大根の袋栽培のポイント! 種まきの方法や間引きの仕方とは?

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大根大根

大根の袋栽培のポイントは、どんなことに気を付ければいいでしょうか。
袋と言っても、いろいろな袋がありますが袋栽培に向く袋はある程度限られてきます。それと、袋が倒れてしまわないようにすることも必要です。

また、袋栽培のときの大根の種まきはどうすべきでしょうか。これは大根の基本のタネの蒔き方で大丈夫なのですが、そこも含めて紹介します。

また袋栽培の場合のだいこんの苗の間引きはどうすべきでしょうか。これは最終的に一本の苗にして収穫まで育てます。

私はじぶん大根というキットを使って、ミニだいこんをタネから育ててみたことがあります。

そのミニだいこんを育てた経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでみてください。

ミニ大根の育て方とは?実際にタネから育ててみたレポ2020
《はじめに》タイトルには大根とありますが、 この記事内の大根は全てミニ大根の事となります。 ミニ大根ですが、栽培キットの 「じぶん大根」を使って栽培しましたが ずいぶんと失敗続きでした。 いつも発芽は出来たけど、その後が上手く行かない…。
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大根の袋栽培のポイント!30㎝以上の深さのある袋が使える!

大根の袋栽培のポイントとしまして、使う袋は
30センチ以上の深さのある丈夫な袋が良いでしょう。
しっかり自立できるように、マチのしっかりある袋であることも
重要です。

お米の袋や不織布で作られた袋でも栽培が可能ですが、
袋の素材がビニールの場合、袋のはしを小指の先が入る程度の範囲で切り落とし、水はけ口を作ってあげます。
不織布の場合は、余分な水はそのまま滲みて出ていくと思いますので問題ありません。
もし室内栽培の場合は、受け皿を敷いてその上で袋栽培をするといいでしょう。

最近では袋入りの培養土で、そのまま種を蒔くことが出来るタイプのものも存在します。そういった商品をつかって袋栽培する事も十分ありです。
ただこのタイプの場合、根の長いタイプの大根を育てようとすると深さが足りないと思うので、注意が必要です。

 

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大根の種まき、袋栽培なら直径5センチ程度の蒔き穴をつけよう

大根の種まきで袋栽培の場合、円柱型の小道具(空き缶やペットボトルなどがいいでしょう)で培養土を入れた土に深さ1センチくらいの蒔き穴を作っていきます。
空き缶などを土に押し当てて、ぐりぐりと右と左に半回転させていくと徐々に穴が掘れると思います。

その蒔き穴に、5粒ほど大根の種を蒔いていくのです。

そしてタネを蒔いたあとは、周りから土を崩してしっかりと種に土をかぶせます。
だいこんは嫌光性種子なので1センチくらいの土をかぶせるのがいいでしょう。

そしてタネを蒔いたあとは、水はけ口から水が出るまでしっかりたっぷり水をあげましょう。
そのあとは、日当たりのいいところに袋を置いておきます。

袋の管理は、とにかく倒れないように気を付けましょう。
囲いを作ったり、壁に立てかけたり…横倒しになってしまったらかなりまずいです。
そこはしっかり管理しましょう。

 

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大根の袋栽培、間引きは3回行おう!うち2回は追肥も必要!!

大根の袋栽培の間引き方は、プランターやポット栽培と変わらず、3回にわけて間引いていきます。
まず一回目は、双葉が開いたときで、生育の悪い苗や葉っぱのカタチが悪いもの、葉の緑が薄いもの、茎が極端にひょろ長いものを間引いていき、3本だけ苗を残します。

次の間引きのタイミングは、本葉が2枚出た時です。
この時も生長の良い苗を2本残し、生育の良くない苗を1本間引きます。
間引き苗はハサミでカットしてしまうと話が早いです。
またこの時、固形肥料もしくは規定量を水で薄めた液肥を追肥します。

最後の間引きのタイミングは、本葉が6枚ほど出た時です。
2つの苗のうち、生育の悪い方を間引きます。
そしてまた規定量の固形肥料か液肥を追肥します。
この一本が最後収穫まで育てる苗になります。

収穫は根元が直径6センチくらいにまで生長したときが収穫どきです。
大根の葉っぱの付け根をもって、引き抜きます。
収穫のタイミングが遅れるとすが入ったり根が割れたりすることがあるので、
収穫出来そうな気配がただよってきたら根っこに注目していましょう。
だいこんは根が多少なら土の上に出ていてもいいので、時々根の大きさを測りながらタイミングを見てもイイでしょう。
これがにんじんだと土の上にでている部分は汚く緑化してしまうため、土にうめなければいけませんが、大根は多少首が緑でも許される風潮があるので大丈夫です。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

大根の袋栽培のポイントとして、しっかり自立の出来る大きくて丈夫な袋を選ぶのが大事だとわかりました。

深さは30センチ以上、お米の袋や、もしくは袋入りの培養土に、そのまま種を蒔くだけのタイプの培養土で袋栽培も可能です。
自立できる袋は、マチがしっかりと取られている袋がいいです。
袋の端っこは、小指が入るくらいの大きさ程度の範囲で切り落とし、水はけ口を作ります。
室内で栽培する場合は、受け皿を敷いて育てるといいでしょう。

大根の袋栽培の種まき方法は、直径5センチほどの円柱の道具(空き缶やペットボトル)で蒔き穴を作ります。土の深さは1センチくらいになるように掘削をして、その蒔き穴に5つほど種を蒔いていきます。
タネを蒔いたら土をしっかりとかぶせてしっかりと水やりをすればOKです。

大根の袋栽培の間引きは、3回に分けて行います。
まず双葉が開いたところで3本にします。
次に本葉が出てきたところで2本にします。このときに一回目の追肥も行います。
最後に本葉6枚のところで最後の一本にします。
そしてまた追肥をします。
そこでその最後の一本を、収穫までそだてることとなります。
根の直径が6センチくらいになったら、茎の付け根付近を持って引き抜きます。

大根は意外とデリケートな野菜ですので、移植が出来ないとかそういった点があります。気を引き締めて育てるようにしましょう。

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