枝豆の種まきの際に気を付けないといけないことに、鳥に発芽したばかりの
種を食べられないように注意を払う必要があります。
鳥(ハトやカラスやムクドリ)は人間が豆を蒔く様子をしっかりと観察していて、明け方枝豆の種が発芽したタイミングで食い荒らしてしまいます。
そうなったらもう、そもそも食べられてしまうので当然種まきをやり直ししなくてはいけません。
もしも枝豆栽培をする際に種を蒔いたセルトレイやポットを、ベランダや軒先などの外に出していた場合は、鳥に食べられないための対策をする必要があります。
鳥に種を食べられることを鳥害といいますが、鳥害防止のためには不織布を使います。
私は枝豆栽培キットで枝豆を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
枝豆の種まきで警戒すべきは鳥!種を食べられてしまう!
冒頭でも言いましたが、枝豆の種まきをするときに気をつけることは、鳥(カラスやハト、ムクドリなどです)に発芽したばかりの若い芽と共に、種を食べられてしまう事です。
一番簡単で良いのは種まき自体は家の中で、ポットやセルトレイに行い、鳥に食べられる恐れが無い大きさまで育苗をすることです。
同様の理由から、地植えをするときも地面に直播(じかまき)をしないで、
まずはポットに種を蒔いてから育苗をした方がいいでしょう。
(慣れの問題かもしれませんが、地面に直播してしまうと、あとで間引きをするときにやりにくそうな感じもあります…)
鳥よけ対策グッズというと、大きな目玉を吊り下げてみたり、はたまたCDを吊り下げるなどの方法も存在しますが、これは最初は効果があっても
慣れてしまうと効果がないと言いますし、わざわざ買う事はないと思います。
プラスチック製のニセモノのカラスの死骸をつるすのは、amazonレビューをみている限り効果はありそうな気がしますが、わざわざ発芽のためのごく短い期間のために買うのは疑問が残る気がします。
またエダマメを水耕栽培している場合は勿論この鳥害の問題は避けて通ることは可能です。
(ただ過去の水耕栽培経験から、個人的体感では水耕栽培よりは土の栽培の方が、植物が育ちやすいという感触です。)
枝豆の種まき時に鳥害から枝豆の種を守る対策を取りましょう
枝豆の種まきをする際に鳥害を防ぐ方法として、エダマメの種を植えたところに、敷きワラを敷き詰めるという方法があります。
これは鳥自身が、足元がガサガサしている状況を苦手としている事に由来している対策方法となります。
たとえワラが手に入らなくとも、足元がガサガサしていればそれでOKです。
雑草や新聞紙とかでも良いです。
新聞紙はくしゃくしゃと軽く丸めて土を覆ってしまえば、鳥は嫌がって近寄らないでしょう。
ちなみに土をワラで覆ってしまって、太陽の光が届かなくなることで発芽をしなくなるんじゃないか?と思われたかもしれませんが、そこは心配はいりません。
マメ類は嫌光性種子といって、発芽の際に太陽の光が届かない方が発芽しやすい傾向にあると言われています。
ですからワラで覆ってしまっても全然OKなのです。
ちょっと話は逸れますが、一般的に嫌光性種子の植物というのは、種の3倍の深さの穴を掘って種まきをします。
しかしエダマメは栽培キットの説明書きにも、栽培指南書にも土の深さは1センチ程度が推奨されています。
これはエダマメが栄養豊富なために腐りやすい傾向があるので、1センチ程度の深さにすることで腐った種を除去しやすいからと考えています。
枝豆の鳥害防止には不織布をかけてしまえば種は食べられなくなる
枝豆の種まきをするときに鳥害防止として最も有名かつ効果的なのが、
不織布もしくは寒冷紗で覆ってしまう事です。
物理的に触れることが出来ないならば、鳥だって文字どおり手も足も出せません。
不織布はポットやプランターの場合はベタがけをして、しっかりとクリップなどで飛んでいかないように固定します。
地植えの場合は種を蒔いたところに半円型の支柱を渡し、その支柱に沿って
不織布もしくは寒冷紗をかけて、ところどころをクリップで固定、スソはしっかりと土に埋めるなどして隠すといいです。
この不織布、この上から水やりをすることが出来ますし、鳥は勿論、虫だって物理的に侵入は不可能です。
しかしメリットばかりではありません。
苗の様子が把握しづらい&どうしても作業がしづらくなるので、たとえば苗が病気にかかってしまったなど、異変があったときに気付きにくい、という欠点があります。
必要な時に苗の様子は把握できて作業もしやすい、それでいて普段は鳥や虫から苗を守ってくれるという条件を満たすには、
開閉式の防鳥・防虫ネットを利用するといいと思います。
開閉式タイプのものも販売されているので、買うなら私はダンゼンそちらをおすすめいたします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
枝豆を種まきする際に、発芽したばかりの若い芽は鳥にとっては大好物なので鳥に食べられないように対策をする必要があります。
特にエダマメは鳥からの人気(鳥気?)はすこぶる高いので、
絶対に対策が必要だとわかりました。
鳥害を防止するための措置で一番簡単なのは、地面に直播(じかまき)をするのではなく、ポットなどに種を蒔いて、鳥に食べられてしまう心配のない大きさまで、家の中などでしっかりと生長させてから外に出すといいという事がわかりました。
また、鳥は足元がガサガサしているのが苦手としています。種を蒔いたところに敷きワラを敷くと、エダマメの発芽を食害される鳥害の防止になることもわかりました。
また鳥害防止の方法として有名なのは、不織布、もしくは寒冷紗(かんれいしゃ)で覆ってしまうことです。
鳥だって、枝豆の若芽に物理的に触れることが出来なければどうってこともありません。(笑)
家で育苗出来ない場合は何らかの手を打って、鳥にたべられないようにしっかりと対策しましょう。
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