ミントの水耕栽培は、意外と簡単に始められます。
通常家にあるもの
(ペットボトルと食器洗い用のスポンジ)
を利用して始めることが出来ます。
しかも土を使わないので衛生的です。
このお手製水耕栽培は、
たとえばミントの苗を間引いたときに
間引き菜を捨てるのがもったいない、
間引き菜も育ててあげたいと
思ったときに便利です。
間引き菜用の鉢と土を間引き菜の分だけ
用意するのは大変ですが、
空きペットボトルならもともと捨てるだけの
ものですので、気軽に利用できます。
そのうえ、植物育成ライトを使用すると
通常の土を使った栽培よりも
ミントの生長が早いとも言われています。
さらに水耕栽培のキットを使用するなら、
家にある材料を加工する手間もなく
水を入れるだけで始められるので、
尚おすすめです。
私は水耕栽培キットでミントを育てた経験があり、今も育てています。
その経験からお話しできる事もあると思いますので、是非ぜひ、最後まで
読んでください。
ミントの水耕栽培が簡単でお薦めな3つの理由!初心者にもおすすめ♪
ミントの水耕栽培が簡単な理由は下記のとおりです。
- ミントの水耕栽培をお薦めする理由その①
・土を使わないので衛生的
土を使わないので単純に虫がつきにくくなります。
土での栽培はベランダなどの外に出すこともあると思いますし、
土に虫が入り込んでくることもあります。
室内で水耕栽培となれば、虫が飛来するのも
虫がわくのも最大限防ぐことが可能となります。
また土での栽培はポットやプランターで行っていると
どうしても度重なる水やりのため、
土かさが減って来てしまいます。
そのため定期的に増し土が必要となります。
しかし水耕栽培なら培養土を買い足すよりも、
水をいれるだけで済むなら、
そちらの方が様々な点でメリットがあります。
- ミントの水耕栽培をお薦めする理由その②
・水の入ったペットボトルを使うので水やりの手間が省ける
土をつかった栽培ですと、土が乾いているなと思ったタイミングで
潅水が必要です。
しかし水耕栽培なら、格段に水をあげる手間が減ります。
何しろ元から肥料を溶かした水につかっているので、
基本的に根っこがその培養液に浸かっていればOKなのです。
ただひとつ気をつけるとすれば、培養液は日光が当たると
藻が発生するので、アルミホイルなどで遮光すると良いです。
(水耕栽培のキットならあらかじめラベルにシールが貼られているので、
アルミホイルを巻く必要はありません。)
- ミントの水耕栽培をお薦めする理由その③
・植物育成ライトを使用すれば通常の栽培よりも早く成長するので
失敗がすくない
水耕栽培は液体肥料もしくは粉状の粉末肥料を、水に溶かして培養液とします。それが元肥を施した培養土と同じ役割を果たします。
ハイポニカ液体肥料という液肥があるのですが、
それを使うと生長が早いと評判です。
私も持っていますが確かに生長が早い気がします。
そして、室内で水耕栽培をする際にデメリットとなりがちなのが
日照量の不足です。
それを補うのが植物育成ライトです。
太陽は雨のときは出ませんし、当然夕方になったら
沈んでしまいます。
しかし植物育成ライトなら24時間照射が可能です。
それは収穫を早めることが出来ることを意味しています。
養鶏場で24時間ライトを照射しているところもあります。
そうなると出荷できる期間が早くなるのです。
ミントの水耕栽培キットなら簡単でしかもすぐ始められるのが魅力♪
ミントの水耕栽培キットなら、
水道水を入れて始めることが出来ます。
(ミネラルウォーターは塩素が入っていないので
向きません。)
材料を全て取り出して、ボトルのなかに規定量水を入れて
ペットボトルの上部の部分を逆さにします。
ボトルにセットし、フィルターをセットして
セラミックボール(全部入れずに少し残す)をセットした上蓋に入れて
フィルタ部分にタネを蒔き、
残りのセラミックボールをかぶせるだけです。
そしてミントは好光性種子なので、
窓際など日当たりの良いところに置いておきます。
私は水耕栽培キットを使ってミントのタネを蒔いたところ、
種まきから発芽まで5日間で芽が出てきました。
最初は肥料は入れずに、水だけで育てます。
ときどき、水が極端に減っていないか確認するだけで
大丈夫です。しかも最初は継ぎ足しで大丈夫。
本当に楽です(笑)
肥料は双葉が出てきた時点から
与えるようにします。
粉末状の肥料を付属のスプーンですりきり3杯
水に溶かします。
肥料を与えるようになったら、
週に一回、全ての水と肥料が新しくなるようにします。
手入れは簡単でも様子の確認は、毎日してみましょう♪
ミントの水耕栽培でおすすめなのは「グリーンペット」!!
ミントの水耕栽培でおすすめなのは、
「グリーンペット」というシリーズです。
ミントの他にバジルやワイルドストロベリー、レモンバーム、
レタス、ミニトマトがあります。
リーフを模したタグと、ボトルのデザインも可愛らしいです!
上の植物を育てる部分と、培養液を入れる部分が別れていますので
とても扱いやすいです。
タネはもちろん、3か月分の粉末肥料もついてきます。
タネを蒔くためのフィルターという、
コットンで出来たような白くて細長い筒があります。
ボトル上部を逆さにセットした飲み口に挿すと、
即座に水を吸収しだします。
これならよほどのことが無い限り、
水切れは起こさないだろうな
と思いました。
では、デメリットと言えば…、
結構ミントのタネは、沢山入っています。
しかし、ミントのタネは寿命が非常に短く、
1年程度と言われています。
しかしグリーンペットで推奨されている
間引き後の本数は5~10本と言われています。
タネの寿命のことを知ってしまうと、
なんとか使い切りたい気持ちはあるのですが
ただでさえ極小の家庭菜園スペース…。
発芽率は50%以上とありました。
どうするかと悩むところですが…。
なんとかスペースなど許す限りは育てていきたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ミントの水耕栽培が簡単で初心者にこそおすすめな3つの理由は、
下記の理由からだとわかりました。
・土を使わないので衛生的
・水の入ったペットボトルを使うので水やりの手間が省ける
・植物育成ライトを使用すれば通常の栽培よりも早く成長するので
失敗がすくない
ミントの水耕栽培キットなら、
家にある材料を加工する手間もなく、
キットに水(水道水)を入れれば始められるので
とっても簡単でお手軽だということもわかりました。
タネには発芽率というものがあって、
全てのタネが発芽するわけではありません。
間引きしやすい程度に多めに蒔いて、
ミントの間引き菜は家にある廃材を使った
手作り水耕栽培キットで育てるのがおすすめです。
(間引き菜のぶんだけポットと培養土を用意するのは
数が多いと結構大変!)
また、メインで育てるおすすめ水耕栽培のキットは、
「グリーンペット」というシリーズになります。
とても分かりやすいつくりですし、
私はこれを使ってみて水耕栽培のハードルが下がったと
思ったので、廃材を利用した自作の水耕栽培キットを
用意することができました。
それくらい簡単です。
ちょっとシステマチック(?)に
水耕栽培でミントを育ててみましょう♪
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