枝豆につくカメムシ、ミントの芳香剤や柔軟剤でもカメムシに効果は?

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カメムシ枝豆

ハーブとして馴染みの深い「ミント」(和名でハッカと呼ばれ、漢字では「薄荷」と書きます。)は、人間にとっては清涼感のあるスッキリとした香りで知られているハーブです。

この「ミント」の芳香剤や柔軟剤が、カメムシ対策に効果があるのでしょうか。

芳香剤は爽やかで清涼感を与えるいい匂いや香りがし、柔軟剤は衣類を柔らかく仕上げるだけでなく、いい匂いや香りを付けます。

枝豆栽培において、カメムシ対策にどのような効果があるのか、また「ミント」の芳香剤の作り方について説明いたします。

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枝豆のカメムシはミントがニガテ!

カメムシはハーブの匂いがニガテです。ハーブの中でもミントの香りがカメムシ予防に効果的です。

ミントには「メントール」と呼ばれる成分が豊富に含まれています。このメントールの香りがカメムシを寄せ付けない成分となっています。

このミントの持っている特有の匂いの成分は、カメムシが外敵から身を守る為に出す悪臭の成分と似ています。

カメムシの出すあの嫌な臭いですが、あれは仲間に「外敵がきて危険」と知らせて遠ざけるためのものなので、似たような成分である「ミント」もカメムシを誤認識させる効果があります。

結果的に、ミントはカメムシを遠ざける効果があると言われています。

ミントの臭いを嗅ぐとカメムシは、仲間に危険を知らせる匂いと認識し、その場から逃げるのです。

従って、カメムシが出すあの臭い匂いと似たような成分を有するミントは、カメムシ対策には有効です。

カメムシはミントのなかでも強い香りのものをより嫌うと言われています。

 

ミント系の中でも、「ペパーミント」「スペアミント」「ペニーロイヤルミント」のように香りもきつく、持続性も高いミントのほうが、カメムシを寄せ付けない効果があります。

ミントを畑に植えなくても、「ハッカ油」や「ミントエキス」を畑の枝豆などの作物の葉っぱにスプレーしても効果があります。

ミントの葉っぱを細かく刻んだものを沸騰したお湯の中に入れて煮だし、冷めたらスプレーボトルに詰め替えてカメムシが居そうな所にスプレーがけすることで、カメムシ予防が出来ます。

カメムシが多く生息している畑や雑草の茂みにスプレーしても効果があります。

カメムシを寄せ付けない為にも、ミントを使った芳香剤で害虫予防をしましょう。

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カメムシにミントの芳香剤は効く?

ミントの芳香剤として、「ハッカ油」があります。

「ハッカ油」とは、ハッカ草と呼ばれるミントの一種を乾燥し、その成分を抜き出した植物油です。

「ハッカ油」には、防虫作用、除菌作用、消臭作用、リラックス作用などさまざまな効果があります。

ハッカ油の原液のまま虫除けに使う事もできますが、濃すぎて支障をきたす場合があるので、無水エタノールと精製水で薄めてハッカ油スプレーとして使用します。

調合割合は、100ミリリットルの「ハッカ油スプレー」を作るのに、無水エタノール10ミリリットルにハッカ油原液を20滴前後たらして、よく撹拌し、精製水90ミリリットルを加え良く混ぜてガラス製のスプレーボトルに入れて完成です。

これを枝豆などの農作物の葉っぱや茎にスプレーすれば、カメムシは撃退します。その効果は抜群です。

すぐに使えるミントの芳香剤は、ホームセンターなどで市販されていますが、上記の方法で手作りしてみるのも、家庭菜園を行う上での楽しみのひとつです。是非試してみてください。

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ミントの柔軟剤はカメムシに効く?

良い香りのする柔軟剤は、洗濯ものを干す時も着る時も気分がいいものですが、柔軟剤の香りはカメムシ達も好みます。

あまり香りの強い柔軟剤を使うと、かえってカメムシ達をおびき寄せてしまうことになるので控えましょう。

特に、ペパーミントなどのハーブ系、ラベンダーなどのフローラル系の香りは、カメムシが花の香りと勘違いして寄ってきやすいです。

日光に当たった洗濯物は温かく、カメムシにとってちょうど良い「温度」の場所です。

また、白などの薄い色の洗濯物に反応して寄ってきます。そしてハーブ系・フローラル系の「匂い」が好きなので、柔軟剤や洗剤の良い香りにつられて洗濯物に付くのです。

香りの強い柔軟剤は使わない事です。特にハーブ系・フローラル系の柔軟剤は使わない事です。

洗濯物などに付くカメムシ対策には、カメムシ専用の防虫剤を使うことです。

洗濯物などにカメムシが付いた場合は、あの嫌な匂いを発するので、刺激せずにガムテープなどで取るといいですよ。

ミントはカメムシ撃退対策に効果がありますが、もともとミントのような匂いがある場所には効果がありません。

そうでない場所でミントの柔軟剤を使用すると、カメムシは近寄ってきます。

ミントを枝豆の周辺に直植えすると、ミントの繁殖力はすごくすぐ群生してしまい、ミント特有のあの香りがなくなり、カメムシには効かなくなってしまいます。

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まとめ

ハーブティーや化粧品などに使われ、清涼感ある香りがする「ミント」が、カメムシ対策に使われるのは驚きですね。

また「ミント」の成分を有するカメムシが、「ミント」を嫌うのも意外でしたね。そのカメムシを追いやるのに、「ミント」を使うのも面白いですね。

ミントの芳香剤を使って、カメムシを撃退出来ることを学びました。

中でも「ハッカ油」を使用することで、カメムシを撃退し防虫対策が出来ることを学びました。

「ハッカ油」は是非自分で手作りの「ハッカ油スプレー」を作り、枝豆のカメムシ対策に役立てて下さい。

ミントの柔軟剤は、カメムシには効き目が無いこともわかりましたね。「ハッカ油スプレー」でカメムシなどの害虫の防虫対策をして下さい。

カメムシの被害から解放された家庭菜園で、ミントの香りで心と身体をやすめ、楽しく枝豆栽培をしましょう。

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