トマトの種まきはいつ頃?方法は?間引きって必要なの!?

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裂果しそうなトマトミニトマト&トマト
photo by pixabay

これから家庭菜園をはじめようしている方の多くが、トマト栽培を考えているのではないでしょうか。

私自身、昨年に、ミニトマト、ローマ、サンゴールド、サンマルツァーノ、ビーフステーキトマト、ルビーノ、カラバッシュなどの品種を種から育てました。

私にとってトマトの育成は初めての経験でした。

トマトの種まきは、いつ頃、どうのように行うかなどの初段階からわからず、まわりの経験者にいろいろと聞いて教えてもらいながら、トマトを育てました。その結果、トマトはちゃんと収穫できるほどに立派に育ちました。

そこで、初めての方にもわかるように、トマトの種まきの時期、方法やポイントなど、種からトマトを育てた経験をもとに、紹介していきたいと思います。

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トマトの種まきはいつ頃?発芽や植えかえまでにどのくらいかかる?

トマトは、はじめは温かい室内やグリーンハウスのなかで小さなポットから育たのち、定植する場所に移しかえる方法が一般的です。

 

トマトの種まきは、冬の終わりか、春先に始めます。

その理由は、春夏の栽培期にトマトの苗を外に植えかえ成長させ、トマトを収穫できるようにするためです。

トマトはゆっくりと成長する植物です。トマトの苗を定植させてから、およそ2か月後あたりから、収穫できるようになります。

 

昨年3月末から4月初めに種から育てたトマトは、品種にもよりますが、その年の7月後半あたりから収穫できました。

 

トマトの発芽には、早ければ3日、遅くて15日程度かかります。

発芽に必要な温度は、約20‐26°です。寒かったり、逆に暖かすぎる環境では、トマトの種が発芽しない、または、遅れる可能性が高くなります。

トマトの種を発芽させるには暖かい環境が必要になります。

 

そして、トマトの種を蒔いてから、68週間経つごろにトマトを外に植えかえます。一般的に、地面が温かくなる5月あたりから植えかえの時期となります。

それよりも早い春先では、まだ寒気が上空にあり、晴れの日は地面の熱が上空に逃げる放射冷却現象が起こりやすく、晩霜と呼ばれる霜がまだ降りる可能性があります。

トマトは、霜にとても弱い植物で、枯れてしまう可能性があります。

 

もし、寒い時期から外でトマトを育成する場合は、ビニールシートなどで覆うなど、霜などの寒さ対策を行う必要があります。

 

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トマトの種まきの方法。発芽・育成のポイントは、暖かさと湿度と光

トマトの種まきの方法は、いくつかやり方があると思います。

今回は、実際にトマトの種が発芽し、育った方法をポイントもあわせてご紹介したいと思います。

 

3月末から4月初めに種まきを始めましたが、まだ寒い時期あり、室内で育てました。

トマトを育てるのには、暖かい環境が必要なためです。

 

トマトの種まきで使用したものは、セルトレイとカバー、ヒートパット、ランプ、たねまき培土です。セルトレイがない時は、卵パックなどで代用するなど話もあります。

 

トマトの種まきの方法とポイント

1、使用する培土をセルトレイいっぱいに入れます。

2、セルトレイの培土に水を与え湿らせます。

3、1㎝程度の深さの穴を作り、トマトの種を一粒ずつ蒔き土をかぶせます。

仕切りがない場合は、種と種は2.5㎝程の間隔を取ります。

4、カバーをセルトレイの上に被せます。

発芽を促進させるために、湿度を保つ必要があるためです。

カバーがない場合は、ラップなどでも代用可能です。

5、ヒートマットの上にセルトレイを置き、発芽を促進します。

地面温度が、20度以上になるように暖める必要があるからです。

5‐15日後に、発芽がみられます。

6、トマトの芽にランプをあて光をあたえます。

光を与えることによって茎の太い、丈夫な苗に育ちます。

ランプ等なければ、日当たりのいい場所に置く必要があります。

7、乾かないように定期的に水を与えます。

水をたくさんあげすぎるとトマトの種や芽が腐ってしまうため、霧吹きなどを使うといいです。

8.芽が大きくなり、ポットが窮屈になったら、大きめのポットに移し替えます。

5月から6月の地面が温かくなるころには、地植えや大きいプランターに移しかえます。

植えかえたあとの数日はしっかり水を与えて、乾きすぎないよう定期的に水あげましょう。

 

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トマトの間引きは必要?勿論必要。しないとやがて枯れてしまいます

植物がたくさん大きく育つのをみるのは嬉しいですよね。

もしトマトの芽が一つ以上同じ場所から出た際は、どうしたほうがいいと思いますか?

また、中にはトマトの種まきの際に、発芽の可能性を高めるため、一か所に数粒の種を植える方もいるのではないでしょうか。

 

私はトマトを育てはじめたばかりのころ、どっちの芽も大きく成長してほしいと思い、そのままにしていました。

 

しかし、実際は小さいほうを取り除く、間引きする必要があります。

大きい丈夫な芽が5㎝程度成長したら、小さい方の芽を取り除きましょう。

 

その理由は、密集していると、育ちが悪くなり、のちに収穫が少なくなってしまうからです。

 

また、いくつか一緒に成長した芽をそのままにしていたときは、小さいほうの芽は自然と枯れてしまいました。

 

丈夫な実りのあるトマトを育てるには、間引きは必要となります。

 

またトマトの茎を丈夫に育てるために、苗のうちに扇風機などでそよ風を当てるといいと言われています。

トマトを収穫できる苗にするためには、強く丈夫に育つよう手助けをしてあげましょう。

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まとめ

 

いかがだったでしょうか。

紹介したトマトの種まきの方法やポイントなどが、これからトマトの種まきをはじめる方の参考に少しでもなれればと思いご紹介してきました。

 

トマトを種の育成は、栽培期よりも早めの寒さがまだ残る春先にはじめ、トマトの種まき・育成は、暖かい室内で行うのがポイントです。

 

トマトの発芽は、適切な温度設定をすることがポイントで、トマトの芽に光をあてることによって、成長を促進し、強い苗になります。

 

トマトの種まきから育成には、適切な環境づくりをしてあげないといけませんが、後々の収穫のためにもしっかりと行いましょう。

 

トマトの品種は、世界中で7500種以上あると言われ、サイズや味も幅広くあります。

トマトを種から育てることができたら、苗ではなかなか手に入らない種類のトマトにも挑戦できるのではないでしょうか。ぜひ試してみてください。

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