ラディッシュと言えば家庭菜園の初心者にぴったりの
野菜だと呼び声が高い野菜です。
しかし!そんなことはないぞ!!と私は声を大にして言いたいです!
まあ、なんべんも失敗したなにかを込めての意見なのですが(;^ω^)
もうもう、何度も途中で枯れていく
ラディッシュの新芽を何度見送ったことでしょうか。
しかし、基本的なたったひとつのある事を変えただけで、
見事収穫までたどり着けたのでした。
今回はやっとこさ収穫までこぎ付け、実際に食べてみたのと、
勿論何故失敗したのかも紹介させていただきます。

ラディッシュの種まきのやり方とは?



2020年8月23日(日)※失敗パターン
「ベジコンテナ ラディッシュ」という栽培キットで
ラディッシュの種まきをします。
耐水性のペーパーコンテナで野菜を育てようというキットです。
ミニ人参もこのベジコンテナで育てています。
まずはキットの中身を全て取り出し、ふたの部分はカットします。
(カットしなくても折ればいけなくもないですが、カットした方が
スマートです。)
コンテナの中にライナーポットを入れて、ポットの底に鉢底アミを敷き、
培養土をゆっくりと入れていきます。ゆっくりなのは、鉢底アミがズレるのを
ふせぐためです。
培養土を入れたらしっかり土に水を含ませます。
新しい培養土は水を弾く事もありますので、一旦ライナーポットを
コンテナから出して水で濡らした方がいいかもしれません。
水を含ませることが出来たら、ラディッシュのタネを蒔きます。
タネのスペックは以下の様です。
生産地 アメリカ
数量 0.5ml
発芽率 20年5月現在85%以上
種子処理 なし
そこに割り箸で土に穴を掘り、
8粒ほどを穴のひとつひとつに蒔いていきます。
終わったら土をかぶせて、ラップをかけます。
あとは日当たりのいい、窓辺においておきます。
植物栽培ライトも当たっています。
この時のラディッシュは翌日8月24日(月)、
仕事から帰ってきたらすでに発芽していました。
新芽には、根っこの部分にふわふわな綿毛らしきものが見られるのが
特徴です。
この時のラディッシュは、9月2日(水)には
全滅してしまいました。
それから種を買ってきて植えるも、
結果は同じ事でした。
(赤丸はつか大根とか、つくりやすいと評判の
ニューコメットとか。)
最初は暑さのせいで枯れたのかと思ったのですが、
気温が十分下がっても結果は同じ。
土が良くないのかもと培養土を変えてみても結果は同じ。
すごく評判のいい植物活力剤、フローラHB-101を使っても
結果は同じ。
他の植物と並行して世話する中、
ついに正解にたどり着くことが出来ました。
それは、本当の本当に起訴中の基礎ともいえる事でした。


《フレッシュフィール》とハンギングタイプで栽培
10月25日(日)、
私は新しい栽培キットを取り寄せていました。
非常にお世話になっている聖新陶芸さんのHPを見て、
一番栽培がしやすいと書いてある商品が目に留まりました。
それは「フレッシュフィール」という商品です。
もちろんラディッシュもあります。
下の方に水を入れるスペースがあり、そこから
紐が伸びていて、適宜必要な水分を吸い上げるので
水やりの手間が大幅に省けるというものです。
見た目のさわやかさもあり、購入を決めました。
まずキットの中身を全て取り出して、吸水ヒモがしっかりと
装着されて、下に垂れているのを確認したら、
鉢底シートを敷きます。
その中にゆっくりと培養土を入れていきます。
その培養土に、しっかり水を含ませます。
そして、タネを蒔きます。
フレッシュフィールについてきた
ラディッシュのタネのスペックは
以下の通りです。
生産国 アメリカ
数量 0.3ml
発芽率 20年7月現在85%以上
種子処理 なし
気のせいか、
ベジコンテナのタネよりも幾分大きく感じました。
割り箸で穴を5つ掘って、5粒ほど蒔き、
土をかぶせました。
勿論下のスペースには水を入れました。
ラップをかけ、いつものように窓際の日当りが良く、
植物栽培ライトが当たるところに置いておきました。
このフレッシュフィールの栽培キット
ラディッシュですが、
10月28日(水)に発芽しました。
白姫はつか大根でもそうですが、外で栽培することに
トライしたのです。
なのでこのフレッシュフィールも、エアコンの室外機の上に
置いて、外で育ててみようとこの日から外に出す事となりました。
それと、ベジコンテナの形状こそ、持ち手がついていて
しかも軽いので、ハンギングタイプにうってつけだと思い、
枯れてしまって空いていたベジコンテナに再度ラディッシュのタネを蒔き、
ハンギングで育ててみることにしました。

ラディッシュの間引きのやり方とは?



ラディッシュの間引きのやり方ですが、
フレッシュフィールの場合、5つタネを蒔いて2つに絞りました。
ベジコンテナの場合は5つ蒔いて、中央の1つに絞りました。
もしプランターでラディッシュを育てている場合は、
2回に分けて間引きします。
一回目は発芽が揃ったら、密生している部分を間引きます。
はさみで生育の悪い苗を切るか、
根元を抑えてそっと引き抜きます。
間引き後に、水やりもかねて500倍に薄めた液肥を与えるといいでしょう。
また土寄せも必要に応じて行います。
二回目の間引きは、本葉3枚くらいの頃に、
株間を5センチくらい空けるように間引きします。
この2回目の間引きのあとも液肥を与えます。
以後一週間に一回液肥を与えるといいです。
この間引きした苗は間引き菜といって、食べられます。
お味噌汁の具や鍋に入れるのがおススメです。
ラディッシュに虫が!黒いから天道虫と思って放置した結果。
11月15日(日)の事でした。
ラディッシュの葉っぱに、黒くてつやつやした虫がいました。
これはテントウムシかな?と思って特に何もしなかったんです。
しかし…?奴は…!!
おそらく…!
「ダイコンハムシ」!!!
ラディッシュの葉から向こうの景色が透けて見えるーーー!
可哀想ですが、うどん粉病退治に使っている薬剤で
お命頂戴させていただきました。
ラディッシュの収穫の仕方とは?

基本的には根の直径が2~3センチになったら、
根元を持って引き抜きます。
11月21日(土)
フレッシュフィールの取説には
種まきから2か月ほどで、根の直径が2~3センチになっていれば
収穫可能です、とあります。
それより少し早いけど取ってしまおう!と
見てみると…
ギャーーーーーーーーー!
ラディッシュに亀裂があああああ!!
パックリ割れてます。
しかしここで亀裂ごときでやめるわけにはいきません。
根元をもって引き上げようとすると…
意外と抵抗力が強い!
(↑力が弱いともいう)
無理くり引き抜いたら、間違いなく土が
爆発四散するのは目に見えている…!
なので左右にゆらすように
引き抜いていくと、
ミチミチと音がしたかと思ったら、
細かい根っこに土がいっぱいついてきたーー!
土を丁寧に洗い流すと、
一般に想像できるラディッシュの姿がお目見えです。
この子は大きめだったので、
スープに入れて食べました。
葉っぱも根っこの部分も、
クセはゼロ!
美味しくいただけました。
加熱してしまえば、根が裂けたなんて
気になりません。
この日は、
《赤丸はつか》
《ニューコメット》と、
ベジコンテナに蒔いたラディッシュも
収穫しました。
味に関してはダイレクトに感じるために、
水で良く洗って、塩を撒いて
食べてみました。
どれも大根らしい風味があります。
そして、はつか大根よりは
はるかに辛くない!
でも、葉っぱは、相変わらず苦い(笑)
大根特有の辛味もマイルド化され、
生食しても大丈夫です!
(※個人的感想)
そして赤丸はつかと
ニューコメット。
味は違いがわからなかったのですが、
表面はニューコメットの方が
若干キレイに見えました!
しかしラディッシュの色鮮やかさは
とてもきれいです!
栽培成功出来て良かったです♪

まとめ
結局のところ、ラディッシュの栽培が失敗していた原因は、
「本物の太陽の光が当てられていなかった事」でした。
今までに、ミニトマト、枝豆、ミント、バジル、
アイスプラント、ミニにんじん、いちご。
室内でも収穫が出来たので、大根もラディッシュも
いけると思い込んでいました。
(植物栽培ライトもあるし!)
しかしそれが大きな間違いだと気づきました。
やっぱり出来るだけ本物の日光を当てて育てた方がいいに
決まってるのですね。
それに気づいてからすこしずつベランダを家庭菜園に使用すべく
モノが増えて行っています。
しかし外に出す事のメリットデメリットもあるので、
そこにどう対処していくかです。
(夏に植物栽培ライトの明かりによってくる
虫はホラーそのものです…:(;゙゚”ω゚”):)
では皆様も、ラディッシュは是非直射日光で育ててみてください。
秋口ならそんなに虫も来ません。
丸くて可愛いラディッシュの栽培、
どうぞ楽しんでみてください。
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