ラディッシュを栽培していて、無事に発芽してくれたのはいいものの、
なんだか苗がムダに長い!ひょろひょろしている!それは「徒長」と呼ばれる現象です。
ラディッシュだけではなく植物全体に見られる現象です。
この長く伸びてくれるのが、「生長している感がある」と思うかもしれませんが…
ちょっと待ってください、この徒長、実はあまり良くない事なのです。
ではなぜ、草丈が伸びるのが良くない事なのでしょうか。
徒長の原因となる事柄にはどんなことがあるのでしょうか。
原因を知って、なるべく徒長させないようにしたいですね。
そしてもし、徒長したらの場合。これもちゃんと対処法があります。
どうぞ安心くださいね。
私はベジコンテナの栽培キットでラディッシュを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ラディッシュ栽培で苗が徒長した!徒長はなぜ良くないの?
ラディッシュの栽培をしていると、苗が発芽直後から徒長するケースは結構あります。
それだけに徒長をできるかぎりさせたくないですが、そもそもなぜ徒長が良くないのかについて説明します。
植物は草丈が伸びれば伸びるほどにエネルギーを届けるのに苦労することになります。
ラディッシュなら根っこを生長させる事こそが大事だと思いますが、ムダに伸びた葉先までエネルギーを届けることに注力をさせると、植物はそれだけで疲弊してしまいます。
なので徒長はなるべくさせない方がいいワケです。
また、徒長する場合は、苗が細くてひょろ長い姿となってしまいます。自分の自重すら支えられずに、倒れてしまう事も少なくないです。倒れてしまったら当然、まともに育つことなど出来ません。
ですのでなるべく、徒長はさせないという意識をもつといいです。
ラディッシュの苗が徒長してしまった原因は一体何だろう?
ラディッシュの徒長の原因は、ひとつは日照量不足です。太陽の光が足りずに、光が欲しくてムダに草丈を伸ばしたという訳です。
何だかラディッシュの涙ぐましい努力が伺えますね。
それと、ラディッシュは発芽のときに乾燥させたらアウトなのですが、水をあげ過ぎてもその水を吸いたいだけ吸って、それが苗の長さに反映されて徒長するといったこともあります。
なかなか、一筋縄ではいかなそうなラディッシュですね。
栽培期間の短さから、ラディッシュは家庭菜園の初心者向け野菜と言われていますが…個人的意見を述べさせていただきますと、ラディッシュは歴代の野菜たちで1,2を争う難しさです(-_-;)
徒長は当たり前、本葉二枚以上生長せずにもれなく枯れる、太陽光が足りない恐れもあるので栽培ライトを照射して、気温(室温)だって栽培適温内です…
それにもかかわらず、今までに三回全滅させています:(;゙゚”ω゚”):
(現在、リベンジを繰り返しながら原因を究明中です…!)
ラディッシュの苗が徒長したら行いたい対策方法は土寄せ!
ラディッシュの苗が徒長したら、その症状を緩和させるために是非やっていただきたいことは、ずばり「土寄せ」です。
土寄せは周りから土を寄せ集めて、株の茎の部分を土で埋めて…といった感じでやっていきますが、土を「寄せ集める」のではなく、培養土を足してしまった方がいいと思います。
土を寄せ集めたら、複数苗を植えている場合は今立っている苗の地盤が揺らぎそうです。
ですので私はまし土をしてから徒長した苗を本葉のところまで土で埋めて、倒れないようにしています。
ここで大事なのは、ラディッシュは徒長しやすい野菜なので、あらかじめ徒長のフォローを考えて、少し少な目に土を入れましょう。ウォータースペースが5~10センチくらいを空けて植えるのがいいです。
そうすれば徒長してもフォローが容易にできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ラディッシュの栽培で発芽直後から見られる、徒長という現象ですがこれがなぜ良くないかは、植物は草丈が伸びて、根っこから離れるほどに栄養を届けるためにエネルギーを使うことになります。
ですからムダに草丈が伸びれば無駄なエネルギーをラディッシュに使わせることになります。本来の目的は、葉っぱの適度な生長と、きちんと根っこを太らすことだと思います。
また生育初期に徒長すると苗が倒れてしまうこともあります。もちろん徒長すればするほど倒伏しやすいです。
また、そんな徒長の原因というものは、太陽が満足に当たらなかったので、光を求めてムダに伸びてしまったパターンと、水をあげ過ぎて、水を吸いたいだけ吸ってそれが苗に反映されて徒長したパターンがあります。
また、ラディッシュの苗が徒長したら、その影響を和らげる方法として、「土寄せ」を行ってみてください。
双葉の下ぎりぎりまで、土で埋めて支える方法です。そうすれば倒れたりしません。
ラディッシュの苗は気をつけていても徒長するときはするものなので、あらかじめ徒長することを折込済として、敢えて入れる土を少なくしておき、
苗が徒長したら土を足して埋めるようにした方がいいでしょう。
ラディッシュの徒長は、なるべくさせないように心がけましょう。
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