大人も子供も大好きな枝豆。
今年はご自分のお庭やプランターで作っておいしい自家製枝豆を食べてみたいですよね。
枝豆が育つ過程でカメムシがついてしまうという話を聞いたけど、カメムシの対策が分からない・・
木酢液が虫予防にいいというけど、効果はあるのかな?
それとも、コンパニオンプランツを植える?
どんなをもの植えたらいい?
とお悩みではないでしょうか?
そこでこの記事では、
・カメムシの予防方法
・カメムシ予防には木酢液が効く?
・枝豆のコンパニオンプランツ
についてご紹介いたします。
枝豆のカメムシを予防するには
枝豆の天敵であるカメムシは、枝豆の枝や葉につき、口針を刺し小さな穴をあけて枝豆の栄養を吸い取ります。
カメムシに栄養を吸われると枝豆は大きくなれません。
予防法として、防虫ネットをかける、ミントを使う、アルミを使う、木酢液をかける、などがあります。
丈の低いものなら防虫ネットをかけるという方法は、カメムシが入ってくるのを防ぐので効果的です。ただ、成長していくと丈が長くなってくるので、うちの畑ではかけていません。
カメムシは悪臭を放ち人間を不快にしますが、カメムシにも嫌いな匂いがあります。ミントやハーブなどの爽やかな匂いです。
そこで、ミント液を作り、スプレーするという方法も効果的です。
特にカメムシの忌避効果があるのはペニーロイヤルミントです。ペパーミントも効果はありますが、ペニーロイヤルミントに比べると効果が弱まります。
また、ニホンハッカもいいです。薬局などに「ハッカ油」として売られています。ハッカ油を希釈して枝豆にスプレーします。
カメムシはキラキラしたものが嫌いなので、アルミホイルでマルチをかけるという方法もあります。
去年我が家の畑では、新芽を鳥に食べられないように、太陽に反射してキラキラ光る“鳥よけテープ”を枝豆の畝の両サイドに張り、収穫までそのままにしていました。
その時はカメムシに効果があるとは知らなかったのですが、カメムシの被害はあまりなかったので、テープの効果だったのだと思います。
枝豆のカメムシには木酢液が効く?
枝豆につくカメムシを予防する方法として、木酢液をスプレーするという方法があります。
木酢液は、以前は「農薬」指定されていたそうですが、今は農薬ではなく、医薬品でもないそうで、薬効も認められていないそうですが、
実際に使って効果があった例はあります。
土壌改良に良い効果をもたらします。
木酢液は酸性なので、20~30倍に薄めて土に撒くと土壌の消毒になり、200~400倍に薄めて土に撒くと病気の元になる菌はなくなり、良い微生物が増えるという効果があります。
また、木酢液の匂いも、ミントと同様にカメムシが嫌いな匂いですので、予防に効果があると言われています。
使い方は、木酢液を水で500~1000倍に薄めてスプレーボトルにいれ、枝豆の枝・葉にスプレーします。
濃くすれば効くということではなく、木酢液は強い酸性のため、濃度が濃いと枝豆を枯らしてしまいます。注意しましょう。
木酢液を薄めずに小さな容器に入れて、枝豆の近くに置いておくという方法もあります。木酢液の匂いが嫌でカメムシが寄ってきません。
枝豆のコンパニオンプランツでカメムシに効くのは
ここからは、
枝豆のコンパニオンプランツをご紹介いたします。
コンパニオンプランツとは、近くに植えることで、害虫忌避になったり、成長を助けたり、お互いに良い効果を生み出す植物のことです。
枝豆のコンパニオンプランツはいくつかあります。
ひとつは「とうもろこし」です。
枝豆の根にある「根粒菌」が窒素を取り込み土を豊かにし、ミネラル、リン酸をトウモロコシに運んでくれるので、とうもろこしが良く育ちます。
枝豆にとっても同じで、育成を促してくれ、
お互いに害虫忌避の効果があり、この組み合わせはよく使われています。
ただ、スペースの広い庭や畑には向いていると思いますが、プランターでの栽培にはもう少し小さい植物のほうがいいかもしれませんね。
それから、サニーレタスも枝豆と相性の良いコンパニオンプランツです。
サニーレタスの独特な香りが害虫をよせつけない効果があります。
サニーレタスでもいくつか種類がありますが、害虫は赤を嫌うので、赤い色のサニーレタスを選ぶといいです。
そしてもう一つは「ミント」です。
カメムシはハーブやミントの香りを嫌いますので、カメムシを寄せ付けない効果があります。大きさ的にもプランターにもおすすめです。
まとめ
美味しい枝豆を育てるためには、栄養を吸ってしまうカメムシは大敵です。
せっかく育てた枝豆がやせっぽっちで美味しくない・・ということにならないために、しっかり予防しましょう。
予防法として
嫌いな匂いのスプレーをかけてカメムシを寄せ付けない。
木酢液の匂いはカメムシが嫌いな匂いですので、500~1000倍ほどに希釈してスプレーするといいです。ただ、濃すぎないように注意しましょう。
そして、相性のいいコンパニオンプランツを植えてお互いの害虫忌避効果を狙う。
コンパニオンプランツは「とうもろこし」「サニーレタス」「ミント」です。
どの方法でも、あなたの「美味しい枝豆を食べる」というこの夏の楽しみを守ってくれるはずです。
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