最近は花屋さんや、ホームセンター以外のスーパーマーケットでも、よく見かけるほど、一般的になったガーデンシクラメン。
冬の贈り物として、認知されてきています。一般的なシクラメンより、寒さに強く品種改良されており、より育てやすくなっています。
花の色や、花びらの形など、こちらも品種改良によって、様々なものがあります。寄せ植えなどにもよく使われるガーデンシクラメンですので、いろいろな種類の、ガーデンシクラメンの組み合わせができます。
寄せ植えでも、単品でも楽しめるガーデンシクラメンの品種を見ていきましょう。特に華やかなものを、見ていきます。
ガーデンシクラメンの品種は様々なものがある
シクラメンの原産地は、ギリシャなどの地中海沿岸となります。冬の印象の強い植物ですが、本来は寒さが苦手でした。
長年品種改良を加えて、今のような、寒さにも負けないシクラメンを作り出しました。
ガーデンシクラメンは、さらに耐寒性を持たせたものです。逆に暑さには弱いので夏の管理も、大切となります。
ガーデンシクラメンは、球根で育つ植物です。球根の状態で、熱い夏を過ぎすこともできます。
シクラメンの原種は、淡いピンク色をしており、それから赤色や白色などを、作り出していきました。
花びらの形も、楕円形が一般的でしたが、フリル状のものや、縁がギザギザしたものも多数あります。
葉の葉脈の模様も、ガーデンシクラメンの特徴の一つです。濃い緑色に、白色の模様がはっきり浮き出て、ほかの植物にない、華やかさがあります。
ガーデンシクラメンは、ミニシクラメン系統の品種から生まれたものですので、小ぶりの株が多いですが、最近では大きい株のものもあります。
各栽培者は、花の色や形状、葉の模様、株の大きさなどを工夫して次々と新しい品種を生んでいます。
毎年のように新しい品種が現れるので、それを楽しみにしている方も多いでしょう。
ガーデンシクラメンのペチコートとはどんなもの？
ガーデンシクラメンのペチコートは、その名の通り、花びらがペチコートのように咲きます。花が下向きに咲く、変わった品種です。
花の色は、ピンク色、赤色、紫色があり、ピンク色でも色の濃いものや薄いものなど多数あります。
株自体は小ぶりなガーデンシクラメンですが、花びらが大きいため、株の大きさ以上に、華やかに見えます。
葉は一般的なハート形の形に、濃い緑色に葉脈が白いタイプのものです。下向きの花びらが、スカートのように開いているため、葉が小さく感じられるほどです。
ガーデンシクラメンのペチコートの育て方は、他の一般的なガーデンシクラメンと、変わりありません。
太陽の光が、よく当たる場所においてださい。一般的な鉢植えの場合、
窓際などがいいです。
暖かい地方の方で、露地栽培するするときは、気温が−5℃以下にならなくて、霜が当たらないようにすることが、必要です。
寒さに強くはなっていますが、やはりな冬の日本では、露地で育てることが可能な地域は、限られてきます。
プランターに寄せ植えして、太陽の光がよく当たる、軒下などがあれば、外での栽培もいいかもしれません。
ガーデンシクラメンのポンポンとは？
ガーデンシクラメンのポンポンは、フリル状の花びらがさらにギザギザとなっており、とてもボリューム感のある品種です。
花の色は、白色や赤色、ピンク色、紫色と豊富です。ポンポンも大きな株ではありませんが、一輪一輪が大きく、迫力があります。
寄せ植えをするときにも、他の花との変化をつけることができて、いいでしょう。もちろん単体でも、十分楽しめるガーデンシクラメンです。
こちらのポンポンも、他のガーデンシクラメンと育て方は、同じです。原産地が地中海ということもあり、乾燥が好きな植物です。
鉢植えの場合、水を与えるタイミングは、鉢土が中まで乾いた時が一番いいです。鉢土の中まで乾いたがどうかを確認するには、鉢を持ち上げてみて、軽いと中まで乾燥しています。
棒や指を鉢土に入れてみて、確認してもいいですが、根を傷つけないようにしてください。
水を与えるときは、たっぷりと鉢底から水が、流れ出すようにしてください。その時、鉢皿には水が残らないように、注意してください。
水を与えるときは、たっぷり与え、普段は乾燥気味が最適です。球根で育つガーデンシクラメンは、ある程度、球根の中に水分を貯めておくことができます。
常に土が湿っていると、根腐れを起こして、ガーデンシクラメンが弱ってきます。
まとめ
ガーデンシクラメンは、どの品種も長い間、花を楽しませてくれます。これは次々と花を咲かせてくれるからです。
そのため、咲き終わった花は、すぐに取り除いてください。咲き終わった花を、指で摘まんで引っ張ると、簡単に取れます。
咲き終わった花をそのままにしていると、余分な栄養を奪われたり、そこから腐ってきたりします。
見た目もよくありませんので、毎日観察して、取り除いてください。上手く育てることができると、12月から3月ころまで、花を楽しむことができます。
難しい管理もありませんので、気に入ったガーデンシクラメンを育ててみてください。
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