ミニトマトが
肥料不足の場合、
わかりやすい例で言えば
「尻腐れ果」という
症状があります。
ミニトマトの実の
先端が黒くなってしまう
生理障害です。
これは主にカルシウムが不足した
場合にでる症状です。
肥料過多の場合、
葉っぱが大きく、
濃い緑色をしています。
そして葉っぱが水牛の
角のように丸まってきます。
実はナリは元気そうでも、
肥料過多の場合は
人間で言えば
肥満体と同じです。
軟弱化し、
病害虫にかかりやすくなります。
また、茎が割れて窓が
出来てしまったりします。
人間で言えば肉割れみたいなものでしょうか。
正しい肥料の与え方というのは、
草勢を見て、今のミニトマトの
栄養状態を推しはかります。
私はハート型の
実がなるハートマトを
栽培した経験があり
今も育てています。
その経験をもとに
詳しく理由をお話しします。
是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミニトマトが肥料不足の場合は色が薄かったり尻腐れ果に!
ミニトマトが
肥料不足の場合は、
葉っぱが小さくて勢いがなく、
節間(葉っぱと葉っぱ同士が
生えている間隔のこと)が
長くてしまりがないです。
葉っぱの色も
薄いというか色褪せています。
そしてなんとなく葉っぱが
バンザイをして
いるように見えます。
それでカルシウムが
不足した株なんかは、
ミニトマトの実の先端が
黒ずむ、
「尻腐れ果」という
生理障害が現れたりします。
すでに症状が
あらわれてしまった
尻腐れ果は、
回復の見込みはないので
すぐに摘み取り、
処分した方がいいです。
そしてカルシウムをミニトマトに
葉面散布します。
他にも、
「葉のふちが茶色く枯れる」、
「新しい芽が奇形で出てくる」といった
症状もカルシウム不足です。
しかしながら、
これらは最初に
植え付けの時に、
培養土を使う事でほぼ、
回避できると思います。
肥料が足りないなら
「何の」成分を
投入すればいいか
見極めて、
液肥を規定通りに
あげれば回復できると
思います。
尻腐れ果とかは若干ショックですが、
肥料過剰よりかは肥料不足の方が、
対処がまだしやすいという面もあります。
ミニトマトが肥料過多の場合は葉が内側にカールしてしまう!
肥料過多な場合、
ミニトマトの
葉っぱが大きく、
色も濃ゆいです。
なんだか一見悪くなさそう
ではあります。
見た目は葉っぱが内側に
水牛の角の如く
カールしていたりします。
何が問題なのかというと、
肥料過剰な場合は、
苗も人間でいう
肥満体にあたると
考えられている事です。
人間でも太り過ぎると、
様々なデメリットが
出てきます。
肥料過剰な固体は、
実態は軟弱なため
耐性が無く、
病害虫にかかりやすいとも
言われています。
たとえば茎が
割れて、窓ができるなども
肥料過剰の症状です。
葉や茎だけが
異常に発達して、
肝心の実をつけるための
花がなる気配がないとかの
弊害も出てきます。
(いわゆるつるボケという
症状です。)
あるいは肥料過剰で
葉が枯れてしまったり
することも
あります。
肥料過剰な場合は、
与えてしまった
肥料を取り除くのは
困難です。
そのため水をやりつつ、
栄養分を押し流す、
という方法が提案されていますが
水をやり過ぎると
根腐れの原因になるので
そこが肥料過剰の場合の、
調整が難しいと言われる所以です。
ミニトマト肥料の与え方はトマト全体を良く見て適切な量を!
ミニトマトの苗の状態をみて、
- ・葉っぱが小さくて色が色褪せたように薄い
- ・節間(葉っぱと葉っぱの間)が間延びしてる
- ・葉っぱが万歳をしたようにY字に開いている
このような状態だと肥料が足りていないので
肥料を追加してあげればOKです。
ミニトマトの苗を見て、
- ・葉っぱがお皿を伏せたような状態
- ・葉っぱの色が濃すぎず薄すぎず
- ・茎の一部が異常に太いとかもなくフラット
上記の状態なら肥料は足りていると
判断できるので、その場合は
特に何もせずそのまま様子見でOKです。
ミニトマトの苗を見て、
- ・葉っぱがバッファローの如く内に巻いている
- ・葉っぱが大きくて葉っぱの色も濃い
- ・葉っぱがどことなくデコボコしている
上記の状態なら肥料多過な傾向に
あると判断できます。
多い場合は、
水やりをしつつ
肥料を流すか
水やりを止めて
栄養の吸収をセーブ
という対応しか
出来なくなります。
あるいは、
ミニトマトの脇芽を
敢えて伸ばして、
肥料を消費させる、
という対策もあります。
ですが結局、肥料の
あげすぎに気付いても、
後から調整するのは
やはり難しいです。
まとめ
いかがだった
でしょうか?
ミニトマトの
肥料不足の場合、
尻腐れ果など
生理障害が
発生することが
わかりました。
またミニトマトが
肥料過多な場合は、
葉っぱが大きく
緑も濃い色で、
一見良さそうな
感じがするのだけども
実は肥料過多は
人間でいえば
肥満体にあたり、
実は軟弱で
病害虫に
かかりやすいことと、
まるで
人間の肉割れのように
茎が縦に裂けて、
窓ができてしまったり、
ということがわかりました。
肥料の与え方に関しては、
現在の苗の栄養状態からみて
肥料分が
足りているのか
過剰なのか
正常なのか
判断して対応することが
大事だとわかりました。
肥料は与え過ぎた場合に
それを取り除くのが
難しいです。
それを考えると、
少し少な目調整で
考えるべきかな、
と思います。
ハートマトなら
元肥と追肥で適切な
量なので、
心配することは
無いと思います。
(ただどうも過去に
私が栽培した分は
肥料過剰気味な
感じもしなくもなかったので
注意してみたいと思います。)
参考になれば嬉しいです。
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