家庭菜園やベランダの一角での植物の栽培をとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。手軽に出来ますし、近頃は100円ショップでも道具は売っています。
今回、ミントをタネから育てるハーブの育成のオススメをさせて頂きます。ハーブは日常に少しでもあると彩りと潤いを与えてくれますよ。
とりわけハーブの中でも栽培が簡単だとされている、ミントの育て方のご紹介をさせて頂きます。発芽させるときなど注意点もありますがむずかしくはありませんのでしっかり確認していきましょう。
またミントは汎用性が高いです。食用としてハーブティー、サラダ、魚料理、お菓子にも使えますし、乾燥させてドライフラワーや簡易的な脱臭剤にも使えますので、オススメいたします!
では、早速見ていきましょう!
ミントの種まき方法、蒔くのに適切な時期っていつなの!?
まず、ミントを種からまいて発芽させて栽培する方法をご紹介します。ここではベランダの一角を用いて栽培する方法を想定してご紹介します。
まく時期なのですが、比較的気温が安定してきた4月頃が良いでしょう。
暑さの落ち着いた9月でも良いのですが、苗の発育や大きくなる前に冬を迎える可能性を考えると4月がオススメです。
また、天気予報も見ておくといいですよ。
晴れがよく続く方が日照時間もたっぷり取れてオススメですし、メンテナンスもしやすいです。
用意するものは小さくて深めの鉢か、ポットを数個です。あと、それぞれの底に空いている穴より少し大きめのネットを数に合わせて用意してください。鉢底用の石と腐葉土もご用意ください。
ネット、石、腐葉土の順に鉢に入れます。注意点ですが、腐葉土は鉢の7分目までにしてください。かなりぎっちりと入れて大丈夫です。
そして、種をまく部分を5ミリほどくぼませます。セットしたら次にミントの種を入れていきます。
種を選ぶポイントですが、最近の発売されている種の袋には発芽率が書いてあります。発芽率が高いものを選びましょう。
また、食用としてオススメのものなのかも合わせて確認してください。ミントの種類は幅広いですので、ご自身のイメージのものと合っているか確認しましょう。
袋を開けたら潰さないように、清潔な手で優しく摘んでください。そして、土の上に、鉢の真ん中ほどに優しく落とします。同じところではなく、1粒ずつを少し離して撒きましょう。
一鉢10粒くらいを目安にします。巻いたら腐葉土を優しくかけます。絶対に上から押さないように、厚くかけないようにしましょう。
巻き終えたら、水を上からかけます。水はポットや鉢の底から少し溢れ出てくるくらいかけます。最初の水やりをしたら、寒暖差が少なく、日によくあたり、風当たりが強くないところに置いて発芽を待ちます。
時間帯によって日の当たり方が違うので余裕のある方は日の向きに向けてずらしましょう。
時々米のとぎ汁もしくは肥料(液体がオススメ)をあげると良いでしょう。土が少し乾いたと思ったら同じほどの分量の水を与えてください。
これを繰り返します!
ミントの種まき、発芽したらどういうふうにすべきなの!?
ミントが発芽したら、土からの長さが5センチ程になるまでそのままの鉢で育てます。これは、ミントを大きな鉢に移し替える時ある程度強度があった方が折れずに移し替えられるという点でも安心なので、オススメします。
また、ある程度の大きさになるまで小さめの鉢で育てた方が栄養がよく行き渡るのでオススメです。
5センチ程になったらポットや小さめの鉢から優しく取りだします。ポットなら底の横面を少し揉んでから出すと出しやすいです。根をきちんとはっているかも合わせてチェックしましょう。
移し替える時は大きめの鉢を用意してください。丸く大きな鉢の場合は、真ん中ほどに植えましょう。植える前に、土をポットの深さのせめて半分はくぼませ、余裕があれば土の底の部分に肥料をいれておきます。
鉢の中に入れるものですが基本的に発芽させるときのポットの中身と同じものを用意して植えましょう。
ネット、鉢底用の石と腐葉土です。また、水やりが楽しく楽になるようにジョウロも用意しておいて下さいね。
シャワータイプがオススメです。葉が茂ってきてもダメージを与えずお水をあげられます。
全長が10センチ以上になるまでは特に黄色くなってる葉があったら間引きしましょう。
またポット一つ分に対して最低でも5センチは感覚を開けて植え替えましょう。
水をあげるにつれ、中の土が少しずつ漏れ出すようなら、時々土を少し足すとより丁寧です。
あとは元気なミントになるよう、見守ってあげましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ハードルが高いと思われがちなハーブの発芽方法ですが、環境面に気をつけてあげれば、基本的にはよく育ってくれます。
日当たり、水やり、移し替えのタイミング、この3つを最低限気をつけて貰えればと思います。
また、ミントの苗は特に強く増えやすいのでかえって増えすぎないことを気をつけた方がいいですよ。もし、鉢やポットに入れて発芽させる時に周りが土の環境で撒かれる方は、飛び散らせないように注意しましょう。
鉢の中で増えすぎた場合は早めに根元近くから刈り取りましょう。ただし、あまりいっぺんに減らすといくら強いとはいえ枯れてしまうのでほどほどに。
豊かな家庭菜園ライフを送ってくださいね!
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