大根収穫のやり方は一体どうするのがいいのでしょうか。
取り方というならただ引き抜くだけになりますが、
せっかくなのでここではどういう状態になったら
とっても大丈夫かといった大根の収穫時の見極め方や、
うっかりして大根の収穫のタイミングを逃して取り遅れてしまった場合、
大根がどういう状態になってしまうかも紹介させていただきます。
私はじぶん大根というキットを使って、ミニだいこんをタネから育ててみたことがあります。
そのミニだいこんを育てた経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで読んでみてください。
大根の収穫のやり方、根が育って地上に出てきたら引き抜く
大根の収穫のやり方ですが、大根は生長すると、根が地上にどんどんせりだしてきます。
そういう状態になったら大根の葉の部分をしっかりと握って、上に引き抜くようにしてだいこんを収穫します。
このどんどん地上にせり出してくる根っこですが、特に土を盛ったりして隠す必要はありません。
地上に出ている部分は、ほんのりと緑がかって来ますが全く問題はないです。
これがにんじんだった場合、にんじんも緑がかるのは同じなのですがこちらはかなり汚い緑色(藻のような濃くて黒が混じったような深い緑色)になってしまうので土で隠す必要があります。ですが大根なら無問題です。
大根の収穫の見極め、首の太さが7センチくらいになったら引き抜く
大根の収穫の見極めポイントとしましては、いくつかありますがひとつは地面に出ている根の直径のサイズです。
首の太さが、7センチくらいになったら収穫時と言えます。(※ミニ大根の場合です)
もしくは、地上に出て来ている肩の部分が15センチ以上露出している場合も収穫していい状況です。
その他にも、まっすぐ上を向いていた大根の葉っぱが、横に広がるように下に垂れだしたら収穫してもOKなサインです。
これらのいずれかを確認したら、大根をすみやかに収穫した方がいいでしょう。
大根は大きく育ったものから順次引き抜いていきます。
大根の収穫、遅れるとすが入って大根の味と質が下がってしまう
大根の収穫のタイミングを逃し、取り遅れてしまった場合、大根には「す」が入ってしまうことがあります。
この「す」というものは切ってみないとわからない部分になります。
切ってみると中身がスカスカになっている状態を、「すが入った」と表現します。
細胞や組織成分が老化して、すき間が出来てしまうのです。
収穫時期を逃す事や、生育期間で温度が高すぎるとすが入ることがあるようです。
もしくは大根の根が割れてしまったりすることもあります。
この根が割れる原因として、乾燥気味だった日々が続いている中で急激に強い雨が降ったなど、地中部分と地上部分の水分バランスが急激に崩れてしまった場合に根が裂けることが起こったりします。
これは、株間を取り過ぎた場合にも起こることがあるので、あまりムダに株間を広げ過ぎない方がベターです。
それと気温が低い時期に入ってしまった場合に、大根のトウがたってしまうことがあります。
要は花を咲かそうとつぼみがでてくるのです。
こうなると花を咲かせ、タネを作る方に大根のモードがシフトしてしまうと
大根も美味しくなくなってしまうので、つぼみを見つけたらすみやかに大根を収穫した方がいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
大根の収穫のやり方ですが、大根が育つと根っこが地上に出てきますので、
大根の葉の付け根をもって、まっすぐ上に引き抜けばいいことがわかりました。
大根は根が生長してくると、根の部分が地上に出てきます。この根っこの部分は、土寄せなどして隠す必要はありません。
地上に出ている部分はほんのり緑化しますが問題ありません。
これがにんじんであれば、汚く緑化してしまうので土を盛って隠す必要がありますが、大根は土で隠さないでも大丈夫です。
大根の収穫の見極めは、大根の根の直径が7センチくらいになったら収穫時です。(※ミニ大根の場合です)
もしくは、大根の肩が地上から15センチ以上露出していて、
上を向いていた大根の葉っぱが、広がるように下を向きだしたら収穫時と考えても大丈夫です。
もしも大根の収穫のタイミングを逃し、取り遅れてしまった場合、大根はどうなるかというと、「す」が入ってしまいます。
また、大根の根が割れてしまう事もあります。
または季節によっては、気温が低いとトウがたって、花が咲きだしてしまいます。
こうなってしまったら、大根は美味しくたべられなくなってしまうので
根の直径がたとえ規定に達していなくとも、引き抜いて収穫をしてしまう方がいいでしょう。
引き抜いた大根は煮てぶり大根にしてみたり、鮭大根にしてみたりと冬に大活躍のお野菜です。
そんな大根を、イチから育てて食べるのはまた格別でしょう。
是非楽しんでみてください。
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