トマトのプランターのハモグリバエを駆除したい!トマトは食べれる?

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ミニトマト&トマト

ようやくたくさん実り始めた大切なトマトたち。うっとりプランターを眺めていたら、「何これ?」

葉っぱの上にウネウネした白い線を何本も発見!これはまさか、うわさに聞くハモグリバエの仕業?せっかく赤くなったトマトの実はどうしたらいいの?食べれるの?大丈夫?

早く駆除しないと、他の葉っぱにもついてしまったら大変です。そこで、できるだけ簡単で環境に優しく、お財布にも優しいやり方で、ハモグリバエを駆除する方法を見つけたいと思います。

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トマトのプランターにハモグリバエが!

いつもの通り、朝イチでお庭のチェック。きょうも皆んな(=野菜たち)元気そうでひと安心。

ところが、ふとトマトのプランターを見ると、葉っぱの上に白い線が何本も・・・。これは病気なのか、それとも虫?どっちもイヤです。

あわててネットで調べてみたら、ハモグリバエの幼虫だと判明。ハモグリバエの親がトマトの葉っぱに卵を産み、生まれた幼虫が葉っぱの中にもぐって、葉っぱを食い荒らします。

まるでトンネルを掘るように食べ進むので、その跡がウネウネした白い線となって葉っぱに現れます。うーん、なんだか気味が悪いです。

幼虫はすぐ成長して、葉っぱから出て地面にもぐり、サナギになってまた親になり、また卵を産んで・・・。この無限リピートが狭いプランターで起きたら大変です。

うちのトマトは、葉っぱ数枚を除けば、今のところ大丈夫そうですが、対策は早めが必須。さっそく駆除方法を調べてみました。

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トマトのハモグリバエを駆除するには

トマトの葉についたハモグリバエは、幼虫の状態です。成虫は葉を食べたりしないので、急ぐべき幼虫の駆除方法から調べてみました。

「一番手っ取り早い方法、葉の切除」

害を受けた葉が少なければ、葉を摘んで処分する。

これは今すぐできますね。取った葉っぱは、ゴミとしてすぐ処理を。

「葉を切除しないなら、捕殺」

虫の発見が遅くなってしまって、被害が広がっていた場合は、葉をすべて摘むわけにはいきません。

代わりに、葉にもぐっている幼虫をきゅっと指で押さえたり、楊枝で刺したりして、葉にもぐっている虫にトドメをさす。

白い線の一番端のところ、少し線が太くなっているところに幼虫がいるはずなので、そこを狙う。

なるほど、幼虫対策はそれほど難しくはありませんね。次は、成虫の駆除方法です。成虫を駆除できないと、またトマトに卵を産んでしまいますからね。

ハエ類は黄色い色に惹かれて飛んでくる習性があるので、市販の黄色粘着シートを利用して、成虫を捕獲する。

「黄色粘着シート」

なるほど、黄色い粘着シートですか。ハエ類だけじゃなく、アブラムシとか他の害虫もとれるらしいので、一度試してみても良いかも?100均でも売っているので、手軽な駆除方法です。

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「黄色粘着シート」で検索すると、たくさん出てきます。

「黄色いバケツ」

バケツ状の黄色い容器に水を張り、それに少し台所の中性洗剤を加え、トマトの近くに置く。

黄色に惹かれたハモグリバエバエが、水の中にダイブして溺れてしまうそうです。

これなら子供用のおもちゃのバケツなんかを使って、簡単にできそう!

「薬剤」の使用はパスします。理由は、家庭菜園の醍醐味は、スーパーで買えない安全・安心な野菜を育てることだから。

(薬剤を使う、使わないは、人によりますので、薬剤が必要な場合はそれもやむを得ないと思っています。)

そして最後に一番大事なこと。ハモグリバエの予防についてです。

成虫の大きさは2mmなので、それに合わせたネットを使用する。

「目の細かい防虫ネット」

でもトマトってどんどん大きくなるからネットをかけるのは大変そうです。あらかじめトマトの成長を見込んで、大きく囲っておくと良いかもですね。

「マルチで土を覆う」

幼虫は3−4日で土にもぐってサナギになるので、土にもぐれないようマルチをかける。

黒いマルチをかければ地温も上がってトマトもうれしいでしょうし、一石二鳥ですね。もしマルチの上に落ちてきた幼虫を見つけたら、すぐ捕殺を。

「トマトの不要な下葉を処理」

トマトの実は下からどんどん収穫していくので、実より下の葉っぱはもう不要。下葉は虫害予防として処分する。

実より下の葉はすでに乾燥してますから、ハモグリバエは見向きしないかもですが、念のため。

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ハモグリバエのトマトは食べれるの?

最後に、気になったのが、ハモグリバエがついたトマトが食べれるのかどうかです。

うちのトマトの実には、幸いハモグリバエの白い線が見つからないのですが、食べても大丈夫なのでしょうか?

調べてみたところ、「基本的に、トマトの実はハモグリバエの被害を受けないので、食べても大丈夫」ということでした。あぁ良かったー。


せっかく大事に育てているトマトですもの、何とかハモグリバエをやっつけて、安心して収穫したいですよね。

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まとめ

以上、トマトのプランターがハモグリバエの被害にあったとしても、なんとか駆除する方法をまとめてみました。

【葉の中にいる幼虫を駆除】「葉の切除」「白い線の中にいる虫をつぶす」

【親バエを駆除】「黄色粘着シート」「黄色バケツ」

【予防策】「目の細かい防虫ネット」「マルチング」「下葉の処理」

とにかく、よく言われるように、早めの対処が一番です。普段からトマトをよく観察して、見つけたらすぐ駆除を始めましょう。予防もお忘れなく!

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