ミニトマトの葉に
白や黄色で
ほぼ正円の、
虫の卵みたいなのが
ぽつんとついています。
それは
タバコガもしくは
オオタバコガの
卵である
可能性は高いです。
卵の駆除自体は
簡単で、
葉の裏に
産み付けられている
箇所を
部分的に切除するか、
葉ごと取り除いて
潰してしまえば
良いです。
その辺に捨てるのではなく
確実に処分しましょう。
また、タバコガの卵自体に
殺虫剤は効くのでしょうか。
これは、残念ながら
殺虫剤は
卵には効きません。
幼虫には効果がありますが
卵には効かないので
葉っぱを取り除くしか
なさそうです。
私はハート型の
実がなるハートマト
(品種名:ハートブレーカー)を
育てた経験があり、
今も育てています。
その経験からお話しできる
事もあると思いますので、
是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミニトマトに虫の卵が…オオタバコガか、タバコガかも
ミニトマトの葉の裏を
見てみると、
ぽつねんと卵が
産み付けられてる…
白い色か
淡い黄淡色で
丸い正円で
卵の直径が0.5mm
くらいでしたら
タバコガか
オオタバコガの
可能性があります。
これは夜間に
オオタバコガや
タバコガの
成虫が飛来して、
ミニトマトの葉に
卵を産み付けていきます。
この時に出来る対策としては、
- ◎ミニトマトの苗を
虫除けネットで覆ってしまう
→物理的に入れなくなるので
卵を産み付けられる心配は
なくなります。
- ◎電撃殺虫器を使用する
→蚊や蛾などの昆虫が
光に集まる性質を利用して、
近づいてきた虫を電撃で
感電死させる機械です。
これに触れたタバコガは
死ぬので卵を産み付ける
ことは出来なくなります。
- ◎防蛾灯(黄色蛍光灯)の使用
→タバコガなどの
蛾は夜間に産卵を行います。
この黄色蛍光灯があると
今は昼間だと勘違いして、
産卵をしなくなるとのことです。
モスバリアなどと言った
名称で売られています。
この3つで一番手軽で
確実なのは、
一番最初の
防虫ネットではないでしょうか。
物理的に立ち入り禁止なので
さすがに手も足も
出ません。
しかし防虫ネットには
日々の水やりや
葉かきなどの
作業がちょっとしにくくなる
というデメリットはあります。
虫の卵の駆除方法…虫の卵は葉ごとまるごと取ってしまおう!
さて、タバコガやオオタバコガに
ミニトマトの苗に
卵を産み付けられて
しまった場合、
卵のついてる
葉っぱの部分を
切除してすり潰すか
葉ごと取って
念のため
潰してしまうのが
いいでしょう。
潰す事をしないで
その辺に置いておくと、
孵化して
自力で苗にのぼり、
食害をしだすかもしれません。
念には念を入れましょう。
タバコガやオオタバコガが
いるかもしれないと
気づくポイントは、
やっぱり苗を観察することです。
葉の裏に卵がついていないか、
何かフンのようなものは
落ちていないか、
葉などにかじられた形跡はないか。
異常にいちはやく
気づきやすくするためにも、
ミニトマトの葉っぱを
少な目にして、
(ポイントは
下の方の葉っぱから
かいていきます)
見通しと風通しを
良くしておくことが
ポイントです。
また、肥料を
多く与え過ぎると
葉っぱがいっぱい繁る
過繁茂という
状態になりやすいです。
そうなるとタバコガなどの
害虫にとって
隠れやすいですし、
人間にとっては
発見がしにくくなるので
タバコガにとっては
好都合です。
肥料は控えめにして、
タバコガ類を
のさばらせないように
しましょう!
虫の卵に殺虫剤って効くの?残念ながら幼虫が対象みたいです
タバコガや
オオタバコガには、
卵の状態で
効く殺虫剤はないです。
どれも幼虫の状態で
効果を発揮します。
(※私が調べた限りでは)
若い幼虫の時期は、
タバコガやオオタバコガというより、
チョウ目害虫に
広く効くものがあります。
それは
STゼンターリ顆粒水和剤です。
(チョウ目害虫とは
ハスモンヨトウなどのヨトウムシ、
アオムシ、タバコガ類、
タマナギンウワバ、
コナガ、ハイマダラノメイガ
などです)
仕組みとしては
タバコガなどチョウ目害虫の
消化液はアルカリ性です。
そのアルカリ性に反応して
細胞を破壊、
すぐに食害とめます。
その後3日くらいかけて
生命は停止します。
STゼンターリ顆粒水和剤は
人間や動物が食べたとしても
反応せずに体外に排出される
だけなので安全です。
しかしながら
果実に潜られてしまうと
せっかくの
殺虫剤も届かず、
効果は薄いです。
タバコガは
卵がぽつぽつと
産み付けられるので、
いきなり大量発生という
線は薄いのですが、
放っておくと次から次へと
葉っぱやら果実やらを
食害して回ります。
やはりタバコガなどの
害虫は
早期発見して
見つけ次第、
即対応した方がいいです。
まとめ
いかがだった
でしょうか?
ミニトマトの葉に
ついた虫の卵が
丸くて白かったり
淡黄色だったりしていて
ぽつんと
産み付けられている
場合、
タバコガか
オオタバコガの
卵である
可能性があることが
わかりましたね。
駆除方法は
葉っぱごと切除して
卵をすり潰して
処分します。
卵の状態に
殺虫剤は効かないので、
卵を見つけたら
除去するしかないです。
ミニトマトの
株を防虫ネットで
覆ってしまえば、
成虫が飛来して
卵を産み付けられる
事は防げます。
もしも見逃して
タバコガの
幼虫に食害されていたら、
STゼンターリ顆粒
水和剤というのが
効きます。
これはタバコガなどの
チョウ目害虫の
消化液はアルカリ性です。
そのアルカリ性と反応して
タバコガなどの細胞を破壊し、
ただちにタバコガは
食害することが
できなくなり、
その後3日以内に
完全に生命を停止させます。
ただしミニトマトの
果実にもぐってしまった
場合は効果が薄いですし、
食害された
実は処分するしかない
ということも
わかりました。
タバコガは
本当に厄介な
害虫なので、
しっかり対処したいですね。
参考になれば幸いです。
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