クリスマスに飾りたいお花と言えば「ポインセチア」を思い浮かべますよね。今年のクリスマスにポインセチアを飾りたいと思って、鉢植えのポインセチアを育てている方も多いのではないでしょうか。
クリスマスまで元気な姿で育てたいと思っているポインセチアですが、せっかくであれば元気な姿でクリスマスを迎えたいですよね。皆さんのポインセチアは葉っぱが「だらーん」となってきて、何だか元気がない様子にはなってきていませんか?
ポインセチアの元気がない原因がもしかしたら「根腐れかも?」かもしれません!今回はポインセチアの根腐れに対する対処法や根腐れした時の復活方法をお伝えしたいと思いますので、是非最後まで読んでくださいね。
ポインセチアが根腐れした?
皆さんのポインセチアは今どんな状況ですか?葉っぱがピンとして元気に育っていますか?それとも葉っぱが「だらーん」として元気がなくなってきてはいないでしょうか。
もし、皆さんのポインセチアの葉っぱがが「だらーん」となっていたり、枯れて落ちている場合は「根腐れ」をしているサインかもしれません。
根腐れとは文字通り、根が腐った状態のことを言います。根の先端から徐々に腐っていき、放置をすると株元まで腐り、やがて枯れていきます。
植物は根から酸素と水を吸い上げます。根腐れを起こすと酸素を吸収できなくなるので、植物が窒息状態になり、植物が衰えていってしまいます。
皆さんの大切に育てているポインセチアは今窒息状態かもしれません。今すぐに助けてあげる必要があります。
ポインセチアの原産はメキシコで、実は寒さに弱く、過湿を嫌う植物なんです。冬によく見るお花ですし、お花ってお水が好きなイメージがあるので、以外に思った方も多いのではないでしょうか。
ですので、元気が無いからといって「お水が足りないのかも?」と、毎日たっぷりのお水をあげていたら、実はそれが「根腐れ」の原因なんです。
特に、冬の時期はポインセチアは成長が止まっているので、葉から水分を蒸発させません。ですので、水やりは土が乾いたら水やりで十分です。
もし育てているポインセチアが「根腐れかも?」と思ったら、水やりを一度止めてみてください。そしてよく土を観察してからお水を上げましょう。
ポインセチアの根腐れ対処法とは
先ほどはポインセチアの「根腐れ」の原因をお伝えしました。ポインセチアの「根腐れ」の原因は「水やり」でしたね。ここではポインセチアの根腐れの対処法として、「水やり」の方法を詳しくご紹介致します。
さて、「水やり」は土の状態をよく観察してからあげるようにしてくださいとお伝えさせていただきました。ですが、鉢の中まで乾いているか判断がなかなか難しいです。
ここではポインセチアの鉢の土の状態を確認する方法を2つご紹介いたします。
①鉢に割り箸を指して確認する。
②乾いている状態の鉢の重さと水を上げた時の鉢の重さを覚えておいて判断する。
是非参考にしていただき、適切なタイミングでお水をあげてくださいね。
次に鉢に水をあげるときのポイントをお伝えいたします。上からドバドバと勢いよくあげるのはNGです。注ぎ口がスリムなじょうろを使って、優しくあげるのが◎です。あげる場所は株元にしましょう。
あげるお水の量ですが、鉢土から水がちょろっと出るまでにしてください。ですが、冬の時期はポインセチアは休眠期で葉っぱから、水分を蒸発させません。冬の間は乾燥気味でも大丈夫です。
受け皿のお水は必ず捨ててくださいね。受け皿にお水が残っていると根腐れを促進させる原因となってしまいます。
お水を上げる時間帯は午前中にしましょう。夕方にあげると、夜間の冷え込みで凍結する恐れがあります。
また、寒い季節ですので、暖房でお部屋が乾燥しがちです。あまりに部屋が乾燥していると感じたら、その時は葉水をあげるのもいいでしょう。
ポインセチアを元気に育てる大事なポイント、それは「適切な水やり」です。しっかりと覚えていただけると、クリスマスに元気な姿で迎えることが出来ますよ。
ポインセチアの根腐れから復活出来る?
さてさて、ポインセチアが根腐れを起こしてしまっているかも入れない時の対処法をお伝えいたしましたが、ここではそのポインセチアを復活させる方法をご紹介いたします。
「もうダメかも・・・」と諦めるのはまだ早いです。ここで紹介する方法を試してみてください!そして、クリスマスに元気なポインセチアで部屋を彩りましょう!
まずは、ポインセチアを観察してください。茎はどんな状態ですか?元気がありそうですか?そうなのであれば、新しい葉が出てきて復活する可能性があります。
茎に元気があるとわかったのならば、先ほどお伝えした「水やり」に全神経を注ぎます。元気がないからといって、お水を上げたら、逆効果。土が乾いてからお水を上げるように心がけてください。
土の乾燥の確認方法は先ほどお伝えしたとおりです。もし、土が数日しても乾かないようであれば、新しい土に入れ替える必要があります。その場合は根腐れした部分を切り取り、鉢に植えなおしてください。
次に枯れた葉っぱを摘み取ります。葉っぱを摘み取った時に、白い液体が出てきます。それを素手で触ると肌の弱い人はかぶれてしまうかもしれません。手袋をして、摘み取るようにしてください。
そして、日光のよく当たる場所へ置いて、太陽の光を沢山浴びさせてください。日光をたくさん浴びれる場所は窓辺だと思います。窓辺に置くときに注意しなくてはいけないことがあります。
日中はよく日光が当たりポカポカ暖かい窓辺ですが、今の時期は日が落ちると急激に温度が下がります。ポインセチアは寒さに弱いです。10度以下になると枯れてしまいます。
ですので、窓から少し離れた温度差が少ないところに置くようにしましょう。
適切な水分と適切な温度管理で、復活出来るはずです。まずはしっかりと育てているポインセチアがどんな状況なのか確認しましょう。
まとめ
今回は元気がないポインセチアの原因が「根腐れ」だった場合についての対処法や復活方法をお伝えいたしました。少しでも皆さんのお役に立つことが出来たなら、本当に嬉しいです。
ポインセチアが枯れてしまう原因には「根腐れ」や「温度管理」のほかに、「傷がつく」ことで枯れてしまうことがあります。
ですので、先ほど「窓から少し離して置くようにしてください。」お伝えいたしましたが、置く場所でもう一つ気を付けていただきたいことがあります。
それはカーテンです。カーテンがポインセチアに当たって傷がつき、枯れてしまうことがあります。
ポインセチアを育てる時は「水やり」と「置き場所」に気を付けて育てていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんのポインセチアが元気な姿でクリスマスを迎えられますように。
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