枝豆の苗を間引きするタイミングというのは、いつすれば良いのでしょうか。
枝豆を間引きする事で、質の良い苗だけが残るので是非すべきとは思うのですが、
あまりに早いタイミングで間引きを行ってしまっても良くないと思いますので、
この記事では間引きのタイミングをわかりやすく紹介させていただきます。
また、枝豆を間引きする方法は、どのようにしてやるのが適切なのでしょうか。
これは手だけでやるよりも、道具を使った方がやりやすいと思います。
どんなものを使用して間引きするかなど、詳しく紹介させていただきます。
私は枝豆栽培キットで枝豆を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
枝豆の苗の間引きというのはいつ、どうやってすればいいの?
枝豆の苗を間引きする時期(タイミング)ですが、初生葉(はつしょうよう)が出て開いてから、
というタイミングです。
初生葉って、そもそも枝豆の苗の、どの葉を指すのか、ということを紹介いたします。
枝豆の葉っぱの名前は、一番下から双葉の子葉(しよう)、
その子葉の次に出てくる一対の葉が、初生葉と呼ばれる葉です。
(そのあとに3枚1組の本葉が出て来るという順番です)
種まきをしてからこの初生葉が開いた期間ですが、私の枝豆の栽培記録を振り返ると、種まきをしてから3日で発芽し、5日目には初生葉が出ていました。翌日に初生葉が開きました。
このことから間引きが行えるのは、
私の枝豆の栽培ケースですと、種まきから一週間ほどで間引きが出来る、ということになります。
個人的感想ですが枝豆の苗が間引きできるタイミングって、意外と早いなと思いました。
枝豆の芽が発芽したら、間引きをすることを覚えておいて初生葉の開きを待った方がいいかもしれませんね。
枝豆の間引きのタイミングは、初生葉が開いたら2本にします
枝豆の間引きのタイミングは初生葉が開いたらというのは前章で紹介差し上げましたが、まずは残す苗を決めましょう。
この時に残す苗ですが、1本でなく2本まで残すことが出来ます。
これは枝豆栽培キットの取扱説明書にも、家庭菜園の指南書にも
2本を残すことと記載がありました。
これは1本だけで育てるよりも、2本をごく近くで育てた方が、株同士に競争意識が芽生え、根の張りが良くなりその結果、枝豆もたくさんとれるようになるという事が理由です。
この説には、私はすごく説得力を感じています。
私が枝豆の苗を徒長させてしまった時に、ビアタンブラー型のポットに植えられた2本の苗を深く植えなおすために、(徒長を改善するために子葉ギリギリまで土に植えようとしたのです)苗のまわりの土を掘ったのですが、
結局掘削が容器の底面に辿り着くまで、苗をポットから取り出すことは出来ませんでした。根っこは、しっかりとポットの底まで根付いていたからです。
残す苗は順当にいけば発芽の早い順にはなるのですが、ここではたとえ大きくとも奇形の苗や病害虫に侵されている苗があったら、それは間引きの対象としましょう。
枝豆の間引き方法は、生育の良くない苗をハサミでカットします
枝豆の間引き方法ですが、生育の良くない苗の茎をハサミで切ってしまえばOKです。
そしてカットした苗はそのままにせずに、処分をしましょう。
そのままそこに置いておくと、カビが生える可能性があります。
(役目を終えて自然に落下した子葉なども、土の上でカビが生えていることもあります。)
間引きした苗など余計なものはそのままにせず、取り除いた方がいいです。
なお間引きした苗も処分せずにポットなどで育ててみたい場合は、間引き苗の周りを丁寧に掘削し、土から取り出すと良いです。
その際、根を傷めないように気をつけたほうが良いのは確かですが、
枝豆は根が多少切られても枯れてしまう事はないです。
枝豆は思っているより強い植物です。
たとえば発芽した苗の根っこと、子葉から上を切断してしまっても、
土に挿せばまた根が生えてきますし、むしろその方が良い枝豆が採れると
いう事で敢えてそういった方法をとる栽培法もあるくらいです。
つまり、枝豆の苗を間引く際にどこかに移して育てたい場合、株を傷めないように気をつける必要はありますが、もともと枝豆は強いのでそれほど神経質になる必要はないという事です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
枝豆の苗を間引きするタイミングは、初生葉が開いたタイミングで行います。
初生葉とは双葉の子葉と呼ばれる葉の次に出てくる一対の葉の事を指します。
私の枝豆栽培セットの栽培記録によると、枝豆を種まきして3日で出て来て、初生葉が出てきたのは5日目のことでした。それで次の日には初生葉は開いていたので、種まきしてから約1週間で間引きの時期を迎えることとなりました。
枝豆の種の種まきから、間引きまでは意外に短く、わずか約1週間で間引きの時期を迎えてしまうことがわかりました。
間引きの方法ですが、まずは残す苗を決めます。枝豆栽培キットの取扱説明書にも、家庭菜園の指南書にも生育の良い苗を2本残すことと記載があります。
これは2本至近距離で苗を植えている事で競争をしだすために、根の張りも良くなり、ひいては実の付きも良くなるのです。
間引きのために掘り返したわけではないのですが、確かに2本の枝豆の苗はポットの奥の奥までしっかり根が張っていたので、信憑性の高さを実感しました。
それでやり方ですが生育の悪い苗はハサミで茎をカットしてしまえばOKです。
もしもそこまで数を蒔いていなくて、間引きしたものも育てたい場合は、苗の周りの土を慎重に掘り進めて、間引く苗の根を傷めないように拾い上げます。
間引きした苗を特に育てる予定がないなら、ハサミでカットしたら間引きした苗を取り除いてそれでおしまいという事もわかりました。
可哀そうですがしっかりと間引きをして、美味しい枝豆の収穫を目指しましょう。
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