私はこのブログのテーマとのひとつとして、
ナスを育てる事を思いたち、例によって栽培キットを
探しました。
しかし良くお世話になっている聖新陶芸さんの
ナスの栽培キットは、もうすでに廃盤になっているとの事でした。
(他の商品を複数注文した時に
ついでに聞いてみました。)
ですがこの聖新陶芸さん、ありがたいことに、
前におたんこナスを買って発芽しなくて…と相談したら、
種と説明書を送ってくださいました!(ありがたい!!)
そんなわけでおたんこナス栽培キットのタネを蒔いて現在
育苗中なのですが、8月にタネを蒔いて苗はまだ育っていますが
まだお花が咲くとかは遠そうな感じです…(´・ω・`)(´・ω・`)
ですので途中から苗を買って並行して育てています。
もともと茄子はいちご同様、育苗が難しいので、
苗を買って育てる事が推奨されています。
今回はそんなナスたちの栽培レポを含む
お話をさせていただきます。
ナスの種まきのやり方とは?
8月22日(土)
おたんこナスの品種はミニナスの様です。
発芽適温25℃~30℃、栽培適温20~30℃と、
比較的高温を好む植物です。
15cm×15cmくらいのポットを用意して
ウォータースペースを3センチほど空けて、
培養土を入れていきます。
培養土は水で湿らせておきます。
そこに適度に間を空けて
1cmほどの深さの穴を
掘っていきます。
1つの穴に1粒タネを蒔き、
土をかぶせます。
タネのスペックですが、
以下の様です。
品名 なす(中長茄子)
生産地 中国
数量 約0.2ml
発芽率 19年3月現在75%以上
種子処理 なし
あとはラップをかけて乾燥を防ぎ、
発芽したらラップを取ります。
しかし私は、ナスを水耕栽培したいと思い、
この茄子のタネはスポンジに蒔きました。
まずは食器洗い用のスポンジを用意します。
材質はポリエステル不織布、
ポリウレタンフォームとあるのでバッチリです。
食器洗い用スポンジにもいろいろありますが、
メラミンスポンジは水耕栽培には向きません。
保水性も通気性も悪く、根が貫通出来ません。
それだけは使用しないで本来の用途に使用しましょう。
まずは食器洗い用のための固い部分を分離させます。
剥がすか切るかして除去します。
そのスポンジを3cm角くらいに切ります。
そして中央にタネが入るための蒔き穴をハサミで入れます。
そこに茄子のタネを蒔き、スポンジはトレイなどに並べて
水を張り、そこにタネを蒔いたスポンジを並べます。
スポンジにも良く水を含ませておきます。
それを日当りのいい窓辺に置きました。
9月6日(日)に発芽しました。
約2週間かかりました。
ナスはいちごと同じくらい発芽に時間がかかる子です。
ナスの苗の植え付け時期はいつ?植え方は?
茄子の苗の植え付け時期のベストシーズンは、
5月のGW頃くらいです。
6月中旬から10月くらいまで収穫できます。
しかし私の場合時期を逃してしまい、
求めた苗は秋ナスというものでした。
すずなりとげ無しなすの苗(中長ナスタイプ)
【9cmポット自根苗/2個セット】
上記の苗を注文し、
受け取ったのは
9月30日(水)でした。
通販では苗がシーズンが外れる or 売り切れると
取扱をやめるようです。
この前日に不在表が入っていて
ゆうパックで届けてくれたのですが
20~21時の時間指定があり、
その時間指定なら平日でも
帰宅が間に合うのですごく助かりました。
箱をあけると、すぐに茄子の葉が顔をのぞかせて
ビックリしました。
すでに苗がある程度大きくなっていたのです。
危うくハサミで切ってしまうところでした…!
良かった切らないで…(ドキドキ)
キャンドウで購入した(その店舗で扱っている中で)
一番大きなプラスチック製の鉢と受け皿を買ってきて、
植え付けしました。
まずはプラポットから出して、
鉢の中にセットして、その根鉢を
埋めるように培養土を入れていきます。
上手く根が活着してくれるといいな~と
思いつつ、水もたっぷりあげました。
ナスは水も肥料も大好きな植物だと
言われています。
肥料食い、なんて言葉があるくらいです。
ナスは深植えすると根の活着が遅くなるとの
事で、支えられる程度に浅植えするのが◎です。
ここで仮支柱をななめにたてて、
(斜めなのは根に干渉しないようにするため)
茎と紐を結んでおくといいです。
ナスは太陽が大好きな子です。
何とか室内で育てたいと、
植物栽培ライトをガンガン当てて
育てていたのですが、茎は緑色だし
このままでは上手く育たなそうと思い、
途中から外に出しました。
すると茎が全部紫色になり、
咲く花も濃い紫色に変わりました。
やっぱり最初から外に出してあげていれば
良かったのだと思いました。
(ごめんなさい)
ナスの脇芽、どこを取ればいいの?
一番花の開花前後になると苗も大きくなってきます。
一番一般的な育て方は、主枝と一番花のすぐ下の枝と
その次の枝を残す、三本仕立てという育て方が
スタンダードです。
もしもあまりスペースに余裕がない、という場合は
主枝プラス一番花のすぐ下だけの、
二本仕立てという育て方でもいいでしょう。
その残すと決めた枝以外の脇から、
脇芽が出てきたら、
株の充実をはかるために
脇芽はかき取りましょう。
脇芽をとるのは、
出来れば晴れた日の午前中がいいです。
何故なら切り口が乾きやすいからです。
間引きもそうですが、脇芽かきは大事です。
超大事!!
私が中学生だった時に菊を育てたのですが
脇芽を取れという指示があって、
ポキッと取れるのが心地よくて、
じぶんのだけでなく人の菊の脇芽まで
取っていました。
その結果、私の菊は今思えば
徒長もせず、茎はしっかりがっしりと太く、
葉の緑も濃く、生命力強い感じに育ってくれました!
まあ、台風にやられて残念ながら
花が折れてしまいましたが…
(´・ω・`)(´・ω・`)
とにかく、脇芽かきは絶対した方がいいです。
ナスの脇芽はハサミで
カットしてあげてくださいね。
なすの支柱の立て方は?
茄子の支柱は、一番花が咲き始めた頃には
大分苗も大きくなって来ているので、
本支柱の立て時です。
支柱は先端が三角になっているものが
土に差す方になります。
茄子の実がなった時にきちんと支えることが
出来るように、支柱は複数本をしっかりと
麻ひもをがっちり縛って、
その支柱で苗を支えてあげます。
三本の支柱を交差させたところを
ぎっちぎちに麻ひもで縛ります。
その支柱に、ナスの苗を誘引します。
誘引する時は、麻ひもを8の字にさせて
結びます。
8の字で結ぶ箇所は、きちんと支えられるだけ
ところどころを結んであげましょう。
支柱なしには絶対に茄子の実を収穫する事は
出来ないと思いますので、
しっかりと支えてあげましょう。
ナスの追肥のやり方とは?
茄子の追肥は、一番果の果実が膨らみ始めたらが
追肥を行うタイミングとなります。
そう、栽培指南書に書かれています。
しかし、私はこれでは遅いと思っています。
というのは、苗で買ったとげなし茄子にも、
花が咲きはじめました。
一番最初に咲いた花は、手で触れたら
ポロっと取れてしまったのです。
ええーー。
これじゃまず結実はしないでしょう!
それでまたお花が咲いたんです。
その茄子のお花をよーく見てみると。
何か足りない…。
めしべ、なくない?
慌てて調べると、肥料の足りていない
茄子の花は、めしべが奥に引っ込んだ状態に
なってしまっているとの事。
逆に、肥料多過の場合は、
めしべがすごく伸びまくってしまうのだそう。
なので元肥だけで足りてる場合はいいのですが、
お花の状態をみて、肥料が足りないなら
すぐに追加した方がいいと思います!
急ぐなら液肥で決まりでしょう。
肥料が足りる状態になったら、
液肥の場合は1週間に一回、
固形肥料の場合は10gほどを
3週間に一回施肥します。
ナスの収穫のやり方!取り方にもコツが!?
茄子の収穫はナスがある程度の大きさに育ったら、
ハサミで切って収穫します。
しかし、ここでひとつ気を付けた方がいいのは、
一番最初の一番果は、
株を疲れさせないために、
7~8センチ程度で収穫してしまう事です。
その次になる茄子は、開花後20日~25日前後で
果実が10~13センチくらいになったら
収穫できます。
ハサミで切って収穫して、
いろんな料理に使ってあげましょう。
まとめ
ナスは太陽たっぷり、お水たっぷり、
肥料たっぷりで育ててあげるといい様です。
しかし私の育てている苗は
まだお花のめしべが伸びてくれず
肥料を追加しているところなのですが、
間に合う事を祈って…!!
あなたが茄子を育てるなら、
ぜひぜひ太陽をガンガン当てて育ててあげてください。
秋なら虫もそんな来ないので、
秋ナスはおススメです!
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