ミニトマトを収穫するとき、どんな状態になったら食べごろなのでしょうか。
ここでは、ミニトマトが完熟して、とってもいいタイミングをわかりやすく紹介いたします。
また、ミニトマトを収穫するタイミング(時間帯)は、「朝採れ」という言葉にもあるとおりに、本当に朝が収穫のタイミングとしては最適なのでしょうか?
それもこの記事で紹介させていただきます。
実際にミニトマトを収穫する時に、コツはあるのでしょうか?
簡単にとれる方法がありますのでそれを紹介します。
私はハート型の実がなるハートマト(品種名:ハートブレーカー)を
育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミニトマトの収穫、食べごろになった時の見極めポイントってどこ?
ミニトマトが食べごろになった見極めポイントというのは、まずひとつめは色です。
実が下の方からヘタの周りまで全部、真っ赤っかになっているということがとても重要です。
ふたつめはヘタが反り返っている、ということです。
このふたつの条件が揃っていたら収穫して良いでしょう。
尚、ミニトマトの実が全部赤く色づいてヘタが反り返っているのに、収穫をしないで木に残しておくのは何一つメリットがありません。
なぜなら完全に赤くなったミニトマトの実は、味がそれ以上もう甘くなることはありませんし、木に残った実は雨などで水分の急激な変化などにさらされると、裂果と言って皮が裂けることがあります。
(裂果は縦に裂けることもあれば、横に裂けることもあります。)
裂果したミニトマトは食べられないことはないですが、
裂けた部分は皮が固くなるので味は落ちます。
また劣化しなくてもミニトマトの実を収穫しないでいると皮が厚くなることがあります。
皮が厚くなると当然やはり味は落ちます。
そんなわけでミニトマトの実が全部赤くなってヘタが反り返っていたら収穫してしまいましょう。
ミニトマトの収穫は朝した方がいいって本当?朝採れ野菜というけど?
ミニトマトを収穫する時間帯ですが、一番良いのは夕方です。
夕方にとってそれを夕食の食材として使うなどといった使い方はかなりおススメです。
それは何故かというと、
みずみずしさ(水分含有量の多さ)こそは朝採りにおとるものの、
甘味が強くてえぐみが少ないのが夕採れのいいところです。
これは夕方のミニトマトの状態というのは日中の状態を反映しています。
昼に光合成を行い、発散する水の量が多いので水分を多く発散してしまうので、朝採れミニトマトに比べてみずみずしさは少なくなります。
また昼間に光合成で作り出した糖分があるので、夕採れは甘味が多くなります。
えぐみは肥料に含まれるチッソ成分を使ってタンパク質を合成するのですが、
昼間は光合成をするのでタンパク質化してしまえばえぐみではなくなるので、
朝採れに比べてえぐみは少ないと言えます。
それに対して朝採れは夜間の状態を反映するので、今説明したことが
逆になります。
朝採れというのは農家の方達が野菜を収穫してから、市場を経由して最短でわたしたち消費者のもとに届けるにはそれが一番早いからです。
しかし家庭菜園ならそんなタイムラグはないので、一番良い状態でしかも新鮮なまま味わえるのがいいですね。
ミニトマトの収穫のコツ、コブみたいになっているところを捻るだけ!
ミニトマトの食べごろは赤く色づいてヘタが反り返ったらで、
収穫に最適な時間帯は夕方に獲ってそのまま夕食などの食材に使用するのが
良いとわかったところで、
ミニトマトの実を収穫するこつを紹介します。
ミニトマトの実には実と茎をつなぐ花梗(かきょう)という部分があります。
その花梗をよく見ると、プクッと一部、微妙にコブみたいになっている
部分があると思います。
その微妙に盛り上がっているというか、くの字になっている箇所を捻ると簡単に獲れます。
この方法ですとハサミも不要です。
またもちろんミニトマトのヘタの上を、ハサミでカットしても大丈夫です。
これはちょっと時系列では、あとの話しになってしまうかもしれませんが、
ミニトマトを収穫したあとに保存しておくなら冷蔵庫に入れての保存をおすすめします。
またミニトマトがたくさんとれて少しでも長持ちさせたい場合は、
ヘタを取ってから冷蔵庫に入れると長持ちします。
傷むときはヘタがあるとそこからカビがはえたりするので
そのヘタを取った方が保存がききます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ミニトマトの収穫で食べごろなのは、ミニトマトの実が下からヘタの周りまで全部が真っ赤っかになり、かつ、ヘタが反り返っている状態が揃った時が
収穫時だとわかりました。
またミニトマトを収穫するタイミングは、確かに朝採れという言葉は存在しますが、実際に家庭菜園で採れたてフレッシュな魅力を味わうなら夕方に採ってそれを夕食などに使うのがベストで、これならフレッシュさもあり、若干みずみずしさは朝採りに比べたら劣っても、甘さも強めでえぐみも
少ないという一番良い状態だということがわかりました。
またミニトマトを簡単にあっさりと収穫するコツは、ミニトマトの花梗で一部コブみたいに盛り上がっている部分がありますので、その部分を指でつまんで捻るとあっさり採れます。
その他の部分を無理やり折ろうとすると結構大変です。
もしくはその花梗の部分をハサミでカットしても全然大丈夫です。
参考になれば幸いです。
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