大根の間引き方法、いつ間引く?植え替えって出来るものなの?

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大根大根

大根の間引きの方法は、いつ、どうやって間引くものなのでしょうか。
ここではただ間引きの方法を紹介するだけでなく、
自分自身失敗して得た気づきも紹介させていただきます。

意外と気にせず何気なく気にせずやっていたことが、
大根を枯らすことになるかもしれません。

また、大根の苗は植え替えって出来るものなのでしょうか。
こちらも答えと共に、自分の考察を含めて紹介させていただきます。

私はじぶん大根というキットを使って、ミニだいこんをタネから育ててみたことがあります。

そのミニだいこんを育てた経験からお話しできる事もあると思いますので、
是非ぜひ、最後まで読んでみてください。

ミニ大根の育て方とは?実際にタネから育ててみたレポ2020
《はじめに》タイトルには大根とありますが、 この記事内の大根は全てミニ大根の事となります。 ミニ大根ですが、栽培キットの 「じぶん大根」を使って栽培しましたが ずいぶんと失敗続きでした。 いつも発芽は出来たけど、その後が上手く行かない…。
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大根の間引き方法、はさみでカットするのが一番な理由とは

大根の間引き方法ですが、間引く苗の茎の部分を、
ハサミなどでカットします。

なぜ普通に大根の苗の茎部分を指でつまんで引き抜かないの?と思うかもしれませんが、想像以上に大根の根っこは超の付く程デリケートです。

土から引き抜くと、これから育てたいと思っている「残したい苗の根っこ」を傷つけてしまう可能性があるのです。
それが致命傷となり、間引き後一週間も持たずに皆苗が葉っぱの先からしおれるようにして枯れてしまった事が、三度も続いてしまったのです。
(何とかして間引き菜を育てようとしていたのですが、却ってそれがダメにしていたみたいでした…反省!)

もしも蒔いている種の数自体が少なく、株間も十分空いていて残したい苗を傷つける可能性は非常に低いと思ったら、間引きたい苗の株元を指で押さえて、ゆっくりと引き抜く方法でもいいでしょう。

とにかく残す苗の根っこを傷つけないことを第一に考えるなら、間引き苗の茎をはさみでカットするのが最良の方法だと思います。

 

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大根の間引き、いつ行う?双葉が出た時と本葉が2枚と5枚の時に行う

大根の間引きは、いつ何回行うの?という話しですが全部で3回行います。

1回目は双葉が開いた時で、苗は間引いて厳選した3本にします。
良い苗の条件とは茎が太くて短めで、双葉の葉っぱのカタチがきれいで両方とも同じ大きさで、葉の緑が濃いものが良いです。
なるべくこの条件に多く当てはまっているものを残します。

2回目は本葉が2枚出た時で、苗は間引いて2本だけにします。
この時は固形肥料を取扱説明書に記載されている規定量を、苗から離れたところの土に混ぜ込み、水をあげます。
もしくは液肥を規定量の水で薄めて施肥します。

3回目は最後の間引きです。苗はどちらか1本だけにします。
この時も2回目同様に追肥します。

 

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大根の間引きした苗、植え替えは…残念ながら出来ません!

大根の間引き苗は植え替えが可能かという疑問ですが、これはタイトルにもあるとおりに、残念ながら出来ない、ということになります。

これは大根の苗は、まっすぐ太い、主たる根っこ伸びていて、その脇から細い根っこが横に伸びています。
この主たる根っこが太って大根として収穫できるようになるわけですが、
小さいときの大根の苗は、土から引き抜くと根っこが切れたり傷ついてしまうのです。

この細い根っこが切れたり傷ついたり…というのが大根にとってはアウトなのです。大根はまもなく枯れてしまいます。

大根は一旦根を出したら、その場所から絶対に動かすことは出来ないです。
枯れてしまうか、もし収穫までこぎつけたとしても、根がまっすぐまともには育たないです。

大根やラディッシュ、にんじんといった直根性の野菜は植え替えをすると9割失敗するので、最初からここで育てると決めてタネを蒔きましょう。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

大根の間引き方法は、いつどのようにして行うかという事ですが、
間引く苗をハサミでカットするのが一番だということがわかりました。

間引きのやり方ですが、生育の良くない苗を間引きします。

その時に茎の部分をはさみでカットするのがベストな方法です。
これがなぜ一番いいのかというと、苗を土から引き抜くと、
その時に残したい苗の根っこを傷つける可能性があるからです。

次にいい方法は、引き抜く株の根元を押さえて、
優しくゆっくり引き抜くことです。

この根っこを傷つけるというのは、大根の苗にとっては致命傷になります。
事実、私が何も考えずに引き抜いていたときはそこに考えが至らず、間引き後一週間もたたずに、残した苗が葉の先からしおれるように枯れてしまっていました。

なので間引き苗はハサミでカットするのが一番です。

また間引きのタイミングはいつ行うかという話しですが、葉っぱがある程度出てきた時に、全部で3回行います。

①双葉が出た時に一回目の間引きを行い、苗を3本にする
②本葉が2枚になった時に2回目の間引きを行い、苗を2本にする。
この時、追肥もする
③本葉が5枚になった時に3回目の間引きを行い、苗を1本にする。
この時、追肥もする

また「大根の苗の植え替えは出来るの?」という疑問ですが、これは残念ながら出来ません。これは大根の根は主たる根と脇から細い根が生えていますが、土から引き抜くことで根が切れたり傷つくことになります。
これがもとで、植え替え後一週間もしないうちに、葉の先からしおれて枯れてしまいます。
ですので大根は直播が基本です。
スポンジにタネを蒔いて、苗を土にスポンジごと植えましたが同じ結果でした。ポット苗にタネを蒔いて移植したらどうかとも思うのですが枯れる可能性の方が高いので、それなら最初から直播で、と考えた方がいいでしょう。

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