いちごの蜜香という品種の評判は、どのような評判でしょうか。
サントリーの「本気野菜」シリーズのひとつで「甘すぎる!強烈な甘さと香り」というキャッチコピーがついています。私もこの蜜香を購入させていただいたので、そこのところを書かせていただきます。
またこの蜜香の味はどんなものでしょうか。苗を買った時すでに実がついていたので、実際に収穫して食べてみました。その時に体験した味を紹介させていただきます。
また蜜香の育て方は、どうすべきなのでしょうか。植付時に守るべき大事なポイントがありますのでそちらを中心に紹介していきます。
私はいちごをタネからと、苗から両方を育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
いちごの蜜香の評判はすこぶる良い!香りも甘さも◎ないちご
いちごの蜜香の評判は、サントリーの公式ホームページ
に書かれている文言に違わぬ、
まるで蜜のような甘さと、たちこめるような香りが特長の品種であることに
間違いはありません。
17種類ものいちごを栽培して実際食べ比べした方の評価でも、
蜜香は段違いに甘く、香りも良かったと評価しておられました。
蜜香は公式ホームページによりますと糖度が14~18度にも達するとのことです。いちごの糖度は9度くらいからなので、蜜香はかなり高めの糖度ということになります。
香りもとても良く、実が十分熟していない状態でも甘い香りを放ちます。
しかしこれって、この香りで虫がやってこないはずがなく…
今は秋なのでいいのですが、防虫対策は必須かと思われます。
いちごの蜜香の味は糖度が高く蜜のような強烈な甘さが特長
いちごの蜜香の味ですが、評判どおり素晴らしいものであることは
疑いようのないことです。
しかし、私が食べてみた蜜香は、何だか…苦かったです。
そんなはずが…と思っていたのですが、調べると秋に買った苗からは、
気候などの条件からいちごが実をつけることもあるのですが、
実がなっていても春のようには美味しいいちごになりにくい
という事実が発覚しました。
つまりは秋に買った苗は、ひたすら5月の収穫まで、
株を充実させるために養生するものであるのです。
そのためにはたとえ花が咲いても摘んだ方が良くて、
実がなっていてもこれまた美味しくないので食べずに処分した方が良くて、
ランナーは勿論株が消耗するので切ってしまうものなのです。
私の勝手なイメージですが秋に買った苗は冬になるまで収穫が楽しめて、
冬の間は休眠して春になったらまたいちごの収穫が楽しめるイメージでした。
春になるまでお預け、が正解だったのです。
しかし秋のいちごは何をやっても春のように
甘いイチゴにはなりにくいという話しですが、
それならクリスマスなどに需要がある、市販されているイチゴは…。
農家さんの努力が伺えます!!
いちごの蜜香の育て方、株は浅めに植え付けするのが大事!
いちごの蜜香の育て方ですが、蜜香に限らずいちごは土に根を浅く張る植物です。(30~40センチくらい)
ですので土に深く植えてはいけないです。特にクラウンという生長点の部分は絶対に地上に見えるように植え付けないといけません。
しかしあまりにも浅く植えるのもダメで、イチゴ苗の根鉢の部分がしっかりとすべて土に埋まる程度に植えるといいでしょう。
ここでしっかり根が活着出来ないと、ある日突然立ち枯れます。
(経験あり…汗)
苗は若い時ほど根が活着しやすい傾向にありますので、
苗を買ってきたらすぐに定植した方がいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
いちごの蜜香の評判ですが、実がなると蜜のような甘い香りが漂い、
他にも糖度の高い品種のイチゴはあれど、やはり蜜香はとびぬけて
甘くて香りも良いとの評判でした。
実際に17種類ものイチゴを育てて食べ比べした方もそうおっしゃっています。
その蜜香は、春になるいちごは糖度が14~18℃と糖度も高く、蜜香という名に相応しいと言えると思います。
味は評判通りに素晴らしいものだと思いますが、私が期待を込めて食べてみたときは、苦かったです。
これは気温などの条件が揃っていれば、実がなることはあるのですが、
なんと春のように、美味しいいちごにはなりにくいとの事です。
これはなるほどと思いました。
秋に植えた苗が花や実をつけても美味しくないので、
お花は摘んでしまっていいとの事です。
また蜜香の育て方ですが、苗を買ってきて定植をする際に気を付けたいことがあります。
蜜香に限らずいちごというのは、根の張り方が浅くなります。
だいたい30~40センチくらいです。
ですから決して深く植えてはいけません。
特にクラウンは常に見えているように植えます。
しかしながら浅く植えすぎても根が活着できないので、
根鉢がしっかりと土に植わる程度に植えるといいでしょう。
また植えてすぐの生育期には肥料などは与えません。
良かれと思ってつい肥料をあげたくなりますが我慢です。
春に美味しいいちごを収穫するために
長丁場ですが頑張りましょう。
コメント