赤くて可愛いミニトマト!
トマトは夏野菜のイメージがありますが、お店には一年中並んでいます。
トマトの原産国は、南アンデス地方。乾燥した地域なので、日本の夏の高温多湿は苦手です。
なので、農家さんはビニールハウスの中で、温度や湿度に注意しながら一年中美味しいトマトを育てます。
トマトの旬は、実は春や秋〜初冬と言われています。
工夫をすれば冬でもミニトマトを育てることはできるのです!
ここでは、ミニトマトの育て方〜冬の水やりや、ビニール袋を使ってトマトを守る方法〜などをわかりやすくお伝えしていきます。
https://mint-green.com/mini-tomato-matome/
*ミニトマトの育て方、冬の間は実に雪や霜を当てないようにする
乾燥した南アンデス地方で育ち、高温多湿に弱いミニトマトですが、寒さに強いわけではありません。
太陽が大好きですから、日差しも十分に必要です。
日照時間が短くなる冬の間は、『日当たり』により注意してください。
鉢やプランターで育てている場合は、なるべく日が長く当たる場所に移してあげるようにしましょう。
最近では、『植物育成ライト』も手軽に手に入るので、そういうものを使って補助してあげても良いと思います。ただし、育成ライトだけでミニトマトを育てるのは難しいです。
もう一つ大事なことは、
実に雪や霜を当てないようにすること
です。
お部屋の中に移せれば問題はありませんが、なかなかそうはいきませんよね。
軒下や、バルコニーに屋根がある場合は霜は当たりませんが、日当たりが悪くなることも…
トマトは寒さに弱い植物。特に雪や霜が降りて実が凍ってしまっては、もうその実は元には戻りません。
もちろん、凍った実は食べられなくなります。非常に美味しくありません。
ビニールハウスがあれば良いですが、それができるご家庭は少ないと思います。
そんな時は、ビニールの袋でトマトを覆ってあげましょう!
ビニールハウスのように とはいきませんが、冬の寒さ、雪や霜からトマトを守ってあげるためには、結構有効な良い方法です。
枯れた葉っぱなどがあったら落としてしまって省エネモードに切り替えて、
スッキリ整理したミニトマトにビニールをかぶせてあげるといいかと思います。
*ミニトマトの冬の水やりは土が乾いたら株元に。葉にはかけない
ミニトマトは南アンデス地方の乾いた土地の作物なので、乾燥には強く、逆に多湿を嫌います。
なので、ミニトマトに水のやりすぎはNGです。
水をあげすぎると根腐れを起こしたり、病気になりやすくなります。
植物は、根が命。
一度根腐れを起こした植物を元気にしてあげることは、とても難しいです。
水は、土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷりあげてください。地植えの場合は、一週間に一度、たっぷり雨がふれば特に水やりは必要ないくらいです。
そして、冬は空気は乾燥していても、気温が低く土は乾燥しにくいので夏よりも注意が必要です。
冬の水やりは 『土が乾いていることをしっかり確認』して、『株元』にあげることが大事です。
上から水をあげて、葉や茎、実に水が当たってしまうと病気になりやすいのと、冬は濡れた状態で気温が下がると、実が氷りやすくなってしまいます。
ミニトマトの冬の水やりは、土が乾いたら 株元にたっぷりと!!
葉にはかけないこと を意識してください。
*ミニトマトの冬の管理、ビニール袋で保温するのが生き残るコツ
ミニトマトを美味しく育てるコツは、
日当たり
水やり
温度
が大切です。
そこを管理してあげれば、冬でもミニトマトを育てることはできます。
ビニールハウスを作れればベストですが、なかなかそうはいきません。
折りたたみ式の簡易ビニールハウスもありますが、トマトの高さには合わないものがほとんど。
そんな時に活躍するのが、ビニール袋!
ミニトマトを冬に育てたい時は、ぜひビニール袋を使って保温をしてあげてください。霜や雪対策にもなり、トマトを守ってあげられます。
やり方は、
育てているミニトマトより少し高い支柱を4本用意して、鉢やプランターの淵にしっかり立てます。
上から支柱ごとビニール袋をかければ、簡易ビニールハウスの完成!!
ビニール袋は、透明なものを。
半透明なものや、黒いものは太陽の光を遮ってしますので、透明なものを使ってください。
ビニール袋でミニトマトを覆ったら、下は紐で縛るなどして、風で飛ばないように。
このように、ビニール袋で保温してあげれば、冬でもミニトマトは安心です!!
*まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤くて可愛いミニトマト。しかもトマトよりも実は栄養豊富と来ています。
冬でも、水やりやビニール袋で保温するなど、工夫次第で育てることができます。
家庭で一年中ミニトマトが収穫できたら、楽しくて便利ですね(^^)
冬のミニトマトは、夏より成長も遅く手もかかりますが、その分赤い実をつけた時の嬉しさは、格別!!です。
是非是非工夫して、冬でも赤くて美味しいミニトマトを育ててください。
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