
その根拠としては、
昔ペットボトルで
育てる「ペットマト」
という栽培キットを
育てたことがあります。
わざわざデルモンテの
トマトジュースの1リットル瓶を
通販で買い、
飲み干してから
そこにペットマトを
挿して育てていました。
ただこの子は…
たしか写真が残ってないので、
上手く育たなかったの
かな、と思っています。
確かペットボトルの蓋の部分に
アップサンドという小石で
種を覆って発芽させて
しばらく上手く行っていたのですが
確かカビてしまったんだと
思います。
それとあんまり大きな声では
言えないんですが
このペットマト、
ロフトの店頭でも商品を見かけず
サイトでは販売中止になっていたり…
評判良くなかったのかな…
と思っています。
(小声)
なので土に植えた方がいいです!
挿し木の話しに戻ります。
挿し木にはちょっとした
メリットがあります。
まず収穫期間が
伸ばせます。
しかも主枝から栽培する
(だいたい種まきから収穫まで3~4ヶ月)
よりも、
早くミニトマトの実が
収穫出来る
(だいたい2か月くらい)という
メリットがあります!
ミニトマトの挿し木を育てる方法は水につけて大きい葉を除去
ミニトマトの挿し木ですが
10~20センチくらいに育った
脇芽を選びます。
晴れた日の午前中に
消毒した園芸バサミなどで
カットします。
そして水の吸い上げ効率を
あげるために、
切り口を斜めにカットします。
そしたらすぐに水に
つけてください。
それをしないと
ものすごい勢いで
元気がなくなってしまう
ためです。
そしてポイントは、
頂点付近の
小さな葉は残して、
大きな葉っぱは
取ってしまうことです。
これは大きな葉があると
当然光合成を
行うので、
挿し木が弱ってしまう原因になります。
挿し木のエネルギーの使い方を
コントロールしてあげるのです。
そして、水に差して
根が出たら土に植えます。
これは冒頭部で
- ①水につけて根っこを生やしてから
土に植える
とつけた方法ですね。
この方法なら、土に根っこが
定着しやすいと
言われています。
- ②水に一日つけてから土に植える
- ③すぐに土に植える
勿論上記の方法でも
大丈夫です。
ただ絶対に絶対に必要なのは、
①~③どの方法であっても、
土に植えた際は、
お水をたっぷりと
かけてあげる
これが大事です。
水をきちんとあげて、
挿し木が土に
定着するサポートを
してあげましょう。
基本的に「植える」と
「水やり」はセットと
思っておけばいいでしょう。
ミニトマトの挿し木の育て方最近は暑すぎるため日陰で育ててください
最後に大事な
ポイントなのですが、
ミニトマトの挿し木は
「日陰」で育ててあげた方が
いいです。
(鉢植えやプランターなら
日陰に持っていくことが
出来ますね。)
これは7月~9月になると、
30℃を超える猛暑になることも
珍しくありません。
そうなるとミニトマトの
挿し木はすぐに弱ってしまいます。
また、挿し木を植える時期は
6月のうちの方がいいです。
7月~9月の盛夏シーズンに植えると
植えたばかりの挿し木には
暑さがクリーンヒットして
あっという間に
ダメになってしまうと思います。
日本の気候なら4月から6月の間と、
10月~11月くらいは
ミニトマトにとっては
良い季節で
直射日光も全然問題ないですが
盛夏となると話は別になってきます。
そもそもミニトマトは
南米ペルーの乾燥地帯が
原産国なので、
ジメジメした高温多湿な
日本の気候は合わないのです。
なので出来ることとしては、
盛夏の時期には
少しでも暑さのダメージを
回避できるように
日陰という環境に
置いてあげる。
また、常時はあまり水をあげ過ぎない
というのも大事かと思います。
一日に一回、午前中に
あげるのがいいですね。
乾燥気味に育ててあげましょう。
(盛夏の時期には土がからっからに
乾いていて葉もしなびていたら
あげた方がいいと思います。)
まとめ
いかがだった
でしょうか?
ミニトマトの挿し木には、
収穫の期間を延ばすことが
出来るから長く楽しめる
ということと、
主枝だけで育てると
種まきから実の収穫まで
3~4ヶ月かかりますが、
挿し木は土に植えてから
2か月くらいで収穫が出来る、
ということがわかりました。
またミニトマトの
挿し木の方法は
・挿し木する元脇芽は
斜めにカットして
水の吸い上げ率を良くする
上記の手法が有効だと
わかりましたね。
そしてその元脇芽を
キチンと水に付けて
根を出させる事が結構大事です。
ミニトマトの挿し木の
育て方は、通常であれば
太陽が大好きですが
もう挿し木をする頃には
大分気温が上がって暑くなっているかと
思います。
盛夏だと35℃以上になるので、
さすがにその温度になると
ミニトマトもヘタってきます。
ですので、出来れば日陰で
育ててあげた方がいいと
わかりましたね。
主枝栽培だけではなく、
脇芽を利用して
挿し木栽培も
楽しんでみてください。
参考になれば幸いです。
コメント