《はじめに》タイトルには大根とありますが、
この記事内の大根は全てミニ大根の事となります。
ミニ大根ですが、栽培キットの
「じぶん大根」を使って栽培しましたが
ずいぶんと失敗続きでした。
いつも発芽は出来たけど、その後が上手く行かない…。
いつも子葉の次に本葉が出て、そこから溶けるように
枯れてしまう…。
でもひとつあることを変えただけで、
みごとミニ大根の収穫にまで至りました。
その結局収穫に至ったのは、自分で500ミリの
ペットボトルを切って、
ハンギングタイプにしてベランダに吊り下げて
育てるタイプの栽培方法でした。
ここでは、その栽培の失敗例と成功例を
実録レポとして書かせていただきます。
主にじぶん大根(※失敗例)、
白姫はつか大根(※成功例)、
ホワイトスティック(※栽培中)
この3つのミニ大根を例に話をさせていただきます。
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大根の栽培で種蒔きに向いている時期はいつ?
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_01-160x90.jpg)
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![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_03-160x90.jpg)
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大根は発芽適温が20℃前後、栽培適温は16~20℃です。
季節的には、春か秋が種まきどきになるでしょう。
おすすめは虫に悩まされることも少ない、秋の方が管理しやすいです。
まずはじぶん大根のタネを蒔いてみました。
《じぶん大根にタネまき》
8月23日(日)
まずはセット内容を全部取り出します。
黒ポットがあるので、そこに鉢底シートを敷きます。
この黒ポットは下に行くにつれて幅が狭まっていく形を
しています。四角く折りたたんだ鉢底シートの、
四隅をはみ出させる様にしてセットします。
そこに培養土をやさしく注ぎ、そのあとに培養土を
水で湿らせます。
新しい培養土は水を吸いにくい面もありますので
何回か水を通すといいでしょう。
余計な水は下から抜けていきます。
その培養土に、ペットボトルの蓋を使って蒔き穴を
作ります。土の上に置いてぐりぐりと回すと、
次第に穴が掘削できるでしょう。
1センチくらいの穴を掘り、そこにタネを
重ならないように蒔きます。
タネは「三太郎」というミニ大根のタネです。
スペック表記は下記のとおりです。
品名 大根(三太郎)
生産国 韓国
数量 約15粒
発芽率 20年4月現在85%以上
種子処理 イプロジオン、キャプタン種子粉衣各一回
タネは赤い色をしていて、タネが水に触れると着色料が
溶け出します。
あまり水に濡らさない方がいいかもしれません。
タネを蒔いたらしっかりと覆土して、ラップをかけておくと
用土が乾燥しません。
タネが蒔き終わったら、日当たりの良い窓辺に
置きます。植物栽培ライトも点灯しています。
8月25日(火)、じぶん大根のタネが無事発芽しました。
《白姫はつか大根のタネを蒔く》
10月25日(日)
まずはハンギング用の装置を作ります。
500ミリのペットボトルの、
飲み口に向かって狭くなっていってるところで
切り落とします。飲み口側の部分は使いません。
この切ったペットボトルに、紐を通すための
穴を空けます。
ペットボトルを切ったところから、
1㎝くらいのところに2か所穴を空けます。
ペットボトルの下の方にも穴をあけます。
よけいな水が出ていくための穴です。
麻ひもを、大体長さは140センチもあれば十分でしょう。
ペットボトルの紐通し用の穴の内側から紐を通し、
落ちないように二重、三重、
五重に結び目を作ります。
そのペットボトルに、かる~い鉢底石を
底が見えなくなるくらいまで入れて、次は
粒状かる~い培養土を入れていきます。
そこに5か所ほど1センチ穴を空けて、
タネを一粒ずつ蒔いていきました。
ベランダのさおに麻ひもをかけて、
もうひとつの穴に内側から紐を通して、
何重にも結び目を作り、
ぶら下げたらひとまず完成です。
一応水をあげて、しっかりと余計な水が出てくる事も
確認しましょう。
10月28日(水)に、発芽が確認できました。
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_05-160x90.jpg)
大根の苗が売られていた!コレは買いだ!
10月17日(土)、近所のホームセンター、
ケーヨーデーツーに行った時の事でした。
野菜苗がいっぱい売られています。
その中に、ミニ大根、ホワイトスティックの
苗もありました。6つのセルトレイに入っていて、
248円くらいだったと思います。
衝撃でした。
だって、大根やにんじん、ラディッシュは
直根性の野菜で、移植が大嫌いなんです。
苗にして売って大丈夫なんでしょうか。
売り場の店員さんに尋ねると、
下に穴が空いてますから、
取り出して移植すれば大丈夫ですよとの事。
ならば買わねば!!と買いました。
6本で248円と安価ですから。
2リットルペットボトルや
深型プランターへ植え付けました。
この6つのセルトレイですが、定植する際には
ひとつずつ切り離した方がやりやすいです。
あとは根鉢がすごくもろいので、
極めてくずれやすいです。
慎重に扱ってみましょう。
大根の間引方法、いつ間引く?正しい間引きのやり方とは
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_06-160x90.jpg)
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_07-160x90.jpg)
大根の間引きは根を太らせる大事な作業です。
じぶん大根の場合は、取扱説明書には本葉が出てきたら
丈夫な苗を一本残し、他の苗を間引きしますと
あります。
間引きのときは残す苗の根を傷めないように、
株元を指で押さえて引き抜くといいでしょう。
そして、残った一本の苗には
土寄せをしておきましょう。
白姫はつか大根の場合も、
うまく真ん中に蒔いた子が一番発育が良かったので、
発芽して双葉が開いた時点で、今回無事に収穫出来た子以外の
苗は間引きしてしまいました。
大根の収穫のやり方とは?根が出てきたら収穫どき!
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_08-160x90.jpg)
11月28日(土)
大根は生長するにつれて、首の部分が地上にせり出してきます。
白姫はつか大根もそうなってきたので、収穫をしました。
首の部分を持って上に引き抜きます。
すると…!
圧倒的…!圧倒的…!!
圧倒的な根鉢祭り!!
伸びた根っこが土に絡み、
ひとかたまりとなって持ち上がる…!!
ミニ大根でもこれなんだから、
通常サイズの大根だとスゴイことになりそう…!!
これは想像つきませんでした。
洗ってみるとキレイなミニミニ大根がお目見え!
大根の部分は長さが5センチもいかず、
太さは1.5センチくらい。
ごまかしなく味を確かめるために、
よく洗って塩をかけて生食しました。
超辛い!(笑)
辛味大根かな!!??
ついでに葉っぱ!超・絶!苦い(笑)!!
生のまんま、もしゃもしゃ食べていたら、
となりにいた主人が、
「あ~、辛いニオイがするね」
と言っていました。
結論!!
大根は生食でなく、
火を通した方が美味しくいただけます。
まとめ
白姫はつか大根の収穫の様子をお届けして、
ホワイトスティックは現在まだまだ生育中です。
根元に大根らしきものが育ってきているので、
収穫はちょいと先になりそうです。
さて…。種まきのところでしか出てこなかった
じぶん大根がどうなったかというと、
例外なく枯れてしまいました。
それは、大根が太陽の光を直接当てないと
無事に育つことは出来ないからなのです。
当初私は植物栽培ライトがあるのと
窓辺で日光がある程度入るので、
それで何でも室内で育てられると思っていたのです。
しかし、大根とラディッシュだけは違いました。
発芽はしても、その後が無事に育ってくれない。
溶けるように枯れてしまう…。
そんなことをなんべんも繰り返しました。
(↑いい加減気づこうよって感じですが)
それでいろいろ試して、ようやく
本物の太陽を当てないとダメなのでは…?
と、思い至ったのです。
それで日当りがバッチリで風通しも申し分のない、
ハンギングスタイルでベランダ栽培してみて
それでだめなら諦めようと思ったものでした。
狙いはバッチリで、無事収穫まで育ってくれました。
もしあなたが植物栽培ライトを持っていたとしても、
大根とラディッシュは直接日光に当ててあげましょう。
秋なら虫もあまり来ないのでおすすめです。
かわいいミニ大根栽培を楽しんでみてくださいね。
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_10-160x90.jpg)
《トラブル関係はこちら》
![](https://mint-green.com/wp-content/uploads/2020/10/daikon_09-160x90.jpg)
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